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ラオン到着

馬車に揺られ続けてようやくラオンに着いた。

「おー前来た時より綺麗になってんな。」

「2年で結構変わるものね。」

「じゃあモニカたちは宿取ってきて。俺は素材売ってくる。」

「わかりました。」

一旦別れて冒険者ギルドに行く。

受付の人に話しかけると、ワイルドウルフの素材に驚かれ現在トップの副支部長室に通された。

仕方ない。ワイルドウルフはC級冒険者でもキツいのにD級冒険者がその素材を持ってきたんだ。

しばらくして出てきたのは髭を生やした筋肉質の男だった。

この人が副支部長らしい。

ソファーを勧められ座る。

「君はD級だが、ソロで狩ったのかな?」

「いえ、パーティで狩りました。相性的に有利だったんですよ。」

「ふむ・・・どうやって倒したか詳しく聞いても?」

「えぇまぁ。俺と魔法使いで1箇所に纏めて重力魔法で拘束して前衛3人に首を飛ばしてもらいました。」

「なるほど、嘘ではないようだね。金貨2枚で買い取ろう。」

おかしい、魔物は強ければ強いほど買取価格が上がるはず。特にワイルドウルフは発見されること自体稀だからそこそこの値が付くはずだ。

「おや、安すぎませんかね?」

「君が来た距離を考慮したら当然だ。素材が劣化しているだろう。」

「あ、その辺は停止魔法で劣化止めてるんで大丈夫です。」

「停止魔法!?賢者しか使えないあの!?」

横の秘書みたいな人が驚く。

「えぇ。ウチのパーティに【賢者】居ますので。」

マジックバッグからワイルドウルフを出す。

机の上にドサドサっと音がするくらい置いた。

ちなみに解体済みなので血抜きしてあるし毛皮の状態もいいはずだ。

それを見た副支部長は目を見開いて驚いている。

「これで金貨何枚ですか?」

「5枚だ。」

うん、適正価格かな。

金貨を受け取ってギルドを後にする。

そのまま宿に向かった。

部屋割りに問題が起こった。2人部屋4部屋しか取れなかったらしい。

「あ、私はユウさんと同じ部屋で構いませんよ。」

モニカが提案する。

「ちょっ、流石に不埒よ!!」

ユーリィさんが食ってかかる。まぁもっともな意見だけど

「俺は構わんよ。」

「私もご主人と同じが良い!!」

「私も・・・」

レイサ達も乗っかる。

「うーん、そうだ!くじ引きにしよう!!」

1〜4の数字を書いた木の棒を2本づつ用意する。

「せーのっ!」

全員で引いた。

「俺と・・・モニカだな。」

「ですね。」

結果は最初と変わらなかった。

「なんか最初の頃思い出しますね。」

「あー確かに。まともに魔物狩れないから2人で一部屋使ってたな。」

懐かしいな。あの頃から比べたらかなり強くなったと思うけどまだまだ先は長い気がする。

俺の・・・いや、俺たちの目指す最強。A級まではまだまだ遠い。

明日の遺跡調査、気合い入れてかないとな。

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