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探索許可証試験に挑む!

次の日俺は、上野にあるダンジョンに来ていた。昨日酔った勢いでネットから政府が行なっている探索許可証試験の試験を申し込んでしまい、今日は仕事も休みなのでダメ元で受けに来たのだ。


「ここにダンジョンがあるのか、、、」


建物の入り口には上野ダンジョンと書かれており、その横に探索許可証試験会場と書かれた看板が置いてある。

建物の入り口にはかなりの人が集まっており、みんな試験を受けに来たって感じの人達だ。


俺もその人の波に加わり、受付を済ませ案内された部屋へとたどり着いた。部屋の中はかなりの人で溢れかえっており、俺は部屋の片隅で試験が始まるのを待つことにした。


「えー、みなさんお待たせ致しました。只今より探索許可証試験を開始致します。」


入り口側のステージで係員の人が説明を始めた。


「試験内容ですが、みなさんに受付でお配りした受験番号順にくじを引いていただきます。そのくじに合格と書かれていた人が合格となります。」


んん?聞き間違えかな、試験内容がくじ引き?


「あのー!質問いいですか?」


大学生ぐらいの男が、係員の人にそう問いかける。


「はい、どうぞ」


「一応この試験ってダンジョンの攻略許可を得る為の試験じゃないですか、ダンジョンの攻略って危険を伴うのにくじで合否を決めて問題ないんですか?」


俺も同じことを思っていた、周りの人もうんうんと言った感じで頷いている。


「貴方が言っていることはごもっともです。ただダンジョンに挑んだ者は大抵こう言うのです、『運が良かったから帰ってこれた』とね。モンスターの攻撃が運良く外れた、ケガをしたが運良くモンスターに出会わずに帰ってこれた。そうやって運が良い者だけがダンジョンから生還できるのです!」


言ってる事もわからなくもないが、他にも大事なことはあると思う、、、。周りの人も全然納得はしてない様子だ。


「と言う事で、受験番号1番の人がからステージでくじを弾きに来てください」


係の人がそう言うと受験者達は順番にくじを引き始めた。

俺の受験番号は777番でメッチャラッキーな数字だが、少し待ちそうなのでぼーっと携帯をいじって待つことにした。


暫くすると、俺の数字が呼ばれた。俺はステージに向かい箱からくじ一枚引き、取り出した紙を広げ書かれている文字を確認した。


「ご、合格」


心臓がヤバいぐらいバクバクしていると。


「おめでとうございます、合格者の方は別室で待機して頂きます。」


まだ合格した実感は全然ないが、言われるがまま別室に向かい案内された席は座った。周りを見渡すと数十人程の人が席に座って待っている。


やる事もないので、携帯をいじって待つことにした。1時間ほど待っていると、先ほどステージで説明していた係員の人がやって来た。


「みなさん大変長らくお待たせ致しました。先ずは、みなさん合格おめでとうございます。これでみなさんは、この後発行される探索許可証を掲示すればダンジョンへ入ることが可能です。」


係員がそう言うと少し部屋の中がざわついた。


「しかし、その前に今から安全にダンジョンに挑んでもらう為のレクチャーをさせて頂きます。これもみなさんの生還率を少しでも上げる為なのでご理解とご協力のほど宜しくお願い致します。」


俺も昨日テレビでやっていた程度でしかダンジョンについて知らないから助かるな。


「みなさんも知ってると思いますが、都内にあるダンジョンの入り口は池袋、上野、渋谷の3つです。ダンジョンの中は複数の階層に分かれています。そして、ダンジョンの中にモンスターと言う生物がおり探索者を襲ってきます。」


ここまで昨日テレビで観たな。


「日本で今攻略がまだも進んでいるのが、池袋ダンジョンです。どこまで進んでいるかと言うと、現在は4階層まで探索が完了しております。」


池袋ダンジョンか、俺の家から1番近いんだよな。


「ここまでが皆さんも耳にした事がある内容ですかね。ではここからが本題になります、ダンジョンの中に入ると必ず皆さんは一つの能力に目覚めます。私たちはそれをスキルと名づけました。」


漫画とかによく出てくるよなスキルって、俺もチートスキルに憧れた時期があったな、、、


「少し見せたほうがいいですかね」


係員はそう言うと別の係員に分厚い鉄板を持って来させた。


「では、皆さん観ていてくださいね」


係員は分厚い鉄板に向けて拳を振るう、すると鉄板には係員の拳がめり込んでいた。


「これがスキルの力で、私のスキルは【剛力 Lv.1】です。この様に皆さんにもダンジョンに入るとスキルが目覚ます。そして、その力を使い皆さんにはダンジョンを攻略して行ってもらうわけです。」


「質問いいですか?」


若い女声が手を上げた。


「はい、どうぞ」


「例えば戦闘に不向きなスキルを手に入れた場合はどうすればいいですか?」


「その場合は、チームを組むことをお勧めします。ダンジョンに入るとチーム機能が使える様になりますので、詳細は後ほど配る資料でご確認お願い致します。」


「わかりました。ありがとうございます」



「では、この後皆さんには一度ダンジョンに入っていただき、スキルの確認をしてもらいます、その後ダンジョン攻略の資料をお渡しして解散になります。」


係員はがそう言うと、俺達を誘導し何やらゲートがある通路へとやってきた。


「このゲートの先がダンジョンとなっております今日はこのゲートの出入りだけしていただきます。」


俺達は順番にゲートを出入りをしていく。俺の番になりゲートを通ると、何か温かいものが体に入り込んできた様な感覚がしたが。その後すぐゲートから出て部屋へと戻された。


全員が終わり先ほどの部屋へと戻ると、席には何冊かの本と探索許可証が置かれており、係員はそれを受け取ったら帰っていいと言っていた。


「ふぅ〜終わったな、、、まだ合格した実感はないけど。ほんとに合格したんだよな?」


試験が終わり、特にその場でやる事もないので俺は足早に家に帰ってきている。


「昼過ぎぐらいから、、、」


昼ごはんに適当にカップラーメンを作り、食べることにした。


「さっきもらったやつでも確認してみるか」


俺はカバンから試験会場で受け取った、探索許可証とダンジョンの資料を取り出した。


「先ずは、探索許可証でも見るか、、、」


ラーメンを啜りながら探索許可証を詳しく観てみる、普通のカードだな、名前と生年月日、あとはFと書かれているな。


「Fってなんだろ?まぁ、いいや。次は資料に目を通すか」


ばーっと渡された資料に目を通してみる。ステータス確認コマンドってなんだ?俺は書かれた通りの言葉を唱える。


「ステータスオープン」


すると目の前にウィンドウが現れた。


__________________

神崎 夕貴

レベル 1

SP 0

MP 5

力 10

守 10

魔 10

速 10

器 10


スキル

・レベルリセット

__________________


「なんだこれ!?」


再び資料に目を通して確認する。これは俺のステータス画面で、俺の能力値を数値化した物らしい。


「んー、全てが10って高いのか低いのかわからないな。それとスキルの【レベルリセット】ってなんだこれ?」


取り敢えず、スキルのことは置いておいて、俺は資料にを読み進めることにした。


暫くして読み終えると、新しく得た情報について整理することにした。


「先ずは、探索許可証のFと書かれているヤツなんだが、これは俺の今の探索者ランクみたいだな。ダンジョンの攻略度や、レベルなどステータス情報などを、ダンジョンの管理局に報告すると上がるみたいだ。」


ほかには、、、


「スキルについて少し説明が書いてあったな、最初にダンジョンに入ると1つスキルを手に入り、レベルを上げて行くと、SPというポイントが貯まり、SPを使い新しいスキルを手に入れられるらしいな」


正直何言っているのかわからないけど、暫くはダンジョンに入る予定もないので、今はどうでもいいか。


俺はその後折角の休日なので、のんびり昼間から酒を飲みのんびりした休日を満喫した。

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