表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
シルバークロニクル  作者: しお
ジルウィンダーシーズン
12/29

12 2-x エゼルフィ魔導師学園指定教科書 攻撃魔法学



○目次

・魔力について

・詠唱について

・等級について

・各属性について(火、水、氷、風、光、念動)




◯魔力について


 魔力は体力に依存している。体力の一部を魔力に変換することによって、魔法を使うことができる。


 体力から魔力への変換は誰にでもできることではなく、変換できても少量のみという場合も多い。一般にこの体力から魔力への変換能力に優れている者が、魔導師の才能があるとされる。


 使う魔法によって元になる魔力の性質が異なる。火魔法を使うときは火魔法の元になる魔力に、水魔法を使うときは水魔法の元になる魔力に変換する、といった具合である。補助魔法、空中浮遊についても同様。


 魔力は体力依存のため、体調管理は気をつけるべきことである。病気になると変換能力も一時的に弱まってしまう。よく食べよく眠り、日々トレーニングに打ち込むことが大切だといえる。


 30歳手前頃から、体力から魔力への変換能力が徐々に低下してくる。加齢による筋力の衰えと同じように。そしてこの変換能力の弱まりは、筋力の衰えよりもずっと早い。ゆえに魔導師は20代半ばにもなればもうベテランだと言われる職種である。




○詠唱


 攻撃魔法には呪文がある。

 補助魔法と空中浮遊にはない。


 詠唱は体力から魔力への変換を効率的にする効果があり、無詠唱で撃つときより体力消耗を抑えられる。魔法を習い立ての頃はまだ魔力への変換が上手くないので基本的に詠唱する。


 体力消耗を抑えられるので、基本的には詠唱したほうが良い。ただし不意打ちしたいときや静かに攻撃したいときなど、無詠唱で発動すべき場合も少なくない。




○等級について


 初級、中級、上級、最上級の4段階がある。ただし、最上級は一部の属性でしか成功例がない。等級が高くなるにつれて高威力広範囲になり、発動までに要する時間と体力消耗が増える。



・初級

 クリーンに撃てればミニクラスの魔物を一撃で倒せる。ただ、攻撃手段としては弱い。戦闘よりも日常生活や探索時の利用に適している。戦闘に使う場合は素早く簡単に撃てることを生かして怯ませる目的で使う場合はある。



・中級

 クリーンに撃てればノーマルクラスの魔物を一撃で倒せる。弱い魔物を倒すには使い勝手が良い。ラージクラスの魔物は数発当てないと倒せない。



・上級

 ラージクラスの魔物を一撃で倒せる。ラージクラス以上の魔物と戦うときは上級魔法がメインになってくる。討伐者として活躍するには上級魔法を安定して撃てることが望ましい。



・最上級

 ヒュージクラスの魔物に大ダメージを与えられる。またラージクラスの魔物を数体まとめて倒すことができる。体力消耗が激しいので日常的に実戦で使用するのは基本的に男性のみ。それも一部の一流魔導師に限られる。




○各属性について

 火、水、氷、風、光、念動の6属性がある。両手で発動の形を構えることで各属性を使い分ける。


 初級と中級は熟練してくると片手で撃つことができる。それぞれの属性の構えを片手のみで行って発動する。



・火

 あたたかく強く燃える炎を発生させる。6属性の攻撃魔法のうち、最も難しい属性とされる。この魔法の元になる魔力への変換効率が悪いため。体力消耗も同じ等級のその他の属性に比べて多い。


 消耗が多い分、威力は高い。上手く撃つことができれば、同じ等級のその他の属性に比べて約1.2倍ほど高い威力を叩き出す。強敵への大ダメージが期待できる属性。


構え方

1.両手とも人差し指、中指、薬指の3本の指の間を閉じる。

2.閉じた3本の指の指先と指先をくっつけて屋根の形を作る。

3.小指と小指を重ね合わせる。3本の指と合わせて三角形にする。

4.親指は立てる。

5.3本の指の先を撃ちたい方向に向ける。


詠唱

初:ファイア

中:ダブルファイア

上:華めく炎、トリプルバースト



・水

 水を発生させるほか、水流を作り出したり操ることもできる。発生させた水は飲み水として利用しても健康に問題のないことが証明されている。


構え方

1.手の平を上、小指を内側にして右手と左手をくっつける。

2.それぞれの指と指の間はぴったりと閉じる。


詠唱

初:ウォーター

中:ダブルウォーター

上:澄みわたる水、トリプルミスト



・氷

 氷や冷気を発生させたり、対象を凍りつかせたりできる。氷は球形、板状、槍型など様々な形で発生させることができるので、場面に応じて適した形で撃っていく。


構え方

1.手の平を上、小指を内側にして右手と左手をくっつける。

2.それぞれの指と指の間はひらく。


詠唱

初:アイス

中:ダブルアイス

上:きらめく氷、トリプルフロスト



・コラム ミックスエラー

 水魔法の元になる魔力と、氷魔法の元になる魔力は、性質がとても良く似ている。そのため、水魔法として撃ったのに氷が混ざる、氷魔法として撃ったのに水が混ざるといったことがしばしば起きる。


 このように混じり気がある状態のことをミックスエラー、または単にエラーという。ミックスエラーが起きると威力が下がってしまう。



・風

 好きな方向に風を吹かせたり、空気の流れを操ることができる。また、他の属性の魔法を撃った後すぐに風魔法を撃つことで、飛距離を伸ばす使い方もある。


構え方

1.両手の親指と親指、人差し指と人差し指を触れさせて円を作る。


詠唱

初:ウインド

中:ダブルウインド

上:吹き抜ける風、トリプルテンペスト



・光

 球形のエネルギーの塊として撃ったり、ビーム状にして撃つこともできる。色は好きな色にできる。最上級魔法の成功例がある属性。


構え方

1.指と指の谷間にもう片方の手の指を入れて組み合わせる。

2.手の平を撃つ側に向ける。


詠唱

初:シャイン

中:ダブルシャイン

上:導く光、トリプルブライト

最:聖なる綺羅星、セイクリッド・スターズ



・念動

 最も簡単な属性。物体を動かすほか、エネルギーの塊として撃つこともできる。最上級魔法の成功例は光よりも多い。比較的簡単に撃てることから、他の属性の魔法を撃った後に追撃として使うことができる。


構え方

1.動かしたい対象に手をかざす。


詠唱

初:キネシス

中:ダブルキネシス

上:伝わる(おもい)、トリプルキネシス

最:自在なる意思(おもい)、アート・オブ・キネシス



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ