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最後。


紫陽花が彩る月日から全てが始まった


今日まで毎日のように君へ

おはよう。とおやすみ。を

好き。と愛してる。を

伝えてきた、いつか終わりがあるのなら

それはきっとあなたが私を突き放す時

ずっとそう思ってきた事が本当になるのは…

私の勘って当たるのね?


会いたい。と言えば

会いたいね。と返してくれた言葉も


好き?と聞いたら

好きだよ。と答えてくれた言葉も…

少なくなってきた連絡も

気付いてないわけじゃないけど

気付かないフリをするのも辛くなってきた。


どれだけ言ってほしいと思った言葉も

言わなくなってきたのは

私を遠ざける為なのかな?って

考えたら考えるほどそう思えてきて悲しくなる


チクチクと刺さる胸の痛みが地味に取れないの

それならハッキリと言われた方がマシだったのかな?


夢がまた一つ、消えていった。

夢が消える瞬間のポキッという音が

ずっとずっと鳴り止まない。


ずっと忘れないよ…

最後に好きだよ、愛してるよ。と言いたかった

だけど言えなかった…


抱き締めてくれた温もりもキスの感触も

もう忘れてたよ。

だから最後にもう一度抱き締めてほしかったの。

でも、君にはもう伝えても伝わらない

そんな場所にいるから伝えることを辞めた。


この前、あなたの声を聞けた事が

私にとって最後のあなたとの思い出。

会話は今でも覚えている

行きたかった思い出の場所…

最後に眠る寝息。


最後にもう一度聞けた君の声を胸に

今日までありがとう。


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