ひとすじの涙が
誰かがずっとひとりで泣いていた
僕には
泣かないで、なんて、言える余裕がなくて
涙流して 誰にも 気づかれずに
一人で泣いてた君に
泣かないで、なんて、言える余裕がなくて
それでも君はなみだが輝いていた
一人の時は 泣いていたけど
君は 他の人がいるところでは泣いてないから
助けてあげたいと思ったんだ
一筋の涙が こぼれた時に
泣かないで、なんて、言える余裕がなくて
だから僕は君に言う
「助けてあげようか?」なんて飾り気のない言葉を言う
君のその涙と君が好きだって気づいたのは
言ったあとで
いつか、好きだと言えるように
泣かないで、なんて、言える余裕がなくて
だって、すきだから
泣かないで
なんて言える
余裕がなくて
君の
ひとすじの涙が
好きなんだ