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模擬戦闘

魔力測定の次の日。今日は生徒同士の模擬戦闘だ。


「これメイリアか勇者様の殺戮ショー始まらない?」


「あはは・・・」


否定しないあたりそう思う節あるみたい・・・


「では、今から模擬戦のルールを説明します。」


チーム戦で3チームに別れて組分けするらしい。


30人のクラスだからうまく別れれば10人ずつになるか。


「リーダーは私の方で選んでおきました。リーダーはリシルスさん。ユウさん。ユーリィさん。で

す。」


えぇ・・・ここは編入試験一位で合格したメイリアじゃないのか?


「では、好きなリーダーのところに行ってください。」


勇者のところに集まって終わりやろ。


ほら見ろ。


17対9対4・・俺の人望どこだ。


メイリアとモニカが一緒にいてくれて助かった。あとよく話しかけてきた女の子。名前は何て言っ

たっけ?いや聞いてないわ。


「・・・俺は泣いていいと思うんだけど。」


「私たちがいますよ!」


「まぁ勇者相手だし仕方ないよ。」


「そーそー!私たちもいるし!」


「そうだな。勝てなくとも一矢報いることできるやろ。」


この子たちいい子過ぎないか? なんか申し訳なくなってくるわ。


「今回は学校の裏の森でバトルロワイヤル形式で行う。最後の1人まで残ってたチームが勝ちだ。

そして森を壊すような攻撃は禁止とする。それさえ守ってくれればいいぞ。人数が少ないチームか

ら好きなポイントに行っていいぞ。」


ポイントについたら先生に渡された石を破壊したら先生が次の生徒を入れるらしい。


勝てるかは知らんが最初から負ける気で勝てるような相手じゃないからなぁ。


でも森でのバトルロワイヤルならもと冒険者の俺たちにアドバンテージがあるな。


最初はもちろん俺たちから。


森の中を移動しながらそこら中に条件可動式の魔法を仕掛ける。


半径2mで魔法が3回使われたら起動、踏まれたら起動。と罠を仕掛けまくる。


「そんな事してもいいの?」


「いや、先生ルール説明で罠を張るの禁止とは言ってなかったし。それにこんな偏りが出来るチー

ム決めしてるんだ最初に入る奴らの対処を見る目的もあるんじゃね?」


さすがにこんなことするとは思ってないだろうけど。


とりあえず仕掛け終わったし後は待つだけだな。

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