表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/19

焼き兎って意外とおいしい

 まだ、ぼんやりとしているが目が覚めた。お昼寝しちゃってたみたい!……んなわけあるか!

 起きたらおそらく早朝、鳥の鳴き声が聞こえてくる。幸い昨日のことはすぐに思い出すことができた。


「3Dマップは無理かぁ……ひどい頭痛だったけどなんでだろう?」


 頭痛はすっかり消えており、数分ほど唸っていたけど答えは出ないのでやめて朝食を食べに行くことにした。昨日と同じように席に座りオススメを頼むと今日は豆スープと黒パン、ジャムだった。

 うーん、ここに来てお米が食べたくなってきたがあるわけもなく。スープは味は濃くないけどちょっぴり辛くておいしかった。トウガラシかな? ジャムは甘酸っぱいジャムでイチゴのような味だった。

 今日は午前中は常識の勉強をしたいので準備をして街を見て回ろうかなと思う。準備と言っても部屋に戻って武器をしまうだけだが……。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 やっぱり朝だということで大通りも含めて人が多くにぎやかだ、いい匂いのする屋台もたくさん出ている。その屋台うちの一つ、串焼きを売っている20代前半っぽいお兄さんに軽く聞いてみることにした。


「すみませんー、ここは何の肉を焼いているんですか?」

「うおっ!? なんだ保護眼鏡(ゴーグル)か……いらっしゃい、これはホーンラビットって魔物の肉だ。一つ鉄貨5枚な!」

「……鉄貨? 旅をしていてこの国の通貨についてあまり知らないんですが軽く教えてもらってもいいですか? あとホーンラビットの肉って食べられるんですか?」

「旅人さんか、なるほど、いろいろ珍しいな。いいぜ教えてやるよ」


 私の姿に特にあまりツッコまず教えてくれた優しいお兄さんに聞いたところ通貨の種類は、

 金貨=1万円くらい。

 銀貨=1000円くらい。

 銅貨=100円くらい。

 鉄貨=10円くらい 。

 この4種類が基本通貨らしい。金貨の上にもまだ硬貨があるらしいが、大きな取引などでしか使われないらしいからあまり馴染みのないものになるらしいので彼は見たことはないそうな。

 前世の通貨よりだいぶん硬貨の数は少ないが、10枚単位で次の硬貨になるのはわかりやすいのでありがたい。そもそもこの世界は教育レベルはたぶん低いと思うのであまり種類を増やしてややこしくしても仕方ないのかもしれない。

 それとこの近辺では一般市民が魔物の肉を食べるのは普通のことで、冒険者ギルドが卸している大体の魔物の肉は食べるらしい。貴族様はあまり口にしないだろうがとのこと。貴族ってこの世界やっぱいたんだね、面倒事は勘弁願いたいのであまり会いたくないなぁ。


「うーむ、なるほど、ありがとうございます。あっ! 串焼き10本ほど買います!」

「まいどあり! いいってことよ」


 お金を払い、串焼きを10本を葉っぱに包んでくれた。葉っぱから一本だけ取り出し残りはインベントリに入れておいて、その場で思い切って一本食べてみる。


「はむっ……ん~! おいひい!」

「完璧な焼き加減だろ!」


 見た目は普通の焼き鳥のモモ肉っぽいのに、味は普通の肉で香辛料がつけてあるのか独特な香りがするがそれがまたいいアクセントになっていた。

 料理を褒められて嬉しいのだろう、お兄さんも頷きながら返事を返してくれる。


「また買いに来るね」

「……お、おぅ」


 少しだけゴーグルを(おでこ)に上げて気の抜けた返事をするお兄さんに軽く手を振り、焼き鳥屋さんを離れながら、次に行きたい場所を考える。

 時間はまだまだあるのでさっきの会話で出てきた冒険者ギルドに行ってみようと思う。いい加減、働かないとこのままではお金が無くなってしまう……。

 街の人に場所を聞きながら冒険者ギルドを目指すことにした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ