表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
63/115

提案

俺の言葉を聞いてからしばらく考えて国王陛下が口を開いた。

「良かろう、この国にある聖武器【守護の杖】と呼ばれている物をユウのパーティのモニカに貸し出そう。」

「え?」

「さらに、聖遺物も好きなだけ持って行くが良い。お主らを買っておる我を失望させるな。」

国王陛下はそう言うと不敵に笑った。

・・・・・・

「《天領の民》がどれほどのものかわからないけど、国王陛下があそこまで警戒するとは。」

「まぁ、あそこまでお膳立てされて『できません』なんで言ったらそれこそ斬首でしょ。」

俺はメイリアと話しながら王城の廊下を歩いていた

ちなみに、国王陛下から報酬として金貨500枚を前払いでもらった。

「にしても気前いいよなぁ。成功報酬で前金の倍以上の金貨くれるって。」

「それに成功したら昇格を推薦してくれるらしいしね。ま、学校行くの飽きてきたから丁度いいや。」

「俺は少し寂しいけどね。」

ミリネさんやサヤさん、ユーリィさんに会えなくなるのは少し寂しい。

でも、ずっと一緒にいられるわけじゃないし、仕方ないか。

「鍛冶屋に頼んだ新しい武器も受け取らなきゃだし、出発までやることいっぱいだ。」

「武器?何頼んだの?」

「レイラとレイサの短剣とユニさんの片手剣。俺の嫌がらせ武器。」

「嫌がらせって・・・どんな武器頼んだの?」

「射出式ナイフと替え刃。射程は最大30m。」

「うわー正面からやり合いたくないなぁそれ。」

「でしょ?相手のやりたいこと塞いでこそやん。特に今回みたいな調査系の任務だとね。」

「確かに遠距離から攻撃できた方がいいもんね。魔法でアレコレしてるの見たら魔法防ぎそうだし。」

それが怖いんだよなぁ。俺らのパーティ魔法でゴリ押してできた隙に物理攻撃捩じ込んで勝つのが主だから。

その後自宅につきモニカたちに任務の決定を報告した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ