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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第3章 TS賢者はアイを知るっ!?
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ゴブリン鏖殺せよ慈悲は無い


 魔法学校の西にある森の中で、人の少女が縦横無尽に駆け回っていた。


「あははははは!!消えろ潰れろ切れろバラバラになれちぎれて死ねっ!!」


『ごぶぃー!!!』

『ビギァー!!』

『コギュー!』


 グジァ!

 メギュッ!

 ブヂュッ!


 あぁ楽しい!

 私が包丁を振るだけでゴブリンが何匹も物言わぬ肉塊になって血の雨が降り注いでくる!!


 やっぱり無双ゲーは楽しいわ!

 いや、それ以上だ。


 画面の向こう側じゃない、マウスやコントローラーを動かしてるんじゃない。

 この目で、この手で、数えきれないほどの敵をバッタバッタと薙ぎ倒すこの快感はゲームじゃ味わえないっ!!


『ゴギァギグキギギ!』


「みぃつけたっ☆」


 遠くに明らかにガタイの良い上位種のゴブリンが居て、何やらゴブリン達に指示を出していた。


「ねぇ何命令してるの?私と戦お?」


『ゴァァアア!!?』


「無駄だよ?ザコは全員死んだから」


 私は一瞬で周囲にいたゴブリンを殲滅し、2mくらいある巨大なゴブリンの後ろに回り込んでいた。


 しかしゴブリンは対応してきて一瞬で大斧を振り下ろしてきたが、私は片手で受け止め逆に包丁で腕を切り落とした。


「弱い弱い弱い弱い、味気が無さすぎる」


『ギギァーッ!!』


 腕を切り落とされたゴブリンは反対の手でぶん殴って来たが、それも軽々受け止めて包丁で切り刻み、サイコロステーキにしてしまった。


「あはははははっ」


 私の全身に血が降り注ぎ、私の綺麗な髪と体は真っ赤に染まった。

 しかし、そんな中でも私の美しい水色の瞳だけは綺麗に輝き、笑い声が響いていた。



 後の『血塗れの賢者姫(ブラッディ・ソフィ)』伝説の始まりの瞬間であった。



「ねぇ、そんなんじゃ前菜にもならないよ?」



 私は首をぐりんと回し、木々に隠れて見えない、ゴブリン基地の本陣に居る一際大きいゴブリンジェネラルと配下達を見据えた。





〜その頃のなかよし組〜



「あっゴブリンみっけ」ヒュンッ

\ゴブー!?/


「うわやられた!うーん····· なんかゴブリンの数が少なくなってきてる·····」


「居たわ!くらえアイスバレッ」


\ズッドォォォオオオオオオンッ!!!/


「ひみゃー!?」「みゃひー!?」


 森の周囲から徐々に撃ち漏らしのゴブリンを討伐していたメンバー達だったが、明らかに撃ち漏らしの数が減っていき、逆に周囲の被害が増えていって居る事に気がついた。


 そしてその惨状を引き起こした張本人の片割れが現れた。


「ふはは!!ゴブリンは!ゴブリンはおらぬか!!·····およ?お主らはなんでここに·····」


「ぎゃぁぁあああっ!!血濡れのお化けでたわぁぁあ!!!」


「·····ん?エビちゃん?」


「うむ!ワシはエビちゃんなのじゃ!·····違う、ワシはエヴィリンなのじゃ!!くっ、自認までエビちゃんになってきとるのじゃ」


 飛び出してきたのは全身を真っ赤に染めた魔族の少女エビちゃんだった。


「のうお主ら、ゴブリンは見なかったか?明らかに数が減っておるのじゃ」


「だめだね、こっちも明らかに数が減ってる」


「むぅ····· 何処かに戦力が集中してるのじゃろうか·····」


「いやソフィちゃんしか居ないでしょ?」


 ズッドォォォォオオオオオン!!


「ほらね?」


 遠くで何やら途轍も無い爆音が鳴り響いた。

 あんな事をできるのはソフィくらいしか居ないと皆は納得した。




 私はゴブリンジェネラルの元に刃渡り1.5mもある包丁を担ぎながら歩いて向かっていた。


 周囲には物凄い数のゴブリンがひしめき合っているが、ゴブリンジェネラルは頭どころか数倍もデカくここからでも見えていた。


『ニンゲン コロセ!』


「おっおっ?やるの?じゃあ行くよ?」


 ジェネラルが指示を出すと周囲に居た騎士みたいな粗末な鎧を着たゴブリン達が隊列を組んで私に進行して来た。

 その隊列は見事で、基本的にアホなゴブリンがここまで綺麗に並ぶと壮観だ。


 多分普通の冒険者たちだったら確実に死人が出てたな。

 ユンユンユユン氏でギリ一人でなんとか対処出来るかな?ってレベルだ。


「ねぇ知ってる?ボーリングって」


 私は地面を蹴り飛ばし高速で接近した。

 あまりの衝撃で地面にはクレーターが出来たがその場所に私はもう居ない。


「オルァ!!」


『ブギャッ!?』


 隊列の先端に居るゴブリンをぶん殴ると後ろのゴブリンも倒れ·····

 やべ、先端のゴブリンが爆散しちゃった☆


 まぁ後ろの奴が爆散したゴブリンで怯んで爆散した勢いで転んだからセーフ!


 次はストライクを狙うよ!

 ·····まぁ、次はストライクじゃなくて


『ゴブブー!』


「ふっ!ホームラーンッ!!」

\カキーンッ!!/


『ゴァバ』


 ドバァンッ!!


 私の『ツナギリ』の峰がゴブリンに直撃、ゴブリンは体をくの字に曲げるどころか真っ二つに折れて吹っ飛んで行った。

 うーんホームラン。


 だってストライクだと通り過ぎちゃうからね☆


 だがそんな爆散した仲間を無視して後続のゴブリン達が私に殺到した。

 だが私はそれを切り裂き殴り撃ち抜き殺していく。


 1発で1殺どころではない、私が攻撃すれば一撃で何匹も死んでいく。


「束でかかっても無駄だよ?」


『グブブ····· オマエライケ!!』


 へぇ?

 強いやつを出すんじゃなくて残ったザコ共をまとめて私に仕向けるんだ?


 まぁたしかにまとめて数百匹くらいかかってくるとキツいよなぁ·····

 それに私を盾を持ったゴブリンが囲んで攻撃を防ぐ完璧な布陣だ。


「でも私が倒しきれないとでも?『サンダーボルト・アヴェンジャー』」



 ヴァァァァアアアァァァァアアアアッ!!!



 最強の撃滅魔法サンダーボルト・アヴェンジャーを放つと、強固な盾を持っていたゴブリン達でさえ一瞬で爆散して赤いシミになった。


 私の腕より大きい、もはや砲弾と呼ぶべきサイズの弾丸を雨あられのように打ち出す撃滅魔法だ。


 現代兵器でもコイツに耐えられる装甲持ちはそうそう居ない、ましてやゴブリンが手で持った粗末な盾なんて無いも同然だ。


「んふふふふふ····· 現代兵器の科学力は世界一ィッ!」


 そのあまりの威力に、周囲にあった木々はゴブリン諸共木っ端微塵になり、真っ赤な広場ができてしまった。

 ゴブリンの赤の広場····· 言ってて寒くなってきたしやめたやめやめ。


「じゃあボスラッシュしよっか?」


『クソ····· オマエ ナニモノダ·····』


 相手は10体


・ゴブリンジェネラル1匹

・ゴブリンシャーマン2匹

・ゴブリンナイト3匹

・ハイゴブリン4匹


 なんかこう書くと弱そうだが、強さはハイゴブリンで冒険者ランクCのパーティが1匹相手するのが限界というレベルと書くと強さがよく分かるだろう。

 フツーに強いからね、このクラスになってくると。



「まとめてやる?1匹ずつやる?まぁみんな死ぬんだけどね!んふふふふっ!!」


『ヤレ!コロシテシマエ!!』

『ギギャー!』


 さぁ!

 楽しい楽しいバトルの時間だよっ!



名前:ソフィ・シュティン

年齢:12歳

ひと言コメント

「んふふふふふ·····!!数はもう十分すぎるくらい減らしたからね、後はメインディッシュで遊んでてもいいよね!」


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