1話これからどうしよ
少し書き方変えました。もっとこうしたほうが読みやすい、ここ読みづらいからこうしてなど、ありましたらよろしくお願いします。
「…まだ夜明け前か、早く寝すぎたかな。餌でも取りに行くか」
すると穴からモルが出てきた。
「こんな早くからどこ行くのですか?」
「狩りに行ってくる」
「お気をつけて」
「行ってくるね」
「行ってらっしゃいませ」
みんなを起こさないように部屋を出た。
今日は早起きしたし、緑牛を取りに行くか草原まで。
ついたー。相変わらず広いねー。お、早速緑牛発見、群れで生活してるのね。空から一気に突っ込んで1匹たおしてかえろ。
私は1匹に狙いを定め急降下し、倒すことができた。
〈レベルが8に上りました〉
やったー、レベル上がった。早速帰るかー。
帰りながら木の実をとったり、たまたまいたビッグラットを生け捕りにして持ち帰った。
「ただいまー」
「おかえりなさいませ」
「フェルテお疲れさま」
「おかえり」
「もうみんな起きてたんだね、はいコルクこれどうぞ。獣人ちゃんは木の実ね、他は今から分けるから待ってね」
私は緑牛を切ってモルたちと、キバシリに渡した。そして牛の足を一本ちぎり、魔法で火を出してその足を焼いた。それを獣人ちゃんに渡した。
「木の実だけじゃ、栄養足りないからこれもたべてね」
我ながらうまく焼けたと思う。獣人ちゃん目輝いてるな〜。綺麗な金色だな。
「じゃあ、いただきます」
「「いただきます」」
バグバク
「ごちそうさまでした。あ、食べ終わったらこれからのことについて話すからね」
ちゃんと聞こえたからか、それぞれから返事が返ってきた。
「みんな食べ終わったね」
「はい」
代表してモルが返事をした。
「これからのことを話すね。まず、もう私のお母さんは数十年先まで帰ってこない。だからうちらだけで生活して、この獣人ちゃんを世話をしていかなきゃならない。ここまでいいかな」
「はい」
「それでやらなきゃいけないことは、狩り、この家に危ない奴が入ってこないようにする、獣人ちゃんの水確保と山菜や木の実を取ってくること。あと今すぐできる、獣人ちゃんに名付けること。名付けるは別として、その他は私たちだけで毎日やらなくちゃいけない。だけど、外から無事に帰ってこれそうなのは私とキバシリぐらい、で、この問題をどうすればいいと思う」
「それは簡単な問題だ。主の配下を増やせばいい」
すぐにキバシリが答えた。
「どうやって配下増やせばいいの?脅したら可哀想だし、いつか裏切られそうだし…」
「雨風がげて、安全に寝れる住みかを与えてやるといえば、大抵の奴は配下に下ると思うぞ」
「そんな住む場所与えただけで、配下になってくれるかな?」
「この森の中で雨風がふせげる穴や洞窟なんて、俺たちみたいな群れや、強い奴がいて、ほとんどのモンスターは野外や木の下で寝たりするのが普通だな」
「そうなんだ、じゃあ雨風が防げて、まあまあ安全な住みかをあげるから、配下になって、って言えばいいかな」
「多分それで大丈夫だ、これでその問題は解決したな」
「じゃあ次は、この獣人ちゃんの名前をどうする?」
みんなが獣人ちゃんを見るので、首を傾げて不思議そうに見ている。
「獣人ちゃんは、キバシリに会う前に何か呼ばれていた名前ってあるかな?」
「名前?よく覚えてない」
「それなんだが、こやつとわしがあったのは四年前、こやつがまだ1歳か2歳頃だったから、名前を覚えていないのも無理ないんだ」
「そうだったんだね、じゃあ名前つけるか。獣人ちゃんはどんな名前がいい?」
「名前…なんでもいい!」
ん〜どうしよう、キバシリと一緒の鳥の名前でいいかな。
「ミサゴってどうかな」
「なかなかいいんじゃないか?どうする?ミサゴでいいか?」
「うん、ミサゴにする」
「じゃあこれからはミサゴって呼ぶね。配下についてだけど今から捕まえに行ってくる。その間ににモルたちは、左側のまだ穴がまだ一個もない壁にキバシリ用の穴掘っててくれる?」
「おまかせお」
「よろしくね、行ってくる」
「行ってらっしゃいませ」
「なんかいいのいないかな〜」
まず最初は守ってくれそうなモンスターだよね。やっぱり家守るってことだし、番犬かなー。だったら一番近そうなのは、オルトロスかなー。平原行ってみるか。
ん、あれは、蜘蛛の巣?それにしてもデカいな。あれぐらい大きい蜘蛛の巣作れんだから元の蜘蛛も大きんだろうな。あの糸トラップに使えそうだし、配下になってくれるか聞いてみよ。『探知』。いたいたあそこに蜘蛛ががいるのか。
私は蜘蛛のいる所の近くに降りた。
「あの、えーっと、まあまあ安全で雨風しのげる所に住まわしてあげるから、配下になりませんか?」
蜘蛛が木の後ろから出てきた。
足長い蜘蛛みたいな感じかな。どうだろ?テイムしてみようかな。『テイム』
〈脚長蜘蛛のテイムに成功しました〉
おー配下になってくれたのね。どんな感じか見てみるか。『鑑定』
〈脚長蜘蛛〉
レベル6
HP68
力46
おー、テイムしたモンスターは、ここまで見れるのか、帰ったらみんなのみさせてもらおーっと。この子にも一応言語理解してもらったほうがいいよね。耳どこにあるかわからないし、なんとなくの場所でいいよね。
「ちょっと失礼」
私は蜘蛛の体を触りながら話せるようにとわかるようになれと念じた。
「言葉わかる?この後まだ探し物あるから背中乗ってくれる?」
すると蜘蛛はカサカサ動いて、私の背中に乗って糸で自分を固定した。
「わかってるってことでいいよね。しゃべれないのは、昆虫系だからかな?まあいっか、それじゃあ飛ぶね」
こうして新しくテイムした蜘蛛を背中に乗せて、あの草原に向かった。




