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物色

・・・楽勝だったけど気になることがあった。

俺の魔法を打ち消したことだ。

ちなみに俺の魔法を打ち消したのを見るや否やソフィーさんがノータイムで重力魔法で相手を叩き潰した。

それにしても何をどうやって打ち消しやがったんだ。

「また黙りこくって何か考え事?」

「あぁ。取り敢えず、何かないか物色しようぜ。」

風魔法で回収する。うん、何個か使えそうなのあるな。

倒れている男を見ると腕輪を付けていた。

「・・・これはアレやな。《空》だな。」

「うわ何この腕輪。生命力吸い取る術式組み込んであるじゃん。」

「あぁ。それにほらこれ。アンチ魔法の術式だ。これで俺の魔法を打ち消したんだろう。」

アンチ魔法の術式。相手の魔法の属性と同じ属性の魔法を発動したらその魔法を打ち消すことができる。魔力の効率がゴミだから普通に魔法ぶつけて相殺したほうが早いし効率いい。

「だから最初消せなかったんだ。」

「え?」

「ほら、ユウの最初の水ぶつけるやつ、アレ風魔法で水巻き上げてたじゃん。」

あ、そっか普通水魔法と思うよな。俺は風魔法の方が使いやすいから失念してた。

あとは・・・なんか剣とか杖があるな。全部持ってくか。

あと金目の物は・・・特に無さそうだな。残念。

「よし、街に戻るか。」

「そうだね。戻ろうか。」

「死ね!!!」

背後から切り掛かってくる。生き残りがいたか。

切られる前に風で体を押して避ける。

「こっち来いや!!」

俺の拳に風魔法で吸引し敵を引き寄せる。

「そぉれ!!」

喉に拳をぶつけ呼吸できないように潰す。

「どうせお前は死刑になる。遅いか早いかだ。」

「ごっ、ごふっ・・・」

意識を失ったようだ。もう用はない。潰し方が甘かったかまだ呼吸できてるみたいだ。

俺たちはそのままその場を後にした。

まずはこの腕輪を勇者様たちと解析してから変な集団の話を詰めていかないと。

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