クラス転移2
「君。君、起きてよ」
目をあけると、転校生の三浦アリスの顔があった。
「おお、やっぱ可愛いな」
「なっ、いきなり何言ってるの!?」
「いや、すまん寝ぼけてた。」
やや怒っ三浦に謝りつつ、周囲を見ると教室ではなく、見たことのない壁画の部屋に、気を失う前に見た魔法陣らしきものが床に描かれおり、青白い炎が部屋全体を照らしていた。
「それより、あなたここがどこだかわかる?」
「いや、すまん。わからん」
「転校生へのサプライズイベントだったりは・・・」
「しないな」「・・・そうよね」
ここまで気合が入ってると、サプライズイベントじゃすまないしね。
他のクラスメイトも起きはじめ、ここはどこなのか、いったいどうなったのか、など現状について話してるが、やはり一部例外を除き誰も状況を理解してるものはいなさそうだった。
例外というのは、
「うひひ、異世界転移キターーー」
「チート!チートカモン!」
「俺の時代到来じゃね?」
といったやつらだが・・・
ちなみに、言ったのは、堀部、矢部、真壁のオタクトリオだ。
しかし異世界転移と考える気持ちも理解できる、ウェブ小説なら、まさにその展開である。
ーーーバーン!!!----
「皆様が、神託にあった勇者様達ですね!」
扉を勢いよく開け、鎧を着た兵士らしき人がそう言った。
まさにテンプレな展開が、待っていたのであった。




