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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第3章 TS賢者はアイを知るっ!?
182/235

魔法競技大会はダイジェストでお送りします



【建国1225年2月3日】


 今日は連射力の計測日だけどダイジェストでやって行くよ☆


 今日計測に使うのは感知結界の魔道具で、かなり等級が高く通過した物の量を表示してくれる機能があるようだ。

 そんで、1分間魔法を連射したときの結界の通過量が成績になるそうだ。



「まずはガウェイン先輩!頑張れ!」


「おう!任せろ!!」


 ガウェイン先輩は私の包丁を目にも止まらぬ速さで振り回し、前方に魔法の斬撃を飛ばしまくっていた。


 記録は72回

 1秒に1回以上切れるあたり彼の力は実は凄いのかもしれない。




「では次はアタクシですわね、全力でラッシュしますわ」 


「うん!頑張れ!キノコの心を忘れるな!」


(((キノコの心って何?)))



 彼女は私の教えたキノコ神拳を使って神速のパンチを繰り出して短距離に届く嵐のようなパンチの残影を飛ばして攻撃!


 パイル先輩の使ったキノコ神拳はパンチを魔力で遠くまで飛ばす魔法?で、彼女の本気のパンチは嵐のように残影を飛ばして行った。


 記録は1015回だった。




「んじゃギーク先輩!頑張ってください!」


『任せてー☆キュルキャピっ!!』


 彼····· いや彼女はちょっと魔道具が壊れてキュルキャピ☆ティンクルピンクから戻らなくなってしまったが満足そうな顔をしている。


 いやね?

 なんか変身ポーズが気に入らなくて鏡の前で何度も変身して試してたら魔導具がぶっ壊れて、元々の陰キャオタクっぽい姿から、ショア・フレグランスの姿になっちゃったみたいで·····


 で、どうやってもギーク先輩の姿には戻らなくて私も元の姿を覚えてる訳もなく、どうしようか話し合ったところ·····


 本人が『頼むからこのままで!このままでたのむでやんす!!』とクール系女子な姿で元のギーク先輩の口調で頼んできたから、もう諦めてそのままにしてあげる事にした。


 で、校長先生にも同じように頼み込んだらしく、学籍も『ギーク』から『ショア・フレグランス』へと変更されたりと、凄まじいオタクの執念を感じる出来事が起きてきた。



 そして彼は·····


 いや、彼女はキュルキャピ奥義が1つ『キュルキャピ☆フルバースト』を使った。

 これは1発の極太キュルキャピビームとそれを取り巻くキュルキャピ☆シューティングスターが周囲を攻撃する範囲攻撃魔法だ。


 記録は脅威の6667回だった。




「わ、わたしがんばる!」


「頑張ってウナちゃん!例のアレなら大丈夫!」


「うん!」



 ウナちゃんはいつも通り手を身体の前で合わせて合掌し、少し手を開くとその手の間に白と黒の光の玉が生まれて激しく渦巻き出した。


 それを握り潰して前方に向けると、白黒光線が分散して物凄い事になった。

 地面が猫に引っ掻かれたみたいになってるからマジでエグい、光の散弾とは正にこの事だろう。


 その記録はさらに増えて約1万5千回だった。

 ぶっちゃけアレやられたら耐えられる気がしない、ランダムに飛来する触れたら消滅する光線とかヤバすぎる。



「じゃあ次はワタシだね!この為に新しいの考えてたんだ!」


「おっ!じゃあ見てるよ!がんば!」


 今度はアルムちゃんの番だけど、何やら自信満々に新しい技を考えたと言ったので楽しみだ。


 そんで彼女が放ったのは普通の岩石魔法だったが、結界直前で大爆散!何千もの細かい石の破片になって前方に飛び散った。

 アレだ、例の不安定化魔法を使ってクラスター爆弾とか手榴弾とかと同じ感じで細かい破片で相手を傷つけるのに特化した爆弾だ。


 それを超連射した結果、記録が5万を超えた。




「·····その、私もアルムと同じなのよね」


「マジで?」


 今度はグラちゃんだったけど、どうやらさっきのはアルムちゃんとグラちゃんが共同開発した魔法らしくて全く同じ物を氷でやっていた。

 記録もあんま変わんない5万2000だった。




「ん、がんばる」


「がんばれー」


 お次はミカちゃんの番だ。

 実はミカちゃん、単発の威力は得意だけど連射に関しては苦手らしい。


 だけど結界を重ねていたのが幸をそうしたのか、1発で記録が10万になって満足してやめてしまった。

 ·····えっ?あの結界攻撃単発でそんなに結界重ねてんの?




「僕の番かぁ····· 自力だとキツかっただろうなぁ·····」

「大丈夫だよ、私がついてるから」


「うん、頑張るから見ててね」


 ラスト3人のうち最初に出てきたのはフィーロ君だ。


 彼は私の必殺魔法『サンダーボルト・アヴェンジャー』を呼び出して、しかも弾丸をちょっと変えて飛んでる途中で分裂するクラスター爆弾っぽくして1分間の全力掃射を行った。


 その結果は12万、中々エグい事をするなぁ·····



「じゃあ次はワシじゃな」


「がんばえー」


 ブービーはエビちゃんだけど、今日のエビちゃんはなんか違った。

 呪文も一切唱えず背後に物凄い量の黒紫色の魔法陣を展開すると、一斉射撃を開始した。


 その後はもう地鳴りが1分間止むことは無かった。


 記録は50万、恐ろしい実力だ·····というかエビちゃんが昨日より明らかに強くなってる、昨日食べたアレが原因としか考えられない。



 まぁそれはいいとして·····




「大トリは私だー!!いっくよー!!多重起動『サンダーボルト・アヴェンジャーズ』ッ!」



 私の発動した魔法は大軍勢用の魔法で、頭をアホにして作った純粋な物量によって圧倒する魔法だ。

 通称『耕運機』と私が呼んでいる通り、地面に当たると一瞬で樹木も岩石も関係なく耕してしまう。


 その仕組みは凄く簡単だ、A-10攻撃機に搭載された機銃GAU-8を模して魔法で作った『サンダーボルト・アヴェンジャー』を100個並べて一斉射撃するだけだ。

 もちろん消費魔力は100倍だし同時発動してるのでもっと使うけど、自然回復の範囲内だ。



「いけぇぇぇえええ!『一斉射撃開始』ッ!!」



 その射撃で発生した音を私は擬音で表せなかった。


 例えるならヴァー!とドガーン!とゴギャ!とズドド!とドゥルル!とか、エグい音が一度に聞こえてくきた。



 そして魔の1分間が終わると、地面はフッカフカに耕されていた。


 記録は·····


「100万か····· ちょっと少なかったかな?」


『『多いわ!!!』』



 いや少ない、もっと本気出せばよかったわ。

 人目を気にして本気を出さなかった事をちょっと後悔した私であった。







【建国1225年2月4日】



 次の日の芸術部門の結果だけど、この後の3競技が盛り上がりすぎて時間が無くなったから結果だけ発表するよ!




《優勝》

 ソフィ・シュティン


 花火魔法『5尺玉花火:大桜』



《準優勝》


1人目


 フィーロ


 花火魔法『4尺玉花火:大星雲』


2人目

 クリュサオル


 勇者魔法『正義の剣』



《準々優勝》


1人目

 ギーク


 キュルキャピ奥義『キュルキャピ☆メテオシャワー』



2人目

 セシリア


 神聖魔法『聖女の祈り』





 結果の感想だけど、クリュサオルさんことエンシェンオースト連合王国の勇者候補さんの記録が凄かった、私でさえ見惚れる程の美しい剣戟だった。

 そして準々優勝のセシリアさんはクリュサオルさんと同じエンシェンオースト魔法学園の人で、なんでも既に世界最高峰の聖女になってるすんごい人らしい。

 しかも半分天使化してて死人を生き返らせられるものすんごい魔法も使えるんだとか、光の翼を操る力もあるとか、明らかに強すぎるチート能力者だ。


 そして私の『5尺玉花火:大桜』は私の日本を想う気持ちを表現した特大の大花火だったし、物凄い派手にやったからもちろん優勝した。


 これで私は4競技で優勝したので個人優勝が確定となった。



名前:ソフィ・シュティン

ひと言コメント

「あぁ忙しい!マジで忙しい!競技の直前練習にグラちゃんの誕生日パーティーの準備に漫画の締め切りが!!それと尺が!予定が!!あああああああ遊びすぎたぁぁぁあああ!!!」


名前:アルム

ひと言コメント

「ソフィちゃんが焦りまくってるの面白いなぁ」


名前:フィーロ

ひと言コメント

「やっぱり僕思うんだ、ソフィちゃんってもう1人で世界征服できるよねって」


名前:グラちゃん

ひと言コメント

「魔法が被ったから全力でやったら疲れたわ·····」


名前:ウナちゃん

ひと言コメント

「さいきん白黒魔法が強くなってきたんだ!」


名前:エビちゃん

ひと言コメント

「ふっ····· ワシの魔法も凄いじゃろう? これが本当の魔神魔法なのじゃ、マジで凄いのじゃ!」


名前:ミカエル

ひと言コメント

「ほんきだしたら、ソフィちゃんに勝ってた」


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