表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/115

ダメ押し

土煙が晴れそこには右肩が吹き飛んでいる相手がいた。

「よし、うまく削れたね。あとはお願いするよ。」

「はい。任せてください。」

セイカさんのメテオブラストは俺のより威力があった。多分消費する魔力量を増やしたのだろう。

俺も出し惜しみはしない。

『制約:30分間動けなくなる代わりに5分間身体能力を6倍にする。』

さらにダメ押しだ。

「それは?」

「前もって用意しておいた魔道具です。」

ビー玉を魔力に浸し続けたものを飲み込み一時的に自分の魔力を向上させる。その代わり使用後は吐き気と疲労感に襲われる。効果時間は5分。

「死ね!」

地面を蹴り出して背後に回り込み首を落とす。

そのままの勢いで壁を叩き壊しモニカと戦っている相手の首を引きちぎる。モニカの相手は魔力に対して耐性があったみたいだ。相手も俺たちをよく観察してるみたいだ。

あとは勇者だ。

「オーッラァ!!!」

音魔法で勇者様の位置を確認しいない所の壁を蹴り壊す。

そしてその先にいたのは10体近い敵、そして勇者様の足下に倒れている夥しい数の魔人化した人間の死体。

本物の魔人は奥に二体居るだけか。

残り時間は後2分。出来るだけ敵を削るしか無いな・・・!

まず目の前にいる魔人モドキの首を斬り落としつつ後ろから襲いかかってきた敵の心臓を貫く。そしてその横にいた魔人モドキを真っ二つにする。

これで三体。

次に近い奴に狙いを定めて距離を詰めるが、魔人に邪魔される。

「勇者以外にも楽しめそうなやついるじゃん〜!」

「どけ!!」

魔力を込めた拳で殴るも止められる。流石に本物は格が違うな・・・

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ