貫き咲き誇るボタンの花
「ただいまー」
『『おかえりー』』
たった一日で土地を買ってボロ家を解体して土地を整備して家を建てて内装外装庭全てを使える状態まで完璧に作成し終わった私は、やっとこさ自分の部屋に帰ってきた。
グラちゃんは今は自分の部屋で勉強をしてるらしくて、パーティーを企画しているメンバーしか居ない。
「みんな準備はできた?」
「ワタシはOKだよ!」
「僕も用意できたよ」
「わたしもいい物思いついたんだ!」
「ワシも準備OKなのじゃ」
「ん、わたしもプレゼント、用意した」
って訳で私たちは特に気にすることなく普通に進捗確認をしていた。
「私はグラちゃん用の家を建てる用の土地買ってきたよ、これが利権書の契約書ね」
「さっすがソフィちゃん仕事が早い!」
「どうせ家も建て始めて····· いやもう完成してる?」
「大正解!これが今の様子だよっ!」
「わっ!ほんとにできてる·····」
「やっぱりソフィは頭おかしいのじゃ」
「ん、さっきまでここで寝てた」
私は監視カメラの映像をリビングのテレビに映してどんな感じかをみんなに見せた。
·····今更だけど、ここをパーティー会場にしとけば良かったかも?
まぁもうこのディメンションルームにパーティー会場は作ったから変更する気は無い。
「で、みんなは何を用意したの?」
『『秘密!』』
「だよねー」
カチャッ
「うわヤバっ!グラちゃん来た!」
「みんな隠して!」
「ウナちゃんは時間稼ぎして!」
「もうウェアがやってるよ!」
「扉おさえてるよー」
「ナイスじゃ!各自マジックバッグの中に入れて隠すのじゃ!」
「ん、わたしもかくした」
なんて悠長に話をしてたらグラちゃんが部屋から出てこようとしたので、ウナちゃんからいつの間にか分離していたウェアちゃんに扉をおさえてもらって、その隙に私たちはプレゼントやら計画書を隠した。
「ウェアちゃんもういいよ!」
「はーい!」
「開けなさっ!?きゃっ!」
ウェアちゃんが霞のようにスっと消えると、扉を開けようと思い切り押していたであろうグラちゃんが部屋から転がり出てきて床にベチャッと倒れた。
そして何故か私が怒られて顔をタコ殴りにされた。
◇
ボコボコにされた顔をなんとか回復魔法で元のプリチーな顔に戻した私は、みんなといっしょに寮の食堂へと来ていた。
「今日のご飯は何かな〜」
「なんだっけな〜」
「確かシチューとソーセージと肉野菜炒めとサラダとか目玉焼きだったはずだよ」
「相変わらず多いわね····· 食べるけど」
「たくさん食べれない····· エビちゃんたべてー」
「うむ、じゃがウナも食べんと大きくなれぬぞ?」
「ん、わたしも、多いかも?」
寮の夕食はめちゃくちゃ多く見えるけどいつもこんな感じだから正常だ。
というかだいぶマシな方だ。
酷い時は唐揚げ竜田揚げザンギという唐揚げっぽいやつ3種にカレーとトンカツという化け物メニューだったからね?
ちなみに最近は校長先生と私の共同開発でお米の生産と流通が進んで、寮でもご飯が提供され始めた。
ちなみにちなみに、寮にある炊飯器やご飯を炊くための行程表の作成等は全部私がやったから毎日割と美味しいお米を食べられるようになった。
当然私が土鍋で炊いたご飯の方が圧倒的に美味しいんだけど、寮のご飯も中々良いと私は思う。
「んじゃいただきまーす」
『『いただきまーす!』』
私はまずはお皿にのった茹でソーセージを器用に箸で摘み、ケチャップとマスタードとマヨネーズに付けて齧ると、パリッと皮が弾けて中からジューシーな肉汁が溢れ出して熱いっ!!?
「あぢゃっ!?茹でたてだこれ!!でも美味しい!」
「ほぅ?じゃあワシも食べるのじゃ」
エビちゃんはソーセージをなんか色っぽく官能的に舐め回して周囲の男子の視線を集めた所で、わざとらしくガチンッ!という音を立ててソーセージを噛みちぎった。
そしたら鼻の下を伸ばしてた周囲の男子が急に股を抑えてキュッとして面白かったわ。
·····まぁ私も無いはずのアレがヒュンッとしたけど。
「エビちゃんはいい趣味してるねぇ·····」
「そうか?ソーセージはこうやって一気に噛み切るのが醍醐味なのじゃ」
「酷いや·····」
ちょっと内股気味のフィーロ君がボソッとそう呟いたので、私もフィーロ君に見せつけるようにソーセージを舐めまわして思い切り噛み切ってやった。
そしたら思いっきり内股になってて私は吹き出してしまった。
◇
調子にのった私はソーセージをわざとらしく噛み切るのを見せつけて遊んでたら食堂のオバチャンに怒られたので、今は大人しく普通にご飯を食べていた。
「はふぅ····· 肉野菜炒めもシチューも美味しいや····· ご飯に合うなぁ·····」
「ソフィちゃんは相変わらずご飯好きだね、でもワタシはパスタ派かなぁ」
「僕はご飯派、ご飯にシチューを掛けてソーセージと一緒に食べるのがすっごく美味しいんだよね」
「私もご飯派ね、何故か知らないけど懐かしい感じがして好きだわ」
「わたしはパンかご飯!」
「ワシは何でも美味けりゃいいのじゃ」
「わたしも、なんでもいい」
相変わらずみんなはワイワイ騒いでて一緒にいて飽きないなぁ·····
ちなみに私はご飯とサラダを合わせるのは絶対許せない派だ。
レタスの青臭さとご飯の相性は最悪だと思ってる、レタスチャーハンとかほんとに苦手。
まぁでもサラダはサラダ、ご飯はご飯で食べるなら許せるけど一緒にするのは絶対に許せない、ご飯に対する冒涜だと思う。
好きな人はいるのは分かるけど私は絶対許せない。
とりあえずレタス論争はこの辺りにして、フィーロ君がオススメしていたソーセージ&ホワイトシチュー&ご飯の組み合わせをやってみよう。
「フィーロ君の言ってた食べ方いいね、ソーセージの肉汁とホワイトシチューの味が混ざって美味さの相乗効果を発揮してるわ····· 今度ソーセージたっぷりなシチューでも作ろっかな」
「でしょ!?あっそうだ!僕明日····· あっ、いや明後日はポトフが食べたいな!」
「OK、絶品ポトフ作るから楽しみにしててね!」
「おかしいのじゃ····· シチューが甘いのじゃ·····」
「エビちゃんそれ自分が吐いた砂糖だよ、まぁワタシのシチューもなんか甘い気がするけど」
「またあの夫婦はイチャイチャしてるのね·····」
「あまあまー」
「ん、激あま」
「「夫婦じゃないしイチャイチャしてないっ!!」」
エビちゃんが砂糖を吐いた。
◇
夜ご飯を食べ終えた私たちは、一旦解散して自分の部屋に行き、そこからディメンションルームにやって来て再び集まっていた。
そして今はみんなでお風呂に入ろうとしているところだ。
「むむむ····· 0.04mmくらい大きくなった·····かな?」
「むぐぐ·····ワシは0なのじゃ·····」
私は日課のバストの計測を行うと、なんと0.04mmも大きくなっていた。
まぁ昨日0.1mm小さくなってたから結局-0.06mmなんだけどさ?
「はぁ····· アルムちゃんが羨ましい·····」
「わかるのじゃ·····」
私たちの中で1番成長が著しいアルムちゃんを見ると、ワイシャツ風の服がはち切れそうになっていた。
おっかしいな、アルムちゃんこの前シャツとブラのサイズを大きくしたって言ったばかりだったはずだよね?
「えー?おっぱい大きくても重くて肩がこるだけだよ?ワタシは2人が羨ましいなぁ·····」
「いやいやいや!!全然無い私たちからしたら死ぬほど羨ましいから!」
「のじゃ!!」
「だってこうやってちょっと無理したら·····」
ぐぐぐぐぐぐぐぐぐっ·····
みぢみぢみぢみぢみぢっ·····
パァン!!
アルムちゃんが少し胸を前に突き出した瞬間、アルムちゃんが着ていた主に胸の辺りがパッツンパッツンのシャツのボタンが弾け飛び、豊満な胸がプルルンっの揺れ動いた。
それはまるで草原を跳ねるスライムの如き·····
ゴシャッ!!
「グぺっ!?」
『『そ、ソフィちゃーーーん!!?』』
その揺れ動く双峰に気を取られていると弾け飛んだ、無駄にミスリルを使ってある魔法学校の制服のボタンが私の額を直撃、そして見事に頭蓋骨を貫通して私の頭に綺麗なボタンの花が咲いた。
もちろん私はわけも分からず即死した。
《残りリスポーン回数:2/3》
名前:ソフィ・シュティン
ひと言コメント
「いたたたた····· まじで何が起きたの?·····え?アルムちゃんの乳圧で弾けたボタンが頭に直撃して死んだ?ごめんマジで何が起きたの??????」
名前:アルム
ひと言コメント
「もうやだー!!小さくなってよー!!Iカップなんてやだー!!というかまだ大きくなってるんだけど····· そのうちZとかになっちゃうのかな?!?魔法で何とかならない?」
名前:フィーロ
ひと言コメント
「ほんとはパンが好きだったんだけど、ソフィちゃんが好きなご飯を食べてたらいつの間にか僕もご飯が好きになっちゃった」
名前:グラちゃん
ひと言コメント
「私はソフィ達ほど酷くはないけど大きくも無い、普通サイズといったところね」
名前:ウナちゃん
ひと言コメント
「わたしはグラちゃんよりちょっとおっきいんだ、あとね、アルムちゃんの触るとフニフニしてて楽しいんだよ!」
名前:エビちゃん
ひと言コメント
「うっうっ·····いつになったらワシの胸は膨らむのじゃ····· まさか女になったのは下半身だけじゃったのか?」
名前:ミカちゃん
ひと言コメント
「アルムちゃん枕はサイコー」




