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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第3章 TS賢者はアイを知るっ!?
171/228

魔法競技大会の作戦会議っ!


【建国1225年1月25日】


 今日は魔法競技大会開催1週間前という事で、私たち選抜メンバー10人と校長先生を含む教師5人による最終打ち合わせを校長室で行っていた。



「では、これより作戦会議を開始する」


『『はいっ!』』



 なぜか校長先生はメガネを掛けて机に両肘を立てて寄りかかり両手を口元に持ってくるという見た事のあるようなポーズをしていた。


「·····と、カッコつけたけれどやるのは競技の順番決めよ」


「·····」


「そんな目で見ないで頂戴?おほん、まずは前半4競技、『飛距離』『威力』『連射』『芸術部門』、この4つは特に順番を決める必要性は無いけど、後半に行くにつれて成績が高い方が盛り上がるから、成績の高い子は後ろよ」



「了解です!私は全部1番最後ですね!」

「ワタシはバラバラかなぁ」

「僕は6〜9かな?」

「私は飛距離と芸術は得意ね」

「わたしは威力はとくいだけど、みんなが強い·····」

「ワシは後半じゃな」

「わたしは、だいたい9ばんめ?」

「俺はほぼ最初だな····· くそっどうなってんだ」

「アタクシもほぼ最初ですわね」

「拙者は芸術に関しては中間まで行けそうでやんす」



 なんてワイワイ話していたが、ちゃんと校長先生が順番表を作っていた。

 うん、私は全部最後だったわ。

 意外だったのはフィーロ君が結構私の近く、つまり最後の方に居た。

 多分ユニークスキルの使用前提なのだろう。



「じゃあ次からが本番よ、まずは障害物リレーの走順を決めるわ」



 そう言うと先生は何やら丸まった紙を広げた。



「コレが今年の障害物リレーの地図よ、コースは私が作成したからどこがどうなってるか説明も出来るわ、ただしこれは極秘情報よ」


「ふんふん····· は!?」


 私は地図のデータを『アカシックレコード』に取り込んでおいた。


 そこにはえげつないコースが記されていた。


「今年は例年に比べて難易度が異常よ、はっきり言って考えた奴はアホよ、·····原案は国王だけど」


「えっ?これ海の上渡りません?」


「渡るわよ?」



 そのコースは現代日本で例えると·····


・東京都杉並区あたりがスタート地点

・そこから東に向かって走り皇居付近にある王城のお堀を通り東京駅のある丸の内側を南に向けて方向転換

・そのまままっすぐ進み、アクアラインの東京側入口辺りまで行く


・最終走者は幅30kmもあるサークレット湾(東京湾)を対岸まで生身で泳がずに妨害を受けながら海面を走る

(なお記録は何km渡ったかなので渡りきらなくても良い)



 最終走者にたどり着くまで60km近くあるが、今年は起伏の少ないコース故に距離が伸びているらしい。

 ちなみに途中にはとんでもなくデカい魔法製の岩山や泥濘地帯に大きな河川など様々な障害物があるらしい。


 コースの概略は·····


・第1走者

 平野部直線勝負


・第2走者

 妨害&都市近辺(見せ場1)


・第3走者

 森林&魔物


・第4走者

 王都突入&王城前のメインエリア

 (国王がここを見てるそうで、優雅に走る必要があるらしい)


・第5走者

 王都脱出


・第6走者

 砂浜&波浪等の妨害


・第7走者

 巨大な岩山


・第8走者

 荒れ地


・第9走者

 泥濘&川渡り


・第10走者

 海渡り




 ·····これ酷くね?



「とりあえず私は最後の海渡りをやります」


「だろうね、渡るのソフィちゃんくらいしか無理なんじゃないの?あっ私は王都を抜けるとこでいい?」


「僕は荒野にしよっかな」


「ふむ?岩山は1500mか、ならばワシがやるのじゃ」


「おじーちゃんの前はわたしやる!頑張ってるところみせたいもん!それにテキトーに走ってもわたしなら許されるから!!」


「じゃあ私は川渡りにするわ」


「ん、わたし、最初やる」


「俺は砂浜をやるぜ、ああいう所を走るのは得意だからな」


「アタクシは都市近辺ね、任せなさい」


「では拙者は人工森林でやんすね」



 という訳でアッサリと走者が決まった。

 とりあえずまとめるとこんな感じかな?


・第1走者

 ミカエル


・第2走者

 パイル・ド・ライバー


・第3走者

 ギーク


・第4走者

 ウナ・ウェア・ラ・サークレット


・第5走者

 アルム


・第6走者

 ガヴェイン


・第7走者

 エヴィリン・アマイモン・ファゴサイトーシス


・第8走者

 フィーロ


・第9走者

 グラシアル・ド・ウィザール


・第10走者

 ソフィ・シュティン



 あとはみんなに作戦も聞いたが、みんな奇想天外な方法でクリアしようとしていたので楽しみとだけ言っておくことにする。





 障害物リレーの走者や作戦が決定したので、次は魔法陣営バトルの作戦会議に移行した。


 今回は先生ではなく、私が指揮を執ることになった。

 なかよし組の正確な実力を把握してるのは、リーダーの私だけだったからだ。



「まず私とミカちゃんが試合開始開始と同時にクリスタルに結界を多重に掛けて保護をします、それが約0.1秒ほどなので注意してね。あとは私、ミカちゃん、エビちゃんは出たら即クリアしちゃうから、試合開始から5分が経過するまで攻撃を仕掛けず、みんなが程よく拮抗するくらいな感じで相手チームと戦ってください、そんで5分経ったら私たちが動き出して()()()()|ます、んで一通り盛り上がったら一気に3人でズドン!って作戦で行くけど、異論は?·····無いね、じゃあこれで決定!」


『『了解っ!』』



 ぶっちゃけ私とミカちゃんとエビちゃんは1人でも相手を圧倒出来るけどそれではつまらないしあんまり盛り上がらない。

 1回くらいは瞬殺してもいいけどね?


 なのでまず私たちはクリスタルの保護と仲間の支援に徹する。

 そして試合時間は30分なのだが、相手チームに『5分後に殲滅するから全力で掛かってこい』と煽り、私の上に魔法でカウントダウンを表示させる。


 んで、その間にみんながクリスタルを全破壊or相手選手を全員リタイアさせたならそれでよし。

 リタイアしなかったら私たちが動き出して遊び始めて公演開始、1分経過したらトドメという流れだ。



「じゃあ、あとのみんなはオフェンスだから頑張って攻撃しまくってね!あと私は腕が無くなっても再生させられるレベルの回復魔法があるから安心してね!」


『『OK!!』』


「じゃあ本番がんばろー!!えいえいおー!」


『『おー!!』』





 んで、最後の決闘に関しては強さ順という事になった、もちろん私は最後だ。


 ぶっちゃけ私の出番は無いと思うのでダダを捏ねた結果、1試合で2人リタイアして決勝の最後は私が戦えるようにした。


 で、リタイアした人は次からの試合には出れずどんどん人数は減っていく。

 まぁ決勝戦は全員復活してやれるみたいだから好都合だ。


 ちなみに決闘はトーナメント式で世界から64の学校が集まるので試合回数はピッタリ5回、故に決闘で5人倒したらリタイアすれば最後は私が戦える計算だ。



「よしじゃあこんな感じでいいわね?異議はない?」


『『大丈夫です!』』


「では本番も頑張るわよ!!」


『『おー!!』』


 魔法競技大会まで残り1週間。


 私たちは最後の追い込みを始めた。



名前:ソフィ・シュティン

ひと言コメント

「海渡りの秘策?バシリスクよりずっと速い!!」


名前:アルム

ひと言コメント

「私の秘策?胸をサラシで固定するつもりだよ!」


名前:フィーロ

ひと言コメント

「僕の秘策はソフィちゃんが仕込んだのを再現するだけだよ?」


名前:グラちゃん

ひと言コメント

「私のは秘策というか凍らせるだけよ?」


名前:ウナちゃん

ひと言コメント

「わたしの秘策はねー!ひみつ!でもおじーちゃんの前でも気にせず走れるからみんなより早いとおもうよ!!」


名前:エビちゃん

ひと言コメント

「ワシの秘策?1500m程度なら軽くジャンプすれば良いのじゃ、なんなら魔法で消しても良いのじゃ」


名前:ミカちゃん

ひと言コメント

「わたし?めんどくさいから、すぐおわらせる」

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