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connect.

作者: 筈佳 椎名

駄文です(+・`ー・´)キリッ!

『コネクト!』を連呼していたらふと、

「繋がる」ってなんだ?と思ったので書きました。


期待はしないように。

あるときのの自分は、もがいていた。

またあるときは、叫んでいた。

『タスケテ』と必死に泣き叫ぶ。

そんな自分に、簡単に救いの手はさしのべられなかった。


いつの日か、私は誰にも助けを乞うこともなく、

静かに沈んでいった。



何もない空間。

真っ黒なこの部屋のような所に、

ただ1つあるものは、『孤独感』のみ。

きっとこの部屋は、

自分の忘れ去られた『心』の廃墟。


いつまでそこでうずくまっていただろうか。

あるとき、何かが壁を叩くような音がした。

ドアのないこの部屋の中では自分はどうする事も出来ない。

そう自分は気づいていた。諦めていた。


“そのときまでは”


先程音がした所に亀裂が入り、とうとう壁は崩壊した。

あの堅い壁が、いとも簡単に……

外から漏れる光が、部屋の中を明るく照らす。

外からきたその人は、自分に手をさしのべた。


こんな自分に、だ。その人の顔や見た目は外からの逆光でほとんど見えなかったが、唯一見えたものは、

優しい笑顔。


自分はその人の手をとっていた。

久しぶりの人の心の温もりに触れた気がした。


その時、自分の頬を伝うものは……………………





自分の過去は壮絶なものだった。

それは何をしても変えられない。

それでも。

『過去』から目を背けてはならない。

『今』を精一杯生きれば、

『未来』は変えられる。


それには、誰かの助けが必要になるだろう。

その時は、手をさしだしてみる。

自分を助けてくれる人は少ないかもしれないが、

ゼロではないはずだから。


手を取り合って。

それが無理でも、『心』は通わせられる。

それを気づかせてくれたのは。

他でもない『あなた』だ。



もう自分の心の中に、あの部屋はない。

今自分の心の中にあるものは。



きっと誰かと繋がっているだろう。



感想なんかあると三点倒立して喜びます。

レビューなんかあるとパンツのみで町中走ります。

(オマワリサンコノヒトデス)


こんなもので皆さんが楽しめたのなら幸いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] connect ……繋がる。素敵な言葉ですね! それは日本にも通じることではないでしょうか? 過去震災に遭いながらも、今を見つめ更にはオリンピックという明るい未来を描いている…… そし…
[良い点] 未来への希望や、前向きな気持ち、そして壮絶な過去さえも受け入れようとする強さが見える。 『繋がる』ことの大切さを改めて知ることの出来る、本当に良い作品だと思う。 [一言] すっごく感動した…
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