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11話受け入れ良すぎない?

アクセス数二万人越え、ユニーク五千人越えありがとうございます。



「まってハンバーグ!え?」


よくわからない寝言で起きてしまって恥ずかし〜。しかもみんな起きてるし…でもあれ?みんなちょっと小さい。


「なんかフェルテ様大きくなりましたね」


「あ、進化したみたい。鑑定」


【シルバーホワイトドラゴン】

フェルテ

レベル10

HP1862

MP3589

力615

防821


かなり強くなったなー。MPは特に多くなってる。


〈進化したことにより半獣化できるようになりました〉


半獣化って獣人の獣よりって感じ?


〈はい〉


なってみたいけど、今なったらみんな驚くし帰ってからにしよう。


「あのフェルテ様、俺も大きくなりました」


そこには走竜よりふた回りぐらい大きいのがいた。


「ソウシ?」

「はい」


ソウシだけ名前つけたからか、みんなにつけてから寝ればよかった。


「起きたら大きくなってました」


「それは進化したからだと思う。鑑定してみていい?」


「どうぞ」


鑑定


【疾風竜】ソウシ

レベル28

HP1932

力523


「疾風竜っていうのに進化したみたい。おそらく名前機能つけたからだと思う」


「そうだったんですか」


「というわけでみんなにも名前つけるね」


まだ村長さんたちきてないしいいよね。1人1人きちんと考えてたら1時間かかりそうだから、数でいいよね。


「強い順の男女で並んでくれる?」


みんなささっと並んでくれる。結構強さの順はしっかりあるようだ。


「前から、ソウイチ、ソウニ、ソウサ、ソウヨン、ソウゴ、ソウロク、ソウナ」


まず男子はこれでいいかな、ソウサはソウサンってすると敬語にした時ソウサンさんになっちゃうから、途中で止めてみた。あとは女子か、3人しかいないし数じゃなくてもいいか。


「それで女子の方は前からソウエ、ソウカ、ソウキ」


「「ありがとうございます」」


〈ソウイチたちが眷属になりました〉

〈『テイムレベル1』が『主人』になりました〉


ソウイチたちも眷属になったし、それにテイムが主人とかいうのになったし、進化したし朝から絶好調だな。


「わ、でかくなってる…」


心からぽろっと出たようなのが聞こえた。


「じゃなくて、おはようございます」

「「おはようございます」」


後ろを向くと小鼠と一緒に寝た走竜と村長さんたちがいた。


「おはようございます。そういえばそっちに1人いたんだった、君の名前はソウハチね」


「わかりました、これからもよろしくお願いします」


〈ソウハチが眷属になりました〉


「それにしてもフェルテさん大きくなりましたね」


「進化したので、あの村長さんたちに相談がありまして」


タイミング逃したら永遠と言えなくなるし、ちゃっちゃと言うか。


「走竜たちをここに残していっても大丈夫ですか?」


「え、残ってるれるんですか?」

「逆に残ってもいいんですかぁ⁈」


おいおいおい、そんな簡単に残していいの?ほら、小鼠以外に怖いって言う人絶対いるよ。一応捕食者と被捕食者でしょ。


「心配は無用ですよ、夜みんなで話した結果なので」


それならいいけど…


「あと、ランディでしたっけ?あの子も残していっても大丈夫ですよ。人間って言っても半分で我々と同じ被害者ですし」


「受け入れ良すぎない?」


「そうですか」


「ほら人間恨んでるとか、走竜怖いとかない?」


「確かに人間恨んでるものもいるかもしれませんが、仕返し出来ませんしどうしようもないと割り切るのがほとんどですね。走竜は優しいようですし大丈夫ですよ」


前世の人達は異種とか偏見とかないのは見習わなきゃいけないかもな。ランディもここ置いてくか、うちの家きても窮屈そうだし。


するとランディが起きたのか、鼠の後についてきた


「おはよランディ」

「おはよう」


「早速だけどランディは私と一緒に行きたい?それともここに残りたい?」


「僕はここに残ろうかな。ついてっても邪魔になりそうだし、案外僕ここに受け入れられてるみたいだし」


「ということなのでランディと走竜達をよろしくお願いします」


「わかりました」


「じゃあ私は一旦帰って、明後日の昼ぐらいにはまたきます。ではまた」


「待ってますねー」


「「バイバーイ」」


「バイバイ」


家もそうだけど、異種同士とかでも一緒に生活って案外簡単かもな。


そんなこと考えていたからか、すっかり鼠村の剣を回収するのを忘れて帰路についた。



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