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30話 やるべき事

「お水をどうぞー」

「どうぞー」

双子のゴブリンであるリリィとロゼがカウンターに座る幽莉とコオリの目の前に水を置いた。

コオリが目の前に置かれたグラスを掴み、中の水を一口飲むと

「此処にいる者は皆何かしらの事情を抱えている」

話し出した。

「事情って何だ」

「そういうのはお互い必要以上に干渉しないし、私の口から言う事でもなかろう」

「それもそうだな」

「だが、貴様は別だ」

「何だそれ」

「貴様は怪鬼に殺された」

「それがどうした」

「怪鬼に触れられた者は皆その力に汚染する」

「汚染は次々に広がりやがて世界を滅ぼす」

「それって俺が行ったコテコッテー国やテイマーパークもヤバイんじゃないのか」

「コテコッテー国は影響が出る前に貴様を回収出来たので問題はない」

「それじゃ、テイマーパークの方はどうなんだ?」

「テイマーパークは我々が行くよりもずっと前から怪鬼の影響を受けていた」

「そういえば確かにあの化け物がいたな」

「でもよ、そんなところに俺らが行ったら尚更まずいんじゃねーのか?」

「貴様の言う事も一理ある。だが」

「だが?」

「誰かが奴を討伐しに行かなければ遅かれ早かれその世界は滅びる」

「で、俺らが行って何か変わるのか?」

「我々には怪鬼の影響を浄化する術がある。それに」

「それに?」

「万が一の場合はその力をコントロールしてもらう必要がある」

「幽莉。当然貴様にもだ」

幽莉の全身がゾクッと震えた。

「なんだ今のは」

「その正体を知りたければ来い。貴様の体に教えてやろう」

そう言ってコオリは椅子から立ち上がった。

「その前にもう一個聞きてえんだけどよ」

「なんだ?」

「俺が元々いた世界はどうなったんだ?」

「多少の被害はあったものの奴は姿を消して以来未だ現れておらず。今のところは恐らく大丈夫だろうという判断だ」

「そうか、それじゃ」

「それでは」

「「行くとするか」」

久々の更新です。

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