表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラナストオンライン  作者: 深璃夜
七つの大罪篇(序)
7/12

第7話

あれから数分かけて俺は、始まりの町の門の前についた。そこにはレイナが何人かの少女たちと一緒にいた。

「ヤヒロさーん!」

「おう、さっきは大変だったな」

レイナが手をふりながら俺を迎えてくれた。

すると一人の少女がいきなり頭を下げた。

「先程は会長がお世話になりました!」

「え?あぁ、いや気にしなくていいよ。その前に会長って?」

ヤヒロの言葉を聞いてレイナがハッとした顔になった。レイナは俺の目の前にくると

「そういや、ちゃんと説明してませんでしたね。私は矢代女子高等学校ってとこの生徒会長なんです。で、こっちの四人は生徒会の役員ですね。」

と説明してくれた。

「矢城高ってあの名門の?」

ヤヒロの言葉をきき頭を下げていた少女はこちらに向き直った。

「はい、名門ってほどでもないですけど…あ、申し遅れました!私はリアっていいます!副会長をやっています。」

リアが、なのったあとに後ろに控えていた三人が前に出てきた。

「私は、ヒノカ。先程は会長がお手数おかけして申し訳ございませんでした。」

「ヤッホー!僕はアリス!よろしくね!」

「えっと…あの……ツキミ…です……」

ヒノカ、ツキミは名乗り終えるとペコッと律儀に一礼した。アリスは手首だけで手を降っている。

ヒノカは黒髪ストレートで切れ目だ。目が切れ長で口調などが大人っぽく背も高いので正直同じ高校生とは思えない。

アリスは茶髪をツインテールにしている。背は低くてヒノカとは正反対で子供っぽく活発な感じがする。目も小学生ぐらいの子供がしているようなパチッとした目だ。

ツキミは白髪で髪をヘアピンで止めている。たれ目で、一礼したあとにレイナの背に隠れたとこを見ると人見知りなのだろう。それぞれが10人が10人美少女というほどの可愛さだ。

三人にたいして感想を抱いていると自分がまだ自己紹介していないことに気がついた。

「俺はヤヒロだ。よろしく。これから五人はどうするつもりなんだ?」

レイナが一歩前に出る。

「私たちは五人でパーティーを組む予定です。このゲーム、どうやら五人までパーティーを組めるようなので。ヤヒロさんはどうするんですか?」

「うーん、俺は一人でレベルでもあげるよ」

「一人で……ですか?なら、先程の恩返しもかねて私をつれてって下さい!私、戦士なので囮くらいできますから!」

するとその言葉をききヒノカが反論をする。

「会長!それは、ダメです。助けてもらったとはいえ見ず知らずの人ですよ!?それに、私たちまだ全然レベル低いんですよ?ちゃんと考えてください!先輩はリーダーなんですし!」

「で、でも……」

激しく反論するヒノカに少し驚く。どうやらレイナのことをほんとに思っていっていることなのだろう。会ったばかりの俺でもわかるほどだ。

ヒノカはレイナの手首をつかみ力説する。レイナは多少迷いながらもこちらに目を向ける。

(仲間は出来るのは嬉しいが、レベルのことはばれたくないな…しょうがない)

「レイナ、俺のことは気にしなくていいから。それにヒノカさんの言う通り見ず知らずの他人に背中をあづけるより、五人の方が危険も少ないからいいよ。恩返しのことは貸し一ってことでいいから」

俺がそういうとレイナは渋々引き下がった。

「……わかりました。」

ヒノカはこちらを向き、その切れ長の目でにらめつける。

「ちょ、ヒノカ!」

「ヤヒロさん、ご迷惑をお掛けしました。それでは、私たちは用事がありますので、そろそろ行きます。」

ヒノカはそういうとレイナのてを引いてあるいていった。正直あの目でにらまれると少し怖いな。

レイナはこちらを何度か振り向いたがヒノカにつれられていってしまった。すると今度はアリスがこっちにきた。

「いやいやー、ごめんねー?ヒノカちゃんってレイナちゃんにたいして少し過保護なんだー。あ、それとこれ」

アリスは、そういいながら空中を何度か手でスライドさせる。すると視界にフレンド申請がきた。

「これからもよろしくねー。僕、君のこと気に入っちゃった。いつでも連絡待ってるからねー、そうそう、一応言っとくけど僕三年だからね?年下じゃないよー?バイバーイ!」

年上としり少しビックリしてる俺を尻目に、アリスは手を大きくふりレイナたちがいった方向に歩いていった。30メートル程離れたところでもう一度こちらに振り向いた。そして俺のことをじっくりと見てにこっとわらってまた歩き始めた。

「あ、アリス先輩!ヤヒロさん私たちも行きますね?フレンド申請送っておくので登録よろしくお願いします!ではのちほど!」

リアはツキミの手を引き三人のあとをおっていった。

「……なんか、すごいな。」

(なんというか…みんなキャラ濃すぎだろ)

そんなことを考えていると、リアのフレンド申請がきた。yesを押しこれからどうするかを考える。

「とりあえず、装備を整えるか。次の町の方が装備もいいのが揃ってるだろうし…このミリーナの町にいくか。」

地図を見ながら目的を決めると早速始まりの町の近くにあるミリーナという町にむかいはじめる。

(……あのアリスってやつ、なんか気になるな)

最後に向けられたあの目はまるで仲間を見るような目だった。……いや、仲間というよりは同種?同類?そして、それをまるで楽しむような喜ぶような…

「あーもー!なんて説明したらいいかわかんねえ!」

うまくまとめることが、できないことにイライラしながらもとりあえずミリーナに足を進めることにした。

遅くなって、遅くなりすぎてほんとに申し訳ありません。これからは気を付けますm(__)m


正直キャラいきなり増やしすぎて混乱しちゃいました(笑)

これから何回か改善するかもしれません。


ではまたノシ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ