第一話
やっとストーリーが始まります。
前回読んでくださった方。本当にありがとうございます。
リナと歩くこと数十分とっさにリナが口を開いた。
『そういえばまだ契約してないじゃない。』
「(契約!?召喚と別か?)してないっすね…そういえば(笑)どこで契約するんですか?」
リナはあきれ顔で答えた。
『あんた何にも知らないんだね…』
「地方出なもんで…」
『地方でも知ってて当然でしょ…秘境出身?』
秘境とはラスボスがいた最後のダンジョンの周りである。
「まぁそんなもんすかね~(秘境さんきゅ~^^)」
なんて話しているうちに神社へとついた。
「ここですか?」
『そうよ。ここで契約できるわ。でも…』
「でも??」
『多分アザゼルのレベルは相当高いと思うの…』
「いいじゃないっすか!最初から無双できるなんて!」
『違うわよ…強いんだけどねぇ…』
訳ありそうな顔で悩んでいる。
こういう顔もかわいいなぁと独りで萌える。
数秒考え込んでいたが、
『いいや…そのときはそのとき…』
(全然ダメなパターンだろ…それ…。そのときはそのときって…。)
『よっしゃぁ!さっさと終わらせちゃおう!』
「お.おう…」とあんまし乗り気じゃないけど流れに身を任せてみる。
『じゃあもう一回召喚してもらっていいかな?』
「了解です~ΨGATEOPENΨ…いでよアザゼル」
{グァオオオオオオオ}召喚された魔物は全長6メートルもの大きな身体を反り、叫んだ。
「うるせぇぇぇぇ…」本音がこぼれた。
{うるさいだと?ほう、貴様が私の主人か。なんとも弱そうだ…}
『「しゃべったぁぁぁぁぁぁぁ」』
「しゃべれるに決まっておろう。私は貴様らにとって知識の伝承者だぞ。」
『確かに伝説級はしゃべれるモンスターがいるとは聞いていたわ…まさかそれを神社で拝めるなんて…』
その後多少の自己紹介をしたりしてみたが、アザゼルは興味なしといったところ(苦笑)
「じゃあさっそく契約といこうぜ~なんか腹減ってきた…」
{それには同意する。わたしもさっさと眠りに着きたいのでな。}
『じゃあお互いに向かい合って…ケンは右手を、アザゼルは{アザゼル様だ。}様は左の前足を出して』
準備が整った。
『じゃあケンはこう言って。我汝と契約をかわせしものなり。』
「我汝と契約をかわせしものなり。」
するとあたりを光が包んでゆく。
『契約完了~!』リナが言った。
「結構簡単なんだな。なぁアザゼル!」
返事がない。
『寝てる、みたいね(笑)』
「はえぇなおい(笑)」
『うふふ。じゃあさっそくいきますか…我らがギルドに!!!』
~旅路の雑談~
「ギルド名はなんていうんですか?」
するとリナは『それは…登録終わってから教えまぁす。』と意味深な答えを返してきた。
(おい…マジかよ…女の子っぽかったらいやだなぁ)
『まぁ楽しい仲間たちがいっぱいいるから安心してねぇ~』
(いや~うまく話変えようとすんな…)「期待してますよ。」
『期待しといて~』リナの笑顔の返答。
ヤバい…スク水はかせたい…なんて思ってたりする。
次回は新キャラだしますので乞うご期待!
更新が不定期になります。