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パーティ結成!

ギルドで報酬を受け取った後隣に併設されている酒場で集まっていた。


「ユニさん、正式にうちのパーティに加入してくれない?」


俺たちのパーティは全員後衛か中衛だ。俺は一応接近戦も出来るけど本職のユニさんが入ってくれたら大分やりやすくなる。


「そうですね・・・」


ユニさんは少し考える素振りを見せる。


「いいですよ。」


「本当ですか!?」


モニカが喜びの声をあげる。


やった! これで戦力が安定する。


「よし、じゃあ歓迎パーティーしよう!!」


メイリアが提案をする。


「そうですね。それは良い考えです!!」


ソフィーさんが乗っかり


「しゃ!肉じゃ肉!!」


俺も乗る。


「・・・お魚が良いかなぁ。」


ユニさんも乗り気だ。


「私は甘いものが食べたいです!」


とモニカ。


こうして、ユニさんの加入が決まった。


「それはそうと俺たちのパーティ名も決めないとな。」


俺の言葉でみんなが沈黙した。


え?何その反応?


「・・・考えてなかったのかよ。」


「いやーすっかり忘れてたわね。」


「はい、完全に失念していました。」


「あはは・・・」


「いやまぁ俺も頭から抜けてたけど。」



「ユウまで・・・」


「だって俺ネーミングセンス無いし。」


全員が全員思いつかなかったようだ。

「《勇気の恩寵》・・・」


ユニさんが呟いた。


「それって・・・」


「俺の支援魔法だな。」


「この前のドラゴンとの戦闘で間違いなく1番活躍した技ですし、支えになると思ったのです

が・・・」


「うーん・・・どうだろ。それが追い出された理由でもあるしなぁ。」


「たしかに前のユウさんあの技に依存してましたよね。」


「まぁ流石にもう反省したよ。」


「じゃあ、パーティ名は《勇気の恩寵》で決まりだね!」


メイリアが高らかに宣言する。


「意義なしです。」


「みんなが良いならそれでいいよ。」


「パーティ《勇気の恩寵》結成と!ユニちゃんの正式加入を記念して!!」


「宴会だー!!」


モニカって案外ノリいいんだよなぁ。


そして夜通し行われた宴の後、宿に戻った俺は部屋に入るなり倒れこんだ。ちょっと食べすぎて腹

が苦しい・・・明日はレッドボアの討伐。


レッドボアの肉・・・腹膨れてキツいのにまた食うこと考えてるの本当に笑えるわ。


「ふぅ、ふぅ・・・うぅふっふー・・・」


待って本当に苦しい。隣の部屋からうるせぇぞって意味で壁殴られてる。ごめん本当に。隣のメイ

リア。


少し歩くか。


ん?アレは・・・


「ユニさん?どうしました?」


「あはは、少し緊張しちゃって・・・」


「大丈夫ですよ。俺も全力でサポートしますし。モニカもメイリアもソフィーさんも頼りになる人

たちですし。」


「そうですね。話してたら落ち着いてきました。おやすみなさい!」


「おやすみなさい。」


俺もようやく眠れそうだ。

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