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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第3章 TS賢者はアイを知るっ!?
185/226

魔法決闘 前半戦!



【建国1225年2月7日】


 今日行われる競技は、この大会で一番人気の『魔法決闘』だ。


 対戦システムは昨日と一昨日の『魔法陣営バトル』とおなじでトーナメント式だ。


 そして私たちは均等に決闘をするため、交代で試合をするため1試合あたりで2人脱落して行くシステムにしている。


 1試合目の前半はガヴェイン先輩、後半がパイル先輩


 2試合目の前半はショア先輩、後半はフィーロ君


 3試合目の前半はアルムちゃん、後半はグラちゃん


 4試合目の前半はウナちゃん、後半がミカちゃん


 5試合目の前半はエビちゃん、そして最後は私。


 そんで決勝戦はBブロックの優勝チームとの対戦で、自己棄権した人は強制的に復活させられる総当り戦だ。



 っ感じでやっていくのだけど、私の出番は基本的に明日の最後の最後になるのは確定している。

 よって私は屋台で甘辛唐揚げとかケバブとかポップコーンとかを買い集め、意地と根性で再現したコーラを片手にのんびりと観戦していた。

 大変だったわ、スパイスを色々集めて煮詰めてクラフトコーラ完成させるの·····


 ちなみに、決め手はスパイスよりも柑橘の果汁で·····


 ·····じゃなくて、通常ならば先鋒が1人で5人抜きするのは有り得ない事だったりするけど、私たちはそれが普通だ。


 おっと、ガヴェイン先輩の試合が始まったわ。



 第1試合



『では初め!』


「先手必勝!『斬波』!」


「ぐわぁぁああ!!」


『勝負あり!』


 試合時間たったの5秒。


 ガヴェイン先輩の放った斬撃は相手チームの先鋒を切り裂き、一瞬で勝ってしまった。


 ちなみに斬られた相手チームの人には傷が一切なく、試合が終わると痛みは伝わったのか顔を顰めていたが元気そうだった。


 そうそう、この試合中は神話級の魔導具が使われていて、基本的に怪我をしても即座に治るどころか死んでも生き返れるそうだ。

 でも稀にエラーが発生して怪我したり死んだりする事があるから注意との事だ。



「よし、5人抜きだ!」


「くっ····· そうはいかせないよ!私が6人抜きを食い止めてみせる!」


「はいリタイア、次の選手に回します」


『えっ?』


「·····えっ?」


「じゃあ次の相手はアタクシね、容赦しないわよ?」


「えっ?えっ?」


『えっ?あっ了解しました、ガヴェイン選手が棄権するとの事なので、選手がパイル選手に変わります!では第6試合開始!』



 おっと?

 なんか勝気な魔法使いの女の子が意気揚々の挑もうとしてたけど、ガヴェイン先輩が交代しちゃった。


 なんか·····ドンマイ?



 そして彼女はキノコ神拳を覚えたパイル先輩に捕まり、パイルドライバーを食らって気絶していた。

 あっ、パンツ見えてら·····


「せんぱーい、その子のスカートちゃんと戻しといてくださーい!」


「あらごめんあそばせ?」





 第2試合


 試合が始まる直前でパイル先輩が棄権、そしてキュルキャピ☆してるショア先輩が出てきた。


 対する相手は幸か不幸か、隣国のアロガンス魔法学園チームだった。


「くらえー☆キュルキャピッ!!」


「キャピーン!!?」


 そして彼女は相手チームが割とあくどい手段を取っているにも関わらず全員ティンクル☆して行ってあっという間に5人抜きしてしまった。




「そりゃっ」


「ぎゃっ!?」


 そして後半はフィーロ君だけど、もう····· なんというか、嫌いなヤツらなのに同情したくなる感じだった。


 フィーロ君は魔法を操作して的確に相手の弱点を突いて倒して行く。

 例えば目をマジックバレットで撃ち抜いたり、男相手なら股間を狙ったり首を撃ったり、鳩尾に強い衝撃を加えて気絶させていた。


 アレは相手してると相当嫌だろうなぁ·····


「くそ!死にやがれ!」


「よっと、そんな魔法じゃ僕には勝てないよ?勝ててもソフィちゃんには絶対に適わないね」


「おー煽ってるなぁ·····」


 今は相手のキャプテンと戦っているが、フィーロ君は遊びまくっている。

 もちろんフィーロ君は無傷で相手のキャプテンはボロボロだ。


「ソフィちゃん解析おわったー?」


「終わったよー!OKだよ!」


「了解!『マジックエミュレータ:マギ・レールガン』」



 ズドォン!!



「ぐペっ」


 フィーロ君は私でもやったことの無い、人に向けてマギ・レールガンを発射する事をいとも容易く行った。

 エグいわぁ·····


 まぁ当たったらゲームみたいに体が光になって消え、フィールドの外に再出現するから大丈夫なんだけどね。


 ちなみにこの魔道具の解析結果はなかなか面白かった。

 どうやら元々ダンジョンのコアだったらしくて、それを応用したこの世の法則を塗り替えるようなシステムを使ってるらしい。

 ·····要はアカシックレコードの『死亡』に関する欄がこの辺りだけ書き変わっているようなのだ。


 そんで、たまに死者が出ていたのは自爆していたかららしい。

 というのも、設定を見てたら『他殺に限り復活する事が出来る』となっていて、自爆に関しては普通に死ぬという事が判明したのだ。


 そーゆーことね·····

 安心したわ。





 第3試合


 次はアルムちゃんの番だ。


 ·····が、特に見所もなく終わった。



「なにおっぱい見てんだー!!」


「グワーッ!!」



 相手チームは男子校だったらしく、アルムちゃんのたわわに実ったメロンをガン見しては後頭部に岩を撃ち込まれて気絶するという事を5回繰り返した。



「っざけんな!!私だって、私だって胸あるもん!」


「イヤーッ!!」


 後続の男子はグラちゃんの胸を見て明らかにガッカリしていた、それを見たグラちゃんは本気でキレて相手を氷漬けにしたり氷塊で押し潰したりと、結構エグい攻撃をして快勝した。


 いや、最後のやたらゴツい魁!男子校!っぽい雰囲気な人だけはギャグみたいに体温がめちゃくちゃ高かったらしく氷漬けにできなくて苦戦してたけど、氷の次に得意な水魔法で何とか倒していた。



 そんなこんなで、今日の試合は終了して明日は第4試合と第5試合をする予定だ。



「みんなお疲れー」


「はぁ·····ホントに疲れた·····」

「僕は楽しかったよ?」

「私も疲れたわ·····」

「なかなかいい試合ができたぜ」

「アタクシも楽しかったですわ」

「ショアも楽しかったよっ☆」


 今日試合があったメンバーに労いの言葉を送って、私たちは宿泊所に帰る····· 前にちょっと早い夕飯を食べると宿泊所に戻って最終日の作戦確認を行った。



名前:ソフィ・シュテイン

年齢:12歳

ひと言コメント

「やっぱり上になってくると相手が強くなってきてるような感じだねぇ····· あぁ甘辛唐揚げが美味しい、ビールが飲みたいなぁ·····」


名前:アルム

年齢:12歳

ひと言コメント

「ワタシの相手したチーム、なんかすっごいゴツくて熱気が凄かった·····」


名前:フィーロ

年齢:12歳

ひと言コメント

「マギ・レールガンは絶対に人に向けないって改めて誓った、あれは人に向けていいものじゃないね」


名前:グラちゃん

年齢:11歳

ひと言コメント

「最後の人、あまりにもゴツすぎて熱さが伝わってきたわ····· 本当に10代なのかしら?まさか暑すぎて氷を溶かしてしまうとは思わなかったわ」


名前:ウナちゃん

年齢:12歳

ひと言コメント

「明日はわたしの番だよ、みてね?」


名前:エビちゃん

年齢:12歳

ひと言コメント

「ふむ、明後日のレースに力を入れる気か·····」


名前:ミカエル

年齢:12歳

ひと言コメント

「ねむむ·····」


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