表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/14

悪い夢

 小さい頃から私は怖がりだ。

 布団の中に潜ればいつも恐ろしい夢を見せられた。

 言葉に表せないほど醜く大きな牙を持つ怪物に右も左も分からない暗闇の中を追いかけ回されたりした。

 でも今では追いかけてくるのは会社の上司。

 晩餐会に招待してくるのは数日前に絡まれた酔っ払いだ。


「何故、前まではとても恐ろしかったのに。これじゃあ現実と何も変わらないじゃないか!」


 私は夢の中にしてはハッキリとした意識を持って叫んだ。

 すると彼らの体はみるみる黒に侵食され、泣き崩れるように形を失っていった。


『だって、キミは仕事仕事って何も考えなくなった。空想も、冒険も、好奇心すらどこかに投げ捨てた。キミは現実しか見ていない。だからボクらも夢がどんな形をしているか忘れてしまった!』


__私たちはもうずっと、恐ろしい怪物の形を覚えていない。


貴方にとって怪物とはどんな形をしていますか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ