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日常無変化日記  作者: 夢有
7/13

9月文化祭

「あー…テスト疲れたー…」

この頃にはもう文化祭の季節になってなっていた。うちの学校の文化祭は、劇や展示などしか(・・)していなく、夢にみた文化祭などはなかった。しかし変わっているのはテスト終わってすぐ三週間準備期間で授業ないところ。そして文化祭が終わって次の日には、体育祭があること。

一週間で3日文化祭で2日体育祭(準備込み)という謎のしんどい学校なのだ。文化祭は文化部の展示発表や各クラスの発表。体育祭は運動部の出し物や各クラスの対抗競争などだ。

私は美術部という極小ながら上下関係の緩い部活にいた。同期の子も鈴木莉央(すずきりお)という不登校気味のただ1人しかいなく親も友達も信用出来ない私には憩いの場になりつつあった。

莉央とはクラスが違えども意気投合し、そこから友達の幅も増えた。

作品はデッサンや色彩豊かな絵などだが私はやりがいがあって、夢中に書いていた。部活は問題なかったのだが…


「ねぇーこっち木材足りないんだけどー」

「りんごどこ行った?」

「ちょっと!邪魔なんだけど!」

「お前が邪魔なんだよ!」

など、うちのクラスは劇のだしものをするのに準備がかかり過ぎていた。ちなみに白雪姫だ。役の方は白雪姫が小林久実(こばやしくみ)で王子が、黒野 勇太•(くろのゆうた)だ。くみは、お金持ち(大手会社の社長)の一人娘で、性格はまぁあれだが、凄く可愛い。

黒野は、何かよくわからない。無口で色白でヲタクと文夏が言っていたような…


なんだかんだで、文化祭は大成功。劇もまとまり無事成功して、部活のイラストもちゃんと間に合った。先輩がたの劇は素晴らしくて自分達の作品は、忘れてしまうほどだった。

まぁこれで一安心!…と言いたいところだが、明後日は体育祭なのだ…10月頭から一致団結するなんて…私には苦痛過ぎた。気を使い過ぎて限界がなくなっていたのだから。

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