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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第3章 TS賢者はアイを知るっ!?
138/228

寝正月で過ごす至福の時間


「ヴぁー·····」


 秘密基地へと帰ってきた私は、頭を使いまくった反動で疲れてソファに寝転がってダラダラしていた。


 今日の予定はみんなでおせちとかを食べて初日の出を見るとしか決めてなかったから、今日はもうやる事が無くなってしまった。


「ソフィちゃん····· もうちょっと女の子らしくしたら?」


「もう女性だからセーフ」


「だったらもっとアウトだよ!」


「えー·····」


 そういや今日の午前1時くらいに体を精査したとき、そんな厚くないけど子宮内膜あったの確認したなぁ·····


 生理周期ってどんな感じだっけ?


 私はアカシックレコードを開いて、女神様に特別に送ってもらった保健体育の教科書のデータを見始めた。



 ふんふん?

 資料を見た感じ、今は増殖期の始まりくらいかな?

 大雑把だけど早ければあと5日くらいで排卵、17日くらいで初の月経ってとこかな?


 とりあえずカレンダーに生理の28日周期を見えるようにするプログラムは作んなきゃいけないなぁ·····


 あと生理についても事前学習しとかないとなぁ·····


 とりあえず保健の教科書読んでおこっと。



「ふーん·····?」


「どうしたの?」


「んにゃ、何でもない」



 生理周期で気分が変化するのか·····

 そりゃ初耳だわ、今はテンション高めな感じっぽい?


 ·····確かにわかるわ、ノリで岐阜(仮称)あたりまで飛んで初日の出を2回見るとかいうアホな事をやったからめっちゃわかるわ。



「·····フィーロ君、今日の私ってテンション高い?」


「うーん····· テンション高めだとは思うよ?3日前くらいから」


「あー、確かにエビちゃん煽ってケンカしてたわ·····」



 ってことは、生理周期が始まったのは3日前かな?


 メモメモ·····


 うーん、生理がどんな感じか気になって、その後の色々もあって楽しみだけどちょっと怖いわ、体調悪くなったりするって聞いたし書いてあるし·····


 まぁどうにかなるでしょっ☆



 先の事を考えてもどうしようも無いので、私はとりあえず今日は疲れたのでお昼寝をすることにした。



「すやぁ·····」


「·····はっ!ソフィちゃんダラしない格好やめてよ!短パンでソファの背もたれに片足かけて大開脚するのやめてよっ!目のやり場に困るから!!」


「うぇー·····」


「あーもう!布団掛けるよ!」


「あーい·····」



 フィーロ君が私に薄手の毛布を掛けてくれた。


 布団あったか·····


 あぁ、睡魔が·····



 布団を掛けられた私はあっという間に眠ってしまった。





 僕はダラしない格好をしてソファで寝ていたソフィちゃん布団をかけた。

 すると彼女は一瞬で眠りに落ちてしまった。



「·····はぁ、ほんとソフィちゃんは世話が焼けるんだから、ちゃんとしてくれないかなぁ」


「別にいいんじゃない?フィーロ君もソフィちゃんの際どい姿が見れて眼福でしょ?」

「んなわけないじゃん!!」


「嫌なの?」

「嫌ってワケじゃないけどさ·····」


 ·····確かに嫌ではないけどさ?

 ソフィちゃんがダラしない格好してると迷惑っちゃ迷惑なんだよね。


 ほんともう、毎日毎日おかずが多すぎてご飯が足りなくて困ってるんだよね。


 ·····僕は何を考えてるんだ!?



「なんかさー?フィーロ君とソフィちゃんって夫婦みたいだよねー、昔からこんな感じだったの?」


「はあっ!?いや、そんなわけないじゃん!というか僕たちが初めて会ったのフシ町から出る馬車の中だからね!?」


「へー、その頃から好きだったの?」


「すすすすすすきって、すき····· うーん·····うーん·····」



 いや、たしかに馬車の中でソフィちゃんに後ろから抱きつかれた時にキュンとは来たけどさ·····

 その後から段々意識し始めたけどさ·····


 うーん·····



「も、もうこの話はやめよう!!僕とソフィちゃんは友達だから!!」


『『ふーん·····?』』



 な、なにその目、めっちゃ怖いんだけど·····

 獲物を見つけた狼みたいな目で僕を見るのやめてくれない?



「その話」

「もっと」

「詳しく」

「教えて」


「え、ええと····· 逃げ道は·····」


「逃げ道なんてないよ?」

「さぁフィーロ君、恋バナしよう?」

「わたし、きになるなぁ」

「魔王からは逃げられないのじゃ」


「う、ううぅ·····」



 僕は必死に逃げ道を探したけど、ソフィちゃんを除く女子4人に囲まれていたため、逃げ場が無かった。



 もし捕まったら洗いざらい白状させられる。

 そんなことになったら僕は恥ずか死にするだろう。



 その時、僕に妙案が思いついた。



「ふっ····· 逃げ場ならあるよ」


『『な、なんだってー!?』』



 僕はソフィちゃんが寝ているソファに腰掛けると·····



「ん····· 抱き枕·····」


「きた、じゃあねみんな」



 即座にソフィちゃんが抱き着いてきて、僕はソフィちゃんの抱き枕にされてしまった。


 そう、ソフィちゃんは寝ている間は何かに抱き着いていないと落ち着かないというクセがある。

 今でも時々僕を抱き枕代わりにしにくるから迷惑だったけど、この癖に助けられる時が来るとは·····


 やっぱりソフィちゃんは便利



 ふにゅんっ



 ·····なんか背中に当たってるんだけど?


 ·····というか、これ逆に逃げ場が無くなってるじゃん、あと僕めっちゃ恥ずかしいんだけど?

 僕はアホなのか?



「·····抱きつかれても逃げられたわけじゃなくない?」

「確かに、じゃあそのまま尋問をやろうかしら?」

「いいね!じゃあフィーロ君抱きつかれてて!」

「ふっ、こやつ自ら事態を悪化させておるのじゃ」


「·····す、すやぁ?」




 僕は狸寝入りする事にした。





 まぁ、もちろん逃げようもなく抱きつかれたまま洗いざらい白状する羽目になった。

 背中に感じる幸福がなかったらたぶん恥死してた。


 あと、話す代わりにソフィちゃんには絶対に秘密にしてくれる事になった。



 そして気がついたら僕もマジ寝していた。







「んっ····· んはぅぅううっ!ぷはぁ、よく寝た·····」



 どうやら私はガチ寝していたらしい。


 そして何故かいつもより暖かい抱き枕(フィーロ君)をソファから蹴落として\痛っ!?/立ち上がると、私は体を伸ばして軽くストレッチをした。


 そこでなぜかみんなから変な目で見られていることに気がついた。


「·····ん?あれ、みんなどうしたの?」


「相変わらずフィーロ君の扱いが雑だよね·····」

「フィーロも苦労しそうねぇ」

「わたしもソファから落っこちた事あるよー、あれ痛いよね·····」

「·····まだまだ先は長そうなのじゃ、というかソフィの片乳がはみ出てるのを誰か突っ込んでやるのじゃ」



「·····早く言ってよもー!」


 なんかみんなが余所余所しかったけど、どうやら私がフィーロ君を蹴落としたのが原因らしい。


 あと寝相が悪くて片乳がスポブラからはみ出していたが、これはよくあるので気にしない。

 こうやってグイッてやれば元に戻るからねっ☆



「いやーよく寝たっ!今日のフィーロ君は体温高めで暖かくて良かったわぁ·····」



 これだからフィーロ君抱き枕はやめられないんだよねっ☆


 えっ、なんでみんな呆れた顔すんの?




 〜3時間後〜



 結局フィーロ君は床で寝て、いつの間にかウナちゃんもコタツの中で寝てて、全員が目覚めるまで3時間もかったが、結局やることも無かったのでボードゲームをやったり、軽くおつまみを食べたりして暇を潰していた。


「あぁ暇だ·····なんか明日やることない?」


「ワタシは無いよー、まだ明日はほとんどのスイーツ屋がやってないから暇なんだよね·····」


「僕は部屋で勉強でもしよっかなって思ってる」


「私は····· 雪の中で遊んでるわ、最近家づくりにハマってるのよ」


「わたしはねー!·····どうしよ、やることないや!そうだ!ウェアと【自主規制】でもしよっかな!」

「ウナちゃんそれは思ってても言っちゃダメ」

「はーい·····」


「·····そうじゃソフィよ!」


「何?」


 ウナちゃんが爆弾発言をした直後、エビちゃんが私に何かを提案してきた。




「魔王城、行ってみぬか?」



「行くっ!!」


「よっしゃあ行くぞ!!もちろんちゃんと武装して行くのじゃ!」


「あっ、それなら僕も行こっかな」

「ワタシもいく!」

「私はパスね」

「わたしもー」


「あー·····すまんのじゃ、魔王城はワシとソフィじゃないと対処出来ない魔物が跋扈しておるから行かない方がいいのじゃ」


『『はーい·····』』


「みんなごめんね?安全を確保したら·····エビちゃーん、みんなも連れてっていいかな?」


「うむ、ワシらで安全を確保したら連れていくからもうちょっと待つのじゃれ」


 前々からエビちゃんは私を魔王城に招待しようとしてきていたが、中々時間が無かったりタイミングが悪かったりで行けてなかった。


 だが今年は割と暇だから、丁度いい機会だろうと思って行くことにした。



「じゃあエビちゃん!明日はよろしくねっ!」


「うむ!皆はお土産に期待しておくと良いのじゃ!」


『『わーい!』』



 という訳で、私とエビちゃんは魔王城へ行くことが決定した。





名前:ソフィ・シュティン

年齢:12歳

ひと言コメント

「たまには部屋でダラダラするのもいいよね·····はぁ、のんびり過ごせてサイコー·····」


名前:アルム

年齢:12歳

ひと言コメント

「恋バナはサイコーの娯楽だよっ!ちなみに最近の情報だと同じ組のリクレス君とディスタちゃんが付き合い初めたらしいよ!ちなみに2人は私の7歳の誕生日の1ヶ月後にバトルしたあのグループの子だよ!·····ここだけの話、2人は行くとこまで行ったらしいよ、あぁこういう話ほんと好きっ!!甘酸っぱいの大好き!!」


名前:フィーロ

年齢:12歳

ひと言コメント

「やられる側はたまったもんじゃないよ·····はぁ、もう白状するよ、僕はソフィちゃんが好きだ、でもちゃんとした場所で告白したいし、みんなにも邪魔されたくないから、みんなには黙って貰うことにしたんだ、·····アルムちゃんの説得は物凄く大変だった、アルムちゃん口が軽いからいつバラすか分かんなかったから····· でもいつか、絶対に告白する!」


名前:グラちゃん

年齢:11歳

ひと言コメント

「ちょ!?ちょっと!!なに2人ともとんでもない事をここで言ってるのよ!!私のが霞むじゃない!!あっ、私は特にないわ····· 好きな人も特に居ないわ、前に1度お見合いさせられそうになったくらいよ」


名前:ウナちゃん

年齢:12歳

ひと言コメント

「好きって別にわたしもソフィちゃんの事すきだけど?好きなら好きって言えばいいのに·····」


名前:エビちゃん

年齢:12歳

ひと言コメント

「おいウナ、お主の好きとフィーロの好き別物なのじゃ、あとワシの魔王城の話にも触れてほしいのじゃ····· あとなぜか今日は砂糖があんま出んかったのじゃ、あやつやが絡んでおるとよく出るんじゃよな」

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