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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第3章 TS賢者はアイを知るっ!?
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新装備の実戦性能テスト


 私たちはメカメカしいデザインのアーマーを着用して、巨大ながしゃどくろマシーンのいる格納庫の前で突入のタイミングをうがっていた。


 ついでに、戦闘の様子などを暇しているであろうなかよし組のみんなに見せるためライブ配信を開始した。


「·····よし繋がった!みんなー!これが新装備だよっ!今は魔王城の地下12km付近に居て、新装備が完成したからそこそこ強そうな魔物でテストするところだよ!」


「うむ!ワシのはどうじゃ?ワシのは『黒戦乙女:竜』という名前の鎧なのじゃ!」


「私のは『機械乙女ノ星鎧』って言うオリジナルのアーマーだよ!エビちゃんのはここの施設で作った装備で、私のは自作したんだ!」


『何それかっこいい!!2人とももっと見せて!というか僕になんかお土産!機械っぽいのお願い!』

『ちょっ!?フィーロ君画面に近いっ!ワタシたちが見えないからっ!』

『妙な鎧ね、あまり見ない形な気がするわ、というかソフィの露出度が酷いわね、防御できてるのかしら?』

『ふたりともかっこいいー!』


「私のは透明な結界で守られてるから、こう見えても防御力はエビちゃんのより高いよ!」


『まって、胸当ての所どうなっ·····!?うわぁっ!?そ、そこ透けてるのどうなの!?ダメでしょ!!』

「·····ア゜っ、こここここ今回はっ、ブラ着けたままだっただけで本当はノーブラで着用するから見えないから大丈夫だよっ!!」

『なら良····· くないよ!ちゃんとつけてって僕いっつも言ってるじゃん!!』

「えー·····」


「·····そろそろ砂糖が出そうじゃから割り込むぞ、機械なら彼奴なんかどうじゃ?機械でできたスケルトンなのじゃ」


『アレはデカすぎる····· けど、なんかカッコイイ!』


「うーん····· じゃあ後でここの装備製作所で適当な武器でも作っちゃうよ、魔法があんま使えないフィーロ君用の武器とかありそうだからね!」


『ありがとうっ!!』


「じゃあ見ててね、いまからアイツ倒してくるっ!」


『『頑張れー!!』』



 という事で、がしゃどくろマシーンの討伐ライブ配信を開始するとしよう。



「じゃあ作戦は2人で一気に足元まで突撃して、2人同時に足を切断、あとはコアを探しながらフルボッコにするでいい?」


「いや、どうせなら格闘もやってみたいのじゃ、足を切断するのは暫くあとでも良いと思うのじゃ」


「よしおっけ!じゃあ生き返れる私がまずはアイツの実力を見てくるね!エビちゃんは援護お願い!」


「うむ!任せよ!」


 という訳で作戦も決定したので、私たちは行動を開始した。


 まずは私が部屋の中にフルスピードで突っ込んで、がしゃどくろマシーンとエンカウントする。


「じゃあ行ってくるっ!!フルバーストっ!!」


 ズダンッ!!


 私は腰と背中のブースターを後ろに吹かして、文字通りロケットスタートで部屋の中に飛び込んだ。


『ーーーーーーーー!!』


「どりゃっせーいっ!!」


 ベギョッ!!


 そして高速で近付いてきた私に即座に反応したが攻撃まで行けなかったがしゃどくろマシーンの足に向けて仮面ヒーローの如き飛び蹴りを喰らわせると、金属が激しく軋む悲鳴のような音を上げながらがしゃどくろマシーンが吹っ飛ばされた。



「·····なにこれやっば」



 私はバランスを崩せたらいいな、程度に勢いで飛び蹴り食らわせただけなのに、がしゃどくろマシーンはきりもみ回転しながら遠くまでぶっ飛んで行って壁に激突してパーツをボロボロと落としていった。


 いやほんとヤバいわこれ、さっき駆け出した時も50m以上は離れていたはずのここまで数歩で一瞬で来てしまった。

 だとすると、これのパワーアシストの性能がとんでもない事になってるとしか考えられない。


「ふんっ」


 メギョッ!!


「ふぁっ!?」


 私はさっきガシャドクロから落ちた金属のパーツを掴んできゅっと握ってみると、フライパンより分厚いめっちゃ硬い謎金属パーツがアルミ缶を潰すが如くグッチャグチャになって潰れてしまった。


 しかもヤバいのは、これ潰した方の金属もめっちゃ尖ってて素手だったら皮膚がズタボロになるはずなのに全く痛くなかった。


「うん、やっぱり痛くない!これだったら格闘とかもやりやすいかも!」


『ーーーーー_ー_ ̄ーー!!!』

 ガシャン!

  ガシャンッ!!


「おっ、帰ってきた!」


「次はワシじゃぁぁあああっ!!」


 ズガンッ!!


『——-_=__—-!!!』


 ガッシャーーーンッ!!


 今度はエビちゃんがスラスターから吹き出す赤い光の軌跡を残しながらすっ飛んで来て、ガシャドクロの側頭部をライダーキックで蹴っ飛ばした。


 そして蹴っ飛ばされたガシャドクロはバランスを崩して倒れてしまった。


「うわぁ、エビちゃんも強くなってる」


「ふむ、5倍近いパワーが出ておるのじゃ、·····じゃがちと耐久が足らんのぅ、魔王のパワーで動かすと壊れそうなのじゃ」


「おおお!私のもかなり倍率が上がってるよ!それと耐久面に関しては帰ったら改良してあげるから安心していいよ!」


「お主のも見ておったのじゃ!?まぁスピードが加わっておるのはいえ、半端じゃないパワーだったのじゃ!」


「だよねっ!これ本気で殴ったらヤバいかも!」


「うむ!では次は·····」


「パワーだね!」


『—_-:=— ̄/—_|┘┌—-!!!』


 ガッ!!


 私たちが談話している隙にがしゃどくろマシーンは立ち上がっており、蟻のように小さい私たちを踏み潰そうとしてきていた。


 コイツはただでさえ巨大なスケルトンなのに、フルメタルだからその質量はとんでもない事になっているだろう。

 たぶん私たちくらいの普通の少女だったら原型が残っていたら幸運な方で、たぶん潰されたらペーストになってしまうだろう。


 ·····まぁ、私たちは普通じゃないんだけどねっ☆



/ズガンッ!!\


「おー、大体40トンってとこかな?分散したとしても20トン、この程度なら楽勝だね!」


「うむ!特にガタつく感じも無いから良いのじゃ!流石に素手じゃと厳しいが、この鎧があれば問題ないのじゃ!」


 私たちは片手を上に掲げ、巨大な金属の足を軽々と受け止めてしまった。


『_—-|~:/=+_—-_~|!!!』


「「邪魔っ!!」」


 バゴォ!!


 そして空いた片手で2人同時にぶん殴ると、ガシャドクロはムーンサルトをしたかのように空中を舞いながらぶっ飛んでしまった。


 あ、片足モゲた。


「これヤバいね····· というか私の方が圧倒的に性能がいいのに、なんでエビちゃんは同レベルの力出せてるの?」


「ふっ、ソフィは計算が下手なのじゃ」


「なんだとー!?」


「結果が100になる掛け算をするとき、ソフィは2×50をしておるのじゃがワシは25×4をしているようなモノなのじゃ」


「·····あー、私は素の力が低くて倍率が高くて、エビちゃんの方が素の力が強いけど倍率が低いから同じ結果になってるのか····· というかエビちゃんかけ算出来るようになったんだ、すごいじゃん」


「たぶんそうなのじゃ、まぁ最高出力の時はお主の方が高くなると思うのじゃがの、·····お主ワシの計算力の認識、2年生の時から止まっておらぬか?」


「まぁそうだよね、素が弱くてもこれのパワーアシスト性能めちゃくちゃ高いからね!あとエビちゃんこの前の算数のテスト17点だったじゃん」


「うむ、そこは羨ましいのじゃが、ワシのデザインの方がカッコイイのじゃ! ·····アレは変な文章問題が多かっただけで、ワシは普通に出来るのじゃ、ナメとんのか貴様」


「はぁ!?私の方がカッコイイんだから!見てよこのカラーリング!それにこのカクカクなデザイン!もうたまらなくカッコイイでしょ!というか文章問題になった途端に点数下がるのって電卓以下だよそれ!!」


「それを言うならワシの方がカクカクトゲトゲしておるのじゃ!!それにスラスター部分もワシの方が翼っぽいのじゃ!!むがーっ!そういうお主だって!この前の合唱の時1人だけ音程外しまくって成績めちゃくちゃ下げられておったでは無いか!!この音痴!!」


「はぁ?じゃあこの結晶みてよ!もうキラキラでカッコよすぎるでしょ!!それと私はねぇ!!アニソンしか歌えないの!!アニソンなら効果音とかBGMだって完全再現で歌えるんだからね!?」


「じゃあワシのスラスターの光も見るのじゃ!動くと赤い軌跡が残ってカッコイイのじゃ!!つーかアニソンってなんじゃ!!それが歌えても授業の曲が歌えない時点で成績はお主の頭と同じでパァなのじゃ!!」


「あぁん!?なら私のも見てよ!青い軌跡が4つも出るんだよ!?凄くない!?かっこよくない!?っっこのッ!!1×3で500が出たポンコツ電卓ぅー!!!」

「黙れッ!リズム感ゼロの1人だけ勝手に輪唱音痴ぃー!!」


\\ギャーギャーッ!!//


『—-=_\:_—=/:_/—-!!!!!』


「「うるさい邪魔だっ!!」」


 メギャンッ!!


『_—|:_-=—__-/·····』


 私とエビちゃんは喧嘩を邪魔してきたがしゃどくろマシーンを己の得物で一刀両断し、クロス状に切断してトドメを刺してしまった。


 そしてその後も2人でギャーギャー騒ぎながら、どっちがカッコイイか&学校の成績の貶めあいとかいう、酷く下らない大喧嘩は途中でうるさくなったのかディメンションルームにいたフィーロ君が怒って割と本気で私たちに説教を始めるまで続いたのだった·····



名前:ソフィ・シュティン

年齢:12歳

音楽の成績:E評価

ひと言コメント

「いやぁ、それにしても本当にカッコ可愛い····· 前世からこういうロボット武装した少女系のジャンルが好きだったんだけど、まさか自分が着る側になるとは思わなかった!もうマジでサイコー!!今度は見た目だけのアーマーとかつくろっかな!というか実戦では使わないと思うけどここの施設の装備全部制覇しよっと!」


名前:エビちゃん

年齢:12歳

算数の成績:D評価

ひと言コメント

「これすっごい動きやすいのじゃ····· 見た目も良いのじゃが性能が凄いのじゃ!」


名前:なかよし組

平均年齢:12歳

ひと言コメント

ア「ワタシはあんまり着けたくないなぁ····· なんか窮屈そうだし、というか魔法使いだったら接近戦しないから必要ないよね?というかなんであの二人は魔法が得意なのに積極的に前に出るんだろ?」

フィ「怒りすぎて声がガラガラになっちゃった····· でもあの装備、凄くかっこいいからもっと他の装備も見てみたい!そうだ、ソフィちゃんに頼んで機械の人形とか作って貰おっかな!自分で組み立ててポーズ変えて飾れるやつ!!」

グラ「アルムの意見に同意だけど、遠距離でもアレを付けておけば逃げるのにも使えるし、高台に登りやすくなりそうだからちょっと欲しいわ」

ウナ「わたしはいらなーい、普通の可愛い服の方がすきだから!!」


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