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生命のタネ

「次」


 羽ペンを羊皮紙に走らせる漆黒のローブを被った骸骨の前にドクリと脈立つ赤い塊を乗せた皿が置かれる。


「始めたまえ」

「はい」


 隣に立つ人周り小さい骸骨は小瓶から緑色の液体を垂らす。

 すると液体は塊に染み込んでいった。


「次」


 塊を乗せた皿は独りでに光り輝く空間へと消えて行った。

 そして骸骨の前に他の塊が現れる。

__ふと小さな骸骨は小瓶を見ながら言った。


「何故、人間に寿命を与えるのでしょう。何故、この生命のタネと運命を共にするのです」

「彼らは我々と違って学ぶのが遅い。限りある生命がどれだけ尊いものかその身をもって教えるのだよ研修生くん」


 小さな骸骨は少し寂しそうに俯向くと液体を塊に垂らした。


「幸せに生きるんだよ」

「……次」


 彼らの前にまた塊が置かれた。



死ぬのは幸せ?不幸?

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