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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第3章 TS賢者はアイを知るっ!?
131/231

この世界の魔力について


【建国1224年12月28日 午前8時】



「みんなおはよー·····」


「あっ!ソフィちゃん!!大丈夫!?」


「アキさんから聞いたけど、本当に1日寝てたの?大丈夫?怪我は無い?体調は悪くない?魔力は大丈夫?」


「私たち心配したのよ?だって突然雪雲が全て消えたんだもの·····」


「凄かったよね!突然ぱっと消えたんだもん!」


「·····ソフィ、お主何かヤバい魔法を使ったのじゃろ?空に異様な魔力が放出されたのじゃ」


「うん、時を戻したからね、超威力魔法で雲を吹っ飛ばしたら地面がズタズタになっちゃって直しようがなかったから、私と雲以外の時を戻しちゃった☆」


「アホかァァァァァァァァァアアアアアァァァァァァァァッッッッッッ!!!!!!」


「ぴみゅっ!?」



 その後、エビちゃんからしこたま怒られ、正座してたせいで足が痺れた。

 ツンツンしてきたウナちゃんは絶対に許さない。





「はむはむもぐもくももぐもぐはむっもぐぐ!!」


「はぁ····· ちゃんと飲み込んでから喋るのじゃ·····」


 怒られている途中で空腹で限界になった私は、とりあえずご飯を食べながらエビちゃんの説教を受けた。

 もちろん今は説教が終わり、ご飯を食べながら雑談をしていた。


「んっ、ぷはぁ!食った食った!」


「ソフィちゃん、そんなに食べたらまたモチモチになっちゃうよ?」


「私の2日前の消費魔力わかる?150()だよ?消耗しすぎて肉体までボロボロになったんだからね?だからカロリーが足りないの!」


「僕はモチモチなソフィちゃんより、今のソフィちゃんの方が好きだなぁ·····」


「·····ソフィ、それ桁おかしくないかしら?数え間違いしてない?」


「兆ってなんだっけ?」


「億の上なのじゃ、億は万の上じゃ····· おかしいのじゃ、ワシでさえやっとこさ億なのに·····」


「んにゃ、私の魔力量はそんな高くないよ、やべっ、増えてんじゃん····· 今7兆2000億だよ、150兆はスキルに貯蓄してただけだよ?」


『『それでも十分おかしいから!!!』』


 むぅ·····

 少なかったかなぁ·····

 京、目指しちゃいますか!!


「おいソフィ、貴様『少なかったかな?』って思ったな!?お主の考えはいっつも逆なのじゃ!多すぎるのじゃ!」


「そうなの?」


「まって?僕の感覚が狂ってて気が付かなかったけど、エビちゃん今『やっと億超えた』って言わなかった?」


「うむ、今1億ちょちくらいなのじゃ」

「おかしい····· おかしい····· なんでこの2人、お姉様の子孫の私より多いのよ·····」



 なんか私を置き去りにしてみんながギャーギャー騒ぎ始めたので、ここらでちょっと解説でもしよっかな。




 今日説明するのは、この世界に住む人々の平均魔力量についてだ。


 この世界に住む生物は特殊な事例を除いて絶対に魔力を持っており、それを使用する事で魔法という物理現象を超越した現象を発生させられる。


 この魔力量は個人で差があり、更に種族によっても差がある。


 また、個体によって使える魔法が異なるのは、魔法の波長と固有魔力波長の共鳴とかそういう話をしなきゃいけなくなるからカット。

 手短に説明すると、魔力は光の波長とよく似た波形があり、それによって色(属性)が変化するという現象がある。



 で、私はずっと『魔力量』と言ってるけど実際は私を除くとちょっと違う。

 正確には『空間中の自由魔力に干渉するための自分の魔力量』だ。



 ざっくり説明すると、普通の人は自分の波長に変調した魔力を有してるんだけど、その量は実は大した量じゃない。

 私が言ってる魔力量の1/100くらいだ。


 じゃあなんで100倍した値にしてるかというと、魔法の発動プロセスに関係してる。


 今この世に普及してる魔法は、校長先生がかなり改良した術式が基礎にある。



 元々は自分の中にある魔力を使って魔法を使ってたんだけど、それだと消費魔力の負担がかなり重かった。

 そこで昔の校長先生が、自分の魔力を周囲の空間に満ちてる『自由魔力』に浸透させて掻き集める事で、僅かな魔力消費で数十倍の規模の魔法を発動できる方法を考えついたのだ。


 それを魔法学校の生徒に覚えさせる事で時間は掛かったけど一般にも浸透し、今に至るって訳ね。


 欠点としては、その土地によって自由魔力量が変動するから場所によっては大規模魔法とかは使えない、ってのがあるけど、フシ盆地は魔力が多すぎるくらいだから問題ない。



 という訳で、実際の魔力量に関してはかなり面倒な事になってるんだけど、ここでは基本的に『自由魔力に干渉して増幅した魔力量』を略して『魔力量』って事にしてる。




 それを元に、個人がもつ魔力量を私の魔力眼で観察して大まかに数値化したデータを載せようと思う。


 あっそれと、魔力量に関しては別に数値がある訳じゃないから、私は無属性の『ショックボール』を基準である『10』として計算してる。


 それを踏まえた参考データとしての魔法の消費魔力がこんな感じね。



 1番レベルの低い『低級魔法』の○○ボール系魔法の消費魔力は10〜15。

 (水、石など密度の高い魔法ほどコストが重い)


 『着火』や『水滴』といった、魔力を直接変換するだけの魔法だったら消費魔力は1。


 と言った感じだ。




『一般人』

《定義》

 魔法が全く使えない〜生活の中でちょっと使える程度の魔力量

 これが1番多い


《平均魔力量》

 1〜50



『魔法学校入学基準級』

《定義》

 魔法学校入学に必要な魔力量より高い魔力を持つ人物がこのくらい

 実はアルムちゃんは弱く見えるけど、6歳当時でこの基準を大きく上回っている逸材だったりする

 本当はかなり凄い子なんだよ?


《平均魔力量》

 50〜100



『魔法が使える大人級』

《定義》

 100人に1人くらいはこれくらいの魔力量がある

 しかし冒険者や魔法使いとして活躍出来るような魔法を使えない者がここに該当する

 ちなみに魔法には超大雑把に分けて2パターンあり『戦闘魔法』と『生活魔法』がある

 この生活魔法は属性が合ってさえいれば誰でも使用出来て、慣れれば無属性ならば誰でも使える


《平均魔力量》

 100〜1000



『冒険者or魔法使い級』

《定義》

 魔法が使える大人級で、攻撃魔法が使用できて、かつ冒険者か魔法使いになっている事が条件

 ·····だけど、攻撃魔法が満足に使えてもとりあえずここに入る事にしてる


《平均魔力量》

 100〜5000



『魔法学校卒業生レベル』

《定義》


 マグウェル魔法学校の魔法専門のクラスを卒業した生徒は大体このくらいには最低でもなる


 魔法学校の卒業生の就職先に多い王宮に仕える魔術師レベルの魔力量、前にウナちゃんに伝書を届けに来た時に見た王宮魔術師がこのくらいだった(大体7万5000だった、たぶん下っ端でもこのレベル?)


 上位ランクの冒険者にも割と居る、しっかり鍛えてたらこのくらいにはなるらしい。



 そんでこの辺りからもう定義がガバガバになる。


 そしてフィーロ君とアルムちゃんが該当する


 フィーロ君:7150

 アルムちゃん:5万8200


《平均魔力量》

 5000〜10万



『伝説級』

《定義》

 ぶっちゃけ滅多に居ないから最上級って事でコレにしている。

 ちなみに、これは私が決めたんじゃなくて、勇者伝説からちゃんと公式で付けられたランク


 ここにグラちゃんとウナちゃんが該当する


 グラちゃん:約260万

 ウナちゃん:0〜100万

(※ウナちゃんは見る時で魔力量が変動する、最高102万だった)

(※ウナとウェアに分裂すると魔力量が半分になる)


《平均魔力量》

 10万〜



『神話級』

《定義》

 もはや人外(※人外でもこのレベルは居ない)

 居たら多分核兵器級の扱いを受ける


 該当者

 エビちゃん:1億1万

 校長先生:6億5000万(?)

 


 ·····校長先生、なんか魔力隠してる疑惑あるのよね、ガチギレした時の魔力が普通じゃないから、下手したら10倍以上はありそう。

 よくこんなバケモンと戦えてたな、前世のエビちゃん。


 そして私ことソフィ・シュテインの魔力量は·····


 7兆2000億+596兆


 うん、ぶっ飛んでるわ·····



 ちなみに魔力量の仕組みの時に私を例外にしたのは、私は空間中の魔力を寄せ集めなくても、自分の魔力で十分魔法を発動できるからあまりやってないからだ。

 ·····というか、私自身の魔力量が多すぎて空間中から魔力回復のために吸収すると自由魔力が枯渇して大変な事になるから、常にフシ盆地にある超巨大な龍脈から常に直接魔力を吸収してるから、そもそも校長式発動プロセスが不要なのよね。


 


《平均魔力量》

 1億以上



 ちなみに、みんなの魔力量がめちゃくちゃ上がってるのは私直伝の魔力トレーニングを毎日実践していたからで、なかよし組の中で1番弱いフィーロ君でさえ既に同級生の平均以上になってるし、なんなら魔法の扱いも含めたら上級生の最上位レベルにまで達してる。


 グラちゃんは私とエビちゃんを除いて最強クラス、というか普通の人間では有り得ないレベルって校長先生が言ってた。

 どうも校長先生の遺伝子が濃く出てるみたいでステータスがかなり高く、さらに神が作った肉体も相まってめちゃくちゃ強くなっているっぽい。


 ちなみに12歳で既に6万近い魔力があるアルムちゃんも何かしら特殊能力があると思われる。

 12歳の魔力量は普通は2000くらいらしいから変なんだけど、今の所それ以外に異常····· 胸が異常にデカいこと以外は普通だ。

 あの胸の中に魔力でも詰めてんのかアイツ。


 そんで、ウナちゃんはもう意味わからん、なんで変動するの?


 エビちゃんは全盛期は10億くらいあったらしいが、今回はそれを超える魔力になりそうだと興奮してた。


 ちなみに、前に校長先生の魔力が12万って言ったけど、めちゃくちゃ凄い鑑定妨害をしてたみたいで、測るのが出来なかっただけだったらしい。

 まぁまだ本気じゃないっぽいけど、それでも私の魔力量には遠く及ばないだろう。



 ·····いえーい、私サイキョー☆





 あっ、なんか言い合いが終わったみたいだからそろそろ話に参加しよっかな。


「あっ!みんな話は終わった?私もご飯食べ終わったからさ、秘密基地の外に雪降らせて遊ばない?」


「いいねそれ!ソフィちゃんなら雪降らせられるからたっぷり降らせてよ!ソリ遊びしよ!」


「おおー!いいね!雪合戦もできるし雪だるまもできるし、どんだけやっても怒られないからいいね!」


「ふっ····· 雪のお姫様と呼ばれた私の実力をナメてもらったら困るわ!」


「えー····· わたしは部屋でゴロゴロしてたーい·····」


「ソフィよ、あとでガチ雪合戦をやらんか?今度はちゃんと勝敗をつけたいのじゃ!」


「いいね!じゃあ早速秘密基地の外·····そうだ!『庭』!今度から秘密基地の外は『庭』って呼ぼう!じゃあ早速外に行く格好して庭に行く·····」


「あっ、まってみんな」


「どうしたの?」

「何か忘れ物?」

「着替えてくるわ!」

「暖炉あったかいうなぁ·····」

「·····悪い予感がするのじゃ」





「午後からでいい?お腹いっぱいで動けない·····」


『『ええーーー!?』』



名前:ソフィ・シュテイン

年齢:12歳

魔力量:7兆2000億

ひと言コメント

「おえっぷ、食べ過ぎた····· 今魔法使ったらたぶん思いっきり吐くわ·····」


名前:アルム

年齢:12歳

魔力量:5万8200

ひと言コメント

「私の魔力量っておかしいんだ····· というか早く庭で雪遊びしたいなぁ·····」


名前:フィーロ

年齢:12歳

魔力量:7150

ひと言コメント

「僕さ、ずっと弱いなぁ·····って悩んでたんだけどさ、もしかして僕も大概おかしい部類に入る?なんか嫌なんだけど」


名前:グラちゃん

年齢:11歳

魔力量:260万

ひと言コメント

「ああっ!雪で思いっきり遊びたいわ!私は雪大好きなのよ!!テンション上がるわっ!!」


名前:ウナちゃん

年齢:12歳

魔力量:今日は30

ひと言コメント

「動きたくないうな····· 寒いうなぁ····· 雪は苦手うなぁ·····」


名前:エビちゃん

年齢:12歳

魔力量:1億1万0721

ひと言コメント

「なんか、ワシの魔力量の数値酷い気がするのじゃ····· 何とかならんのか?増やすしかない?·····頑張るのじゃ、あと雪遊び楽しみなのじゃ!」


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