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治療してみました

 治療についても約束はしたものの実際どうしたものか。

 とりあえず、自分に傷つけ、それを治せるか試してみる。


 痛い。


 治せないことはない。血は止まる。痕は残らない。

 しかし、火傷の痕まで治せるのだろうか疑問が残る。

 もともと、気づつけた直後は治りやすい。これくらいの傷、魔力を使わなくてもほっときゃ治る。それに火傷の痕は元の世界でも治しづらい。皮膚の移植しか思いつかない。

 移植…魔力を使ってできるイメージがわかない。

 であれば、周りの組織を増殖させて、変質した組織を死滅させれば良いのか。それだと体の中に残ってしまうかもしれない。

 そうか、全部が全部変質した組織じゃないんだ。不要な細胞だけを死滅させられれば、体の負担は少なくて済む、かも。

 どの細胞を生かし、どの細胞を殺すかは魔力任せでも大丈夫。じゃなきゃ、神経を置き換えたとき、心肺停止していたと思う。きっと、交感神経と副交感神経とかを選別して入れ替えていったに違いない。

 念のため、正常と思われる領域が広がるようにイメージし、魔力を通す。

 万全と思うが、念には念を入れたい。癌化や皮膚が全部死滅、なんて状況は目にしたくない。…ちょっと想像しちゃった。怖い。


 どのように実験するか考えた。

 やはり自分でやるしかないか、な。

 プラス、結果がどうなるか、詳細を知りたい。

 レントゲンとか、X線とかで透視できないものか。

 視力をいじるのは怖いので、まだやらないと決めたしな。

 そうか、超音波エコーはどうだろう。感覚も超敏感になったし、なんとかなりそうな気がする。超音波を出す方も筋肉を超振動させればいけるかも。

 なんて考えたけど、無理でした。筋肉でも声でも、超音波なんて、でねー。修業が足りない。でも、皮膚だけなら、さわればわかります。なんとなくですが。とりあえずこれで行きます。


 痛覚遮断して、えい!っと気合を込めて熱湯を腕にかける。

 皮膚がただれていく。

 自分の皮膚がただれているのに、他人事。なんか変。

 おっと、やりすぎた。痛覚がないって怖い。痛覚を完全遮断するのは、今後やらないでおこう。水を掛ける。


「なに、やってるんですか!」


 見つかっちゃいました。


「ちょっと火傷しちゃいました。水を掛けてます。ちょっとした実験で、…」


 思いっきり怒られました。

 その間、腕は冷やしてました。痛くないけど。痛がる素振り見せなかったので変な目で見られました。。

 一緒に治療の様子を見てもらいました。

 治療は半分だけ。残りはちゃんと火傷になってもらわないと火傷痕の治療に試せない。

 ちなみに、べろっと皮がまくれました。怖かった。残り半分は、火傷したてだと赤くなるだけでみためが変わりませんでした。服で隠します。


 夜は服を着るわけにはいかないので、包帯を巻きました。

今回は短いです。近日中に次話投稿します。

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