フタツのキモチ
小説とも詩ともいえない、感じです。
思ったことや考えたことをつらつらと書いたものです。
ずっと死にたいと思っていた。
いつから思いはじめたかはわからないけど。
私は小さい頃からたくさん考えすぎたんだとおもう。
普通の幼い子たちは大人に対する態度とか話し方とかを考えたりはしないだろう。
でも私は考えていた。
だから、考えすぎて大人に対してどういう態度をとっていいかイマイチわからなかった。
結果、大人とのコミュニケーションがとれなくなった。
私から考えた普通の幼い子は無邪気に笑い、大人に敬語など使わない。
「そうしたい」そう思う自分と、そんなことしたら失礼じゃないかと考える自分もいる。
私はずっと計算高い人間。
今までもこれからも。
お母さんからよく子供らしくしなさいといわれる。
いわれてするものじゃない。
変に気を使わなくていいんだよ 子供なんだから
子供だけど、考えることは大人びているんだから仕方ない。
教師は生徒を子供とおもって接している。
それが嫌だ。
私は目を見て会話する。
ちゃんと、相手に失礼がないように。
真剣だ。
まだ、中学生。
経験することはこれからの方が多い。
でも、決して子供なんかじゃない。
気を使って考えて一生懸命だけれど、相手に迷惑や嫌な思いをさせることだってある。
子供だから。
完璧じゃない。
前はそう思ってた。
そう思いたかった。
けど、それは大人だってそうだ。
完璧じゃない。
みんなそう。
失敗する。
それでいい。
そう思えたらいいのに。
でも私はそう思えない。
分かっている。
それでいいってことは。
ただ私は子供というのを武器にしたいだけ。
子供だと思われたくない、子供だと認めたくない。
でも、大人だと思われたいし、子供だと思ってほしい
わたしの自尊心がたかいのか、自分が失敗したという現実に耐えられなくなる。
理想の自分以外の自分をすべて否定したい。
だから死にたい。
死んでしまいたい。
死んだらいいんだ こんな自分。
こんな人間生きていたって仕方ない。
自分を殺そう。
痛いのは好きじゃない。
でも、手首を切る。
この行為はリストカットと呼ばれる。
別に楽しいわけじゃない。
楽になるわけじゃない。
現実から逃げられるわけでもない。
じゃあなんで?
なんで私は手首をきるの?
分からない。
だから、私は自分がその行為をしたことを隠す。
必死に隠す。
知られたくない。
恥ずかしい。
プライドが許さない。
わけのわからない行為を私がしているという現実を。
家でも明るく、学校でも明るく。
その私を見てリストカットしているとは誰も思いはしない。
自殺願望アリの少女とは思わない。
この前はじめて、友達に聞いてみた。
この質問は私にとって危うい質問だった。
そう、リストカットに関係する質問。
軽い感じであくまで深刻にならないように質問してみた。
優しい友達。
リストカットしていても嫌いにならないと言ってくれた。
それを聞いて嬉しくもなったし、安心もできた。
だって私だったら少し嫌いになる。
だって自分もしているリストカットを気持ち悪いと思ってるから。
自分を自分で傷つけるなんて、意味不明の行動。
気持ち悪い。
だから、自分が嫌い。
そしてまた、死にたくなる。
その繰り返し。
そういえば私は小学校のころシャーペンを足や手に突き刺していたことがある。
あれも自傷行為と呼ばれる行為だろう。
そのときは何も考えていなかったから傷を隠さなかった。
お母さんは驚いた表情で私に問いかける。
私は淡々と答える。
自分がキライだから。
あの時は、イライラしたらどうしていいかわからなくなっていた。
だから自分を刺していた。
今は死にたいと思う。
ある友達が私に聞いた。
死に対する恐怖はないかと。
私はそんな恐怖がない。
全くもって怖くないといったら嘘になるのだけれど・・・。
でも死んで迷惑にならないのならいますぐ死にます。
ならなんで死なないの?
なんで自殺しないの?
いろいろ理由がある。
死ぬ時、いかにまわりに迷惑をかけずにすむか、
それを考えると自殺は不可能。
迷惑をかける。
そんなの嫌。
だから死ねない。
誰か私を殺してください。
それもダメ。
私を殺した人に迷惑。
裁判とかいろいろ迷惑なことにまきこんでしまう。
はやく寿命がつきてほしい。
でも死にたくない自分もいる。
こんなに楽しい学校生活。
まだまだ学んでいないことがたくさんある。
大好きなアーティストのこれからの曲を聴きたい。
友達と海外旅行にいきたい。
素敵な人と結婚したい。
もっともっと本を読みたい。
わたしがまだ出会っていないおもしろいこと、たのしいこと、くるしいこと、いやなことすべてに出逢いたい。
そしてそのたび私はきっと死にたくなるんだろう。
意味がよくわからないと思います。
そんなのを読んでくださってありがとうございます。