No.00・カンザキ は めを さました!
初めまして、『え?海ぶどうじゃねーの?』と申します。不定期にゆるりと更新していきます。暖かく見守って頂けたら嬉しいです。
ってて…。あー、見知らぬ天井。何か嫌な予感しかしない。周りを見渡しても机と椅子がある以外全部真っ白。扉…も見た感じは無さそうだ。
えー、俺が今どんな状況に居るのかわかんねぇから此処から出る為の穴か何か探しながら一旦状況を整理しよう。
–確か、数時間前…
俺は…そう、“神崎 冷雨”っていう名前の高校生で…今朝学校に行く途中で何かがあった気がするんだよな。あ、椅子の裏に小さい鍵発見。
んで…そうだ!途中でクラスメイトの“天野”さん…だった筈、と鉢合わせしたんだよなぁ…。そんで、天野さん…はとにかくすごい人って事しか今のとこは覚えてないな。
その天野さんと俺は遅刻数分前で…確か、近道を一緒に行くって話になった気がする。
お、机の中に鍵付きの箱見っけ。鍵は…よし、開いた。ってまた鍵かよ!
うーむ、その後は…あ、そっか俺路地裏で刺されたんだ。暗くてよく分かんなかったけど、天野さんが『ふぅ、依頼完了。』って言ってたなぁ…。で、目が覚めたらここに居ましたよ…ってな。
えぇ…俺殺されたんか…信じられんなぁ…。まぁ、そんな事は一旦置いといて、後ろを見るのを忘れてた…ってオイ、ドアあるやん。しかもめっちゃ光ってる。俺よくあんなん今まで見落としてたなぁ…。今度こそ鍵は…よし、開いた。取り敢えず外に出よう。
△▽△▽△▽
《てってーてーてーてってーてーてーてーてーてーててーん》
…某有名な寿司チェーン店かて。
《ナンバー・002でお待ちの神崎様、鍵に書いてあった番号の席にお進み下さい。ごゆっくりどうぞ!》
いや、だからは◯ずしかて!あー、言っちゃったし。アナウンスがもう完全にあそこに居るぺ◯パー君なんだよ…。まぁ、行くしかない…ですよね〜。
♢♢♢同時系列in会議室♢♢♢
「へぇ…意外と試練の突破早かったなぁ…。自信作だったのに…(´・ω・)」
「お兄ちゃん?普通にもうすぐ着く見たいだけど大丈夫そう?」
「そりゃあ流石にねぇ…(汗)」
「お兄ちゃん?(圧)今回もまたノリと勢いでやるつもり?後、最近小説書いてみたいな…なんて言ってたじゃん?こういうの小説として記録していけばいいんじゃない?私たちの知名度も上がるし。」
「ま…まぁ、余裕ができたらって事で…」
「あっ!こら!逃げない!」
「そんな〜(´・ω・)」