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第9話 連携

「せっかくパーティーを組んだんですし、連携課とか考えて見ませんか」

「ん、いいがどうするんだ」

「えぇと、まずボクが魔法使うんでエドさんは前衛お願いします」

「分かった、、、」

ということですぐ近くにいたゴブリン達に襲いかかった。

「俺は前衛だな」

闇裂をゴブリンに振りかざすとそのまま魔法を付与して斬撃を飛ばす、すると後ろにいた数匹まで切り裂いたが直線上にいなかった数匹はそのまま棍棒を振りかざす、

「火よ集いて敵を貫け、炎槍」

炎の槍がゴブリンに突き刺さりそのまま燃え上がる。

「こんな感じでいいか」

「はい、やっぱりボクだけじゃ勝てませんでした」

「けども、最後の魔法はいいタイミングだったぞ」

「あ、ありがとうございます」

笑顔でそう言うリアムに俺は少しドキリとした。


「じゃあ、3階に行くか」

「はい」

俺達は3階に向かって歩いて行く。

「そう言えばリアムは何で冒険者になったんだ」

「ボ、ボクはお金が無くて、どうしようもなく冒険者になったんです。」

「ならこれをやるよ」

俺はそう言って自分の鱗を渡した。

「これは何ですか」

「俺の鱗だ」

「エドさんの鱗」

「俺の鱗を使った道具なら闇についての力が得られる。例えば指輪にしたら闇魔法が少し使えるし、防具にしたら光属性への耐性がある闇の加護などが得られるだろう。それもこの鱗一つでな」

「ほ、本当ですか」

「ああ、しかし渡す人間は考えろよ」

「はい」

「グギャァァァ」

「きゃ」

突然オークの群れが林から出て来て俺達を襲った。

「リアム離れるなよ」

「は、はいぃ」

闇裂に魔力を纏わせ横薙ぎに切り飛ばす。

「グキャッ」

「ギャァ」

「グギッ」

ほとんどのオークはその一閃で真っ二つになり倒れた。しかし数匹はその斬撃を逃れ俺に向かって拳を振りかざすが、

「火よ集いて壁となれ、炎壁」

リアムが使った魔法でオークの拳は燃え上がり、

「使わしてもらうぞ、流蛇」

俺は炎壁に魔力を流し、炎壁から炎の蛇を出してオークを襲わせた。それにより数匹しか残っていなかったオークは完全に倒れた。

「リアムよくやったな。適切な判断だ」

「あ、ありがとうございます。」

「まあ、そろそろ帰るぞ。そろそろ夜だからな」

「あ、そう言えば」

「急ぐぞ」

俺は急いで迷宮を出る。すると、

「うわ、帰れるか」

「急ぎましょう、エドさん」

あたりは暗くなってきていてそろそろ城門が閉まる頃だ。

「リアム、つかまれよ。」

俺は体中に魔力を巡らせて身体能力を急激に上昇させる。

「行くぞ」

俺はそのまま城門まで飛んでいった。


「今日はありがとうございます」

もうあたりは真っ暗でギリギリ城門が閉まる前に入れた。

「まあいいさ、じゃあな」

俺はそう言い宿に戻った。

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