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罪。
さよなら、もうお別れ。
明日こそは言い訳と一緒にあなたを迎えに行く
そう決めたはずなのに
言い出せないのは罪の重さ
愛してるもいつかも全て捨てた夜は
少し肌寒くなって早めに眠った。
気持ちが消えないうちにあなたを迎えに来たはずなのに
あなたを見るとどうしてかな
想いが溢れてくる…
ゴミ箱を漁られたような違和感
気持ちがいいもんじゃない…
どうかお願い、この感情出ていって
そう言い出せないのは
まだどこかで想っているから?
さよなら、お別れの時間。
いっそのこと思いが届けば…と思って眠る。
何かを察したかのように
あなたからの着信で全て過ぎ去った
言えなかったのはあなたからの最後の悪戯
願ったはずのそれは忘れられない人へと変わった罪の重さ




