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推測

勇者様たちと合流しあったことを話した。

「当たりはそっちだったみたいだね。」

「えぇ。ご丁寧に紋章入りの魔道具使ってんですから。」

ソフィーさんとセイカさんの解析の結果、あの魔道具には生命力吸収の禁術が使われているらしい。

「てことは相手にはヤバいレベルの魔法使い居るよなぁ・・・」

「ていうか『空』の目的はなんなのよ。」

「生命力の吸収、モニカを誘ったあのババア・・・」

・・・もしかして、いやそんな突飛なことあるか?

「また何か思いついた?」

メイリアに問いかけられる。

「思いついたと言うか完全な推測だしなんなら妄想まであるけど・・・」

「もったいつけて無いで早く言いなさいよ。」

レティシィさんに急かされる。

「多分だけど最強と言われた初代魔王の復活・・・とか?」

「・・・流石に突飛すぎるけど、確かに生命力を集めてるから説得力があるな・・・」

「モニカとソフィーさんを勧誘したのは魔力と知識を少しでも集めるため・・・って考えるとありそうなんだよね。」

勇者様が深刻そうな表情で顔を伏せていたが顔を上げて口を開いた。

「今のところ多分実験段階だと思うけどこれはもっと速く潰しに行かないとね・・・」

勇者様の言葉を聞いた全員が無言でうなづいた。

その日の夜、俺の部屋に集まった全員の前で勇者様に話があった。

内容は昼間のことに関するものだった。

「多分最悪の想定はユウの考えたシナリオでいいと思う。でも、現に奴らは魔族と手を組んで人間界を侵略しようとしてる。」

「先ずは現在起きている『空』の行動を止めてから大元を叩きにいくべきだと思う。」

俺が意見を述べると勇者様は頷いてから口を開いた。

「それが1番だと思う。取り敢えず明日は街外れの廃屋に行くあそこで人の出入りがあったとの情報があった。」

全員で合意し明日の行動が決定した。


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