表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/96

第88話 ボンド ストライク

今回88話書きました

「ふざけるな!その中には何もないだろう!」とレンがいう。

「いやふざけているのはお前だもう一人の僕」と悲しそうな目していうと、

「そんな目で俺を見るな!」と言って特攻してきた。

僕は眉一つ動かさずに避ける。そして「レッドブラスター!」を放った。威力は申し分なくまたレンは吹き飛ばされる。

その姿を見て蓮は、

「なぁもう一人の僕もうやめにしないかこんな事なんでこんなことしてるだ?お前には僕にみたいにアンシャがいるだろう?今こんなことしているの知ったら泣くどころじゃないぞ!」

というと、

「あぁそうだよな俺もそう思うどれだけあの優しい声を聞きたいかどれだけあの声に怒られていたいかお前みたいに何も奪われていない奴にはわからないだろうな!」

と言ってきた。

「どういうことだ?」と聞くと、

「そんなに聞きたいなら聞かせてやる!おはお前とまた違う世界から来た蓮だ!」と言った。

「違う....世界?」

「あぁそうだ俺もお前と同じで誰にも愛されず家出を林さんに拾われて19歳まで生きることができた。でもトラックに轢かれそうな女の子を庇って自分が死んだ。そしたらこの世界に転生していた。

そこでエレナに会いカイルさんに会いアンシャにあった。他にもたくさんの人に合った。そしてみんなにお前みたいに愛されていた。俺はとても幸せだった。でもこの幸せも長くは続かなかった。

お前も体験しただろ?国際会議議題は俺。結果次第では俺は殺される。そんな状況になった。結果は死刑だった。それに反対したカイルさん達は他の王達に戦線布告して俺を守る戦いを始めた。

最初こそは優勢だった。中にはリュシヤも途中からこちらについてくれた。でもどんどん押されてきて目の前でたくさんの人が殺されて行った。中にはカイルさんもそうだ。

最後に『蓮....お前と....もう一回..酒をのまたかっ....た』と言って息を引き取った。

そこからも僕の大切な人がまた一人また一人と殺されて行ってしまった。最後に残ったのは俺アンシャだった。命からがら逃げ切った先で二人で過ごしていたんだけど、どこかから情報が漏れたのかわからなかった。

ある日家に帰ると血だらけで倒れているアンシャを見つけた。俺も回復をしようとしたけど治らなかった。そして最後に『蓮...生きて!』と言ってアンシャも死んだ。

俺には何も残っていなかった。その時俺は無力感におそわれたのと同時に怒りが込み上げてきた。なんでなんでアンシャがこんな目に。カイルさんやエレナもどうして死ななこればならないのか!」

と気づけば家具が散乱していた。そして涙を流して膝から崩れ落ちた。こんなにしてももう戻ってこないとわかっていたから。

そしてレンの心の中では「俺まだアンシャに気持ちを伝えることはできなかった。まだ君と一緒にいたかった」という気持ちでいっぱいだった。

そしてある気持ちに辿り着いた。そう憎悪、憎しみ、恨みだったのだ。

「許さない絶対許さない!こんなことした奴らもあの時敵対した奴らも跡形もなく消してやる」

という考えに至った。

その瞬間ガチャからドス黒いオーラを纏い始めた。そしてそれを引くと凄まじい力を持ったスキルが出てきたのだった。

それを使いその世界の全てを破壊し尽くした。でも蓮の心が晴れることはなかった。憎しみがおさまることを知らなかった。

そんな時目の前に不思議な渦ができた。そこを通る時もう一つの世界だった。そして俺はアンシャを探した。

そして見つけることができた時には目からとてつもない涙が出ていた。そして挨拶をしに行こうと思った瞬間俺の希望は打ち砕かれた。

そう、もう一人の俺だったのだ。しかも国は平和そのもの。後で調べたが俺が体験した戦いなんて起きていなかった。それどころか15カ国で同盟を結んだというのを聞いた。

それを聞いた時俺の何かが切れる音がした。

「そうかなんで俺だけなんで俺だけ大切なものを奪われているのにこいつらは呑気に笑い合えているんだ?そうかならこいつらにも同じ気持ちを味合わせてやればいい」と思い今この状況を作り出したのだった。

それを聞いた蓮は「そんなことが起きていたなんて」というと、

「あぁそうだよなお前らは平和に生き戦争なんて怒らず仲良く暮らせているもんな?俺の気持ちなんてわかるわけねぇんだよ!!」

と怒りを込めた怒声をあげた。

それを聞いた蓮は、

「確かに君のいうことには同情の余地はある。でももっと別のやり方があったはずだ。人を殺さなくても良かったはずだ」

静かにいうと、

「そんなものは生ぬるい。もっと確実な恐怖を植え付けるためだ」

と言った途端、蓮が加速してレンの顔面を殴った。

「さっきから聞いていれば!お前がやってることは何もかも間違っている!」

というと、

「何がだ!」

「簡単だ一つ。本当にアンシャは最後に行ったのはそれだけか?アンシャならきっとこう言う。『レン生きてそして私を殺した相手を恨まないで』と」

というとレンの目が見開かれる。

そしてあの時の光景が——。

「レン....」

「アンシャやだ死なないで俺を一人にしないで」と泣くレンに、

「私はあなたのそばにいつでもいるわ。でも約束だけして。絶対に私を殺した相手を恨まないで。恨みなんてものはあってはならいの。あなたが許せないのはわかっている。でも恨みで人を殺すとまた別の恨みの連鎖ができてしまう。だからお願い」

と言って生き絶えたアンシャの姿。

それを思い出したレンの目から涙が出てきたのだった。

「こんなことしておいて涙を流せるか」というと、

「ふん大切なものを思い出せたからだ」と言って、

「なら次で最後にしよう」

と言ってお互い大技を放った。

「カオスブレイクバスター!!!」

真っ黒なドス黒いオーラ凝縮した波動をレンは放った。

それに対して蓮は、

「ボンド ストライク!!!」

と言いながら真っ白なオーラを纏った波動を放った。

両者共に互角の威力でぶつかり合った。お互い一歩も譲らない。

「これでおわりだー!!」とレン。

「終わるのはそっちの方だ!!」と蓮。

その凄まじい光がその場を飲み込んで激しい爆風が吹き荒れ、煙が立ち上がった。

カイルさん達の前に立ってイリスが結界を発動し皆を守る。でもその結界にもヒビが入るくらいの威力だった。

そして爆風が治って煙が晴れた時——立っていたのは蓮だったのだった。

次回も楽しみに

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ