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来世契約  作者: ずみ
9/10

不安だらけ

糸電話を手渡すと彼女は急いで糸電話で誰かと話始めた。


やっぱりこのひとはおかしい人なのでは......

逃げるにしてもまだ帰るわけにいかないし、他に行く場所もない。


あれこれと考えていたら彼女はあたしの方をみてこう言った


「あら、自己紹介、まだよね。失礼。私は伽羅子っていいます。」

変わった名前だなぁ。

枯れ木の隙間から漏れる山沿いの高速道路の街頭の小さい光に照らされながら伽羅子さんは言った

こうして自己紹介をされたのは久しぶりだな

「あ、あたしは、水戸りい っていいます。えっと...16歳!!」あたしも自己紹介。

「りい、さんね、よろしく」

ニコッと笑い手を握ってくれた。

素敵だ

悪いやつには、見えない、気もする。

伽羅子さんは鳥居の土台の石に腰かけた

私も向かいに腰をかける。

「突然だけど、りいさんは来世ってご存知?」

うわ、突然にしても怪しいぞ、怪しいぞ!!

あたしは不安で沢山な頭を頷かせた

「なら話が早い。私は、来世を借りて存在しているの。」





何をいっているんだこの人は。

死にたいと言った私をからかっているのか。

こんな話を鳥居に腰かけて聞いているあたしもかなりイカれてるけどこの話も相当いかれているじゃないか

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