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実践

帝王に用意してもらった物・・・それは・・・

「種?」

「そう、植物で壁を作って炎を防ぎ足場を悪くして機動を潰す。さらに森のように密集させることで長物を潰す。」

「なるほどね~考えたわね!」

レティシィさんが珍しく俺を褒める。

「でもただの植物なんて育つのに時間かからない?」

「これ特殊な種でね。魔力を吸って大きくなるんだ。俺以外のメンバーで魔力を毎日与えてもらって急速に地形を変化させる。」

「毎日って、そんな悠長なことしてていいの?」

「植物はソフィーさんの停止魔法で成長を停止してある。解除と同時に成長するんだ。」

解除と同時に急成長した植物は相手を巻き込んで伸び続ける。

更に植物同士も絡み合って行くため身動きが取れなくなるのだ。

その隙をついて遠距離から魔法で倒すもよし、下の方で絡めば剣で倒すもよし。

何より、この作戦の良いところは相手の足を鈍らせることにある。

この山道では馬車や馬を使うことは出来ない。

移動速度を落とすという事はそれだけ危険が増す。

つまりこの作戦は足を止める事が目的になる。

そして相手を倒すのでなく止めればいいというのもポイントだ。

「今から訓練場で試してみるけど見るか?」

訓練場に行き一掴み棚を巻き魔力を与えて停止魔法を解除してもらう。ちなみに兵士2人に協力してもらってる。

その瞬間木が生えて兵士たちの足元を掬い上げて枝に引っ掛けた。

「おーこれ数秒稼げるしなんなら確実に魔法当てれるボーナスタイムやな。」

「それに停止魔法をわざとまばらに解けば油断した所にもう1発ねじ込めます。」

メインプランはこれで決定だ。あとはサブプランを作って・・・まだやることはあるな。

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