表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落ちて崩壊  作者: 横断歩道
13/14

繋がる

受診日だ


思い出したことを全て話した


…大量服薬?それはいかんですね

その状態では救急車で搬送されたと思われますが病院はどちらでしたか?


わからないです


恐らく大量服薬だと点滴や鼻から炭を入れられたり胃を洗浄されたりだと思いますが記憶にないと?


わからないです

ただ卵の腐った香りだけ何故か鼻に残っています


…それは解毒剤かなにかかな?これも推測ですが中毒にかかっていたのではないかと


中毒…中毒…ん?そう言えば…


卵の腐った香りの液体を飲んだ

とてもまずく飲めたものではない

腕には点滴、体のあちこちに心拍数を図るシール

目が回るふわふわ

寝てるのか起きているのかわからない

看護師が定期的にあの液体を運んでくる

飲むのを拒否すると鼻から管を通し直接胃に流し込まれた


ここは病院のICU!


思い出した


僕はアセトアミノフェン中毒になり死にかけたんだ…


…そうですか。アセトアミノフェンでしたか。


記憶が繋がった

退院後実家に帰ったのだ

頭がはっきりしないままだったので全く記憶になかった


でも謎の症状は?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ