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突破口

魔法戦闘は俺が得意とする、というか剣よりも慣れてる。

「ユウ。君の『恩恵』はなんだい?」

「『制約』自分に何かを課して何かを得ます。」

「なるほど・・・」

セイカさんが何かを考えている。考えが纏まるまで俺だけで戦うか。

「《メテオブラスト》!」

使用する魔法を宣言するのは意識の切り替えをスムーズにする狙いがある、それに加えて俺の場合相手に使う魔法をバラすという制約をつけることで魔法の威力を底上げしてる。

「うーわマジか・・・無傷かよ。」

「なるほどね、『弾性』か。これは厄介だね。」

「どうしましょう・・・」

切り付けても弾力がすごくて刃が通らない。魔法ぶち込んでも受け流される。

「なるほど、じゃあこうしよう。」

「?」

賢者の発案だ。どんな作戦だろう。

「効かぬなら効くまで浴びせるのみだ!」

・・・あ、ゴリ押しの脳筋タイプだこの人。魔法を撃ち込むがやはり通じない。

ダメージは与えているみたいだが決定打にはなって無いようだ。

「さっきのメテオブラストとやらより火力ある技はあるかい?」

「一応ありますけど、《フォーエレメントデススフィア》って言って使ったら俺魔力回復するまで俺ゴミですよ?」

「ふむ、ではメテオブラストの使い方教えてくれないか?」

「まぁいいですけど。」

セイカさんに簡単に教えた。速攻で使いこなしてた。チクショー天才め。

「これから私がメテオブラストで攻撃する。君は私にバフをかけてくれ。」

なるほどね、それが多分最大火力になるか。俺はセイカさんに《勇気の恩寵》をかける。

巨大な爆発音と共に土煙が上がり視界が悪くなった・・・

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