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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

作者: かまいたち

ついに今日。 僕は自殺をする。



首吊りだ。 できるだけ迷惑をかけないために、椅子の下にいろんなものが垂れ出してもいいように、大きなシートを弾いた。 昔ネットで調べたが、首吊りすると、いろんなものが垂れ流しになるそうだ。 次にこの物件を訪れる者には申し訳ないが、呪わないから許してくれ。





なぜ死にたいと思ったかというと、事業に失敗し、一生をかけても返せない借金ができ、こうなった。 幸いにも兄がいま少しづつ借金を返してくれているが、孫の代までは借金は消えないらしい。 ごめんなさい。

今から働くのなんて社会経験の浅い俺からすれば、相当難しい話だ。だから俺の保険金で少しでも返してほしい。 兄さん、後は頼んだ。







さて、自殺するか。  母さん、産んでくれてありがとう。 さよなら




遺言  21歳   武田(たけだ) (おさむ)






っと。   これでこいつが自殺したっぽく演出できるな〜



お前が借金作ったんだから、しっかりかえしてくれよ。

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