開戦
王国が送ってきた精鋭たち、約300人。内剣士150名弓50名回復師25名魔法使い75名。バランスよく送ってくれた。
「ん?この感じ・・・」
「あぁ。来たな。」
ついに開戦だ。
「王国の精鋭たちよ!!作戦はさっき伝えた通りだ!手筈通りに行くぞ!!」
勇者様が精鋭たちに指示をだす。
「俺たちも手筈通りに光魔法で隠れて皇国に乗り込みますよ。」
光魔法で周囲の光をいじり光の屈折で体を隠す。
事前に伝えておいたメンバーで潜入する。皇国に乗り込む前に別れておく。
相手の斥候に見つからないように慎重に進む。
そしてすぐに目の前には皇国の兵が見えた。
俺が魔法の用意をしているとレイラが飛び込んで首を切った。相手の兵が大量の血を流し横たわる。
「わーお・・・」
「首の血管1発で切ったね・・・」
あそこまで強くなってるとは。これなら問題ないな。
そのまま進み逸れている敵兵を見つけると排除していく。
そして城についた。
メイリアがドデカい魔法を城壁に叩き込んだ。
「よし、引き付けておくから今のうちに。」
流石はメイリア仕事が早い。
地下に入り目標を探す。
するといきなりドアが開き剣を持った男が襲ってくる。
それを俺は魔法で吹き飛ばす。
さらに奥に進むと大きな部屋にたどり着いた。そこには魔人族がいた。
「ふっふっふ。人間ども・・・よッ!?」
勇者様が問答無用で首を刎ねた。
「えぇ・・・」
「ん?」
いや、まともに当たったら流石にキツいけど情報少し引き出すとかさ・・・
「チッ魔人族だから雇ってやったのに役に立たないやつだ。」
「勇者様。」
「わかってるって。」
流石にすぐに首を刎ねることはなかった。捕獲を目的に戦闘を始める。




