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要塞と艦隊 7話

「どう? 調子は?」


 謎の医務室調の空間には女医さんや保健の先生はおらず。ただ小首をかしげるラグナロクがいる。

 一応は俺の体調を気遣っているらしい。

 

 閃光と爆音に見舞われて意識を失っていて、調子がいいわけないだろう? と思ったが、どういうわけか全身痛みもなく、むしろ気力体力みなぎる感じがする。


 だが、しかし……。


「……体調は良い感じでどこも痛みはない。しかし、正直いえば気分はあまりよくないな」



 外は夜なのだろうか。視界の端にみえる窓の外は暗い。



「え? なんで? 人間って、体調良ければ気分も良いんじゃないの?」


「普通ならそうだろうな。でもな。ラグナロクさんよ、訳も分からず素っ裸で死にそうな気がする状況に放り込まれて生還した直後だ。気分は良くない。」


「えー? 気分障害ってやつ?」

 

 違うつーの!

 しかし、何だろう。

 夜なのだろうが、なにか変だ。地面がやけに光っているような……。


「特にだ『訳も分からず』ってところが気分悪い」


「むむむ」


 可愛く唸りながらラグナロクは困り始める。説明できない何かがあるのだろうが、関係ない。


「説明を……求め……る」


 言った先に、なにか視界に強烈な違和感を感じる。

 俺は、チラッとラグナロクから視線を外して窓の外を眺めた。

 

 ……海が見える。夜空と海の境界は緩やかなカーブを描いている。

 そして海には雲が、陸が、浮かんでいるように見える。


「……って、ここ宇宙じゃねーか!?」

「まぁ、この世界の周回軌道上にいるのは確かだね」



 あっさりと認めるラグナロク。



「なにこれラグナロクさん。俺たちって宇宙ステーションかなんかにいる?」

「ねぇ、マスター。私はね」

「あん?」

「この世界を征服したいんだ……」


 この世界を守りたいんだ的な言い方で、さらっとラグナロクが俺につぶやいた。



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