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同窓会と怖い人

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

許さないと思ってる。生涯許さないと思ってる。

だからきっと、祟り神と縁が深いのだと思います。

私からしたらとても光栄なことですよ。

周期的に気分が落ち込むと、嫌だった記憶も同時に思い出す。大好きだった友達が転校したとか、中学生男子の若気の至りとか、そういうの全て。

そんな時に、いまはもう連絡を取り合って居ない子から、連絡を受けた。

――久しぶり。中学の同窓会あけど行く?

チャットには主催者と会場が書かれている。けれどもまぁ、答えは一つである。

――あーごめん。招待状届いてないから行けないや。

まぁ行った時してもクソみたいな記憶思い出して、クソみたいな記憶になるだけだと思うから、断っていただろうけど。

すると過去の友人から、申し訳なさそうに詫びが届いた。けれども気にする事なんかない。貴方が何か悪い事をしたという訳では無いのだから。


同窓会が開かれたであろうその日、私は彼を誘ってささやかなデートを行っていた。

「断ったけれど、少し後悔してる」

「そうなの? 嫌な思い出、沢山、沢山、あるのでしょう?」

彼はからかう様にそう言った。其れに対して私は思い切り目を釣り上げた。

中学時代に男子から毎日のように、揶揄われ、デリカシーのない言葉を浴びせられ、女子高へと進学を決めた。あの時の事を今のように思い出せるし、何時だって嫌味の一つ、皮肉の一つ、零れてもおかしくない。でもだからこそ。

「だからこそ。彼奴らの変化が見たい。落ちぶれていたらざまぁ見ろ。真っ当になっていたら『あぁ此奴ら「僕は真人間です」みたいな顔して生きてる。此奴ら昔「バカ」、「死ね」、「アホ」言えなかったのに』って内心詰り倒すつもりだった」

木こりは切った木は忘れる。だが木は何時までもその事を忘れない。何時だって自分を傷付けた相手を軽蔑しているし、許す気もない。

「怖い人だ」

「貴方もそうでしょう?」

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


恨み節です。


許す気なんてサラサラないよ。

貴方が忘れても、生涯恨むよ。

私を囲んで見世物にした事も、描いた絵を馬鹿にしたことも、虫のいい時だけ私の道具を使った事も、ゴミみたいなあだ名で呼んだことも、私の存在全てを笑った事も、全部全部全部、恨んでいるよ。


だからきっと祟り神が好き。

愛情深い方々ですよ。懐に入れるとずっとずっと甘い。

我が子同然に愛情を向ける方々です。

ただ怒らせると生涯絶対許さない。

死ぬまで祟る。


中学生男子の多くは、構って欲しくてちょっかいをかけるそうですね。

それって同窓会で出会った時『実は好きで意地悪して』みたいなトークになるのでしょうか?


それ、火に油を注ぐことだと思った方が良いですよ。

水掛けられてもおかしくないと思った方が良いですよ。

何様のつもりなんですか?

人生滅茶苦茶にして、トラウマ植え付けて、フラッシュバックまでさせて。

それぐらいの事ですよ。


如何せん、私の中学生男子の八割が、

『兎の墓を蹴飛ばして、泣く飼育員を笑う』

という外道じみた事をしていたんですよ。

そんな奴らが親になっていたら、

『あぁ「死」を理解してない奴らが命を育ててる。凄い滑稽だな。

あんな蛮行を犯しておいて、子供を躾けるなんて、何様のつもりなんだろう。

今、奥様にその話をしたらどんな顔をするのだろう。

楽しみだなぁ。離婚かなぁ!!』

と思います。


まぁ地雷なだけです。

神様も仏様もいらっしゃるか分かりませんけれども、許せないだけです。

私に優しくしてくれた方々を悲しませるのは、本当に許せないだけです。

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