あい あむ あ しんでれら
初めて書いた小説なのであまり期待しないでください
俺のなまえはシンデレラ。シンデレラってなまえだけど男だからな。
俺は小さい頃に親に家を追い出されて毎日を生き残れるか怪しい状態だった。
しかしそんなひもじい俺を救ってくれた親切な人がいたんだ。
当時の俺はその人が神さまに見えてしかたなかった。掃除や洗濯をきちんとやれば、飯は三食はもらえる、布団まで用意してくれた。
その人は三人兄弟で三人とも優しく接してくれた。
しかしそんな毎日も長くは続かなかった。
しばらく時間がたつと、まず三男――名前が分かんないからここではジョンと呼ばせてもらう――が俺に喧嘩を売ってきた。
「おいシン、お前ちょっとかっこいいからって調子のんなよ」
とか言ってきた。いつの時代の不良なんだこいつは。
あ、シンっていうのは俺のここでの呼び名な。
そんで、えっと名前なんつったっけ……あぁジョンだ。
ジョンは俺がこの前隣町に住むマリアちゃん(美少女)からラブレターをもらったから嫉妬しているらしい。かなり気持悪い。
「別に調子乗ってるわけではないっすよ」
俺は普通に返したがこれが逆に堪に触ったらしい。
「そうゆう態度がうぜぇんだよ!!」
そういいながらおれの顔面めがけてパンチをくりだしてきた。
しかし俺はそのパンチを冷静に避ける。喧嘩は慣れてるからね。
「なにお前? やんの?」 俺がドスの効いた声で言うと、奴は黙ってどこかに行ってしまったので特に気にしなかった。
しかしジョンは非常にめんどくさい奴だった。
ジョンは次男――こいつも名前分かんねぇからマイケルってことで――に助けを求めたらしい。
「シンおめぇおれの弟に喧嘩売ったらしいじゃねぇか。居候してるくせに何様なんだよ」
「ちょっとまてよ。喧嘩売ってきたのは向こうだっつーの。勘違いすんなよ」
そういって自分の部屋に行こうとしたらマイケルの野郎がいきなり背中を蹴っとばしてきた。
俺はキレて殴り返そうとしたが、マイケルは
「お前は居候の立場なんだから調子のんなよ」って言ってきたから、殴ったら追い出されそうなのでぐっと堪えた。
それからマイケルの野郎は俺が反撃出来ないことをいいことに、いつも適当な理由をつけて殴ってきた。
なんて理不尽なんだ。
そして、俺はこいつらの虐待(?)に 耐え続けた。たいして痛くもないしそれにそのうち飽きるだろうと思っていたからだ。しかしそれは収まるどころかヒートアップしてきた。この前なんか掃除してたら目の前から包丁が飛んできたんだぜ。ホントうぜぇうぜぇ。
そんなこんなで毎日を送ってる俺だが……え? 長男が出てきてないって? あぁそういえばそうだな。えっと長男のなまえもわかんねぇなぁ……とりあえず特徴はオカマ、以上。
てかあいつはマジでキモイから話題に出したくなかったんだ。
んで今日はなんでもお城でパーティーがあるらしくて三兄弟は仲良くパーティーに出かけていった。
今日は一人でのんびりしようと決めてごろごろしていたら誰かが家を訪ねてきた。
「はいはーい。どちら様ですか〜?」
そういってドアを開けて前を見てみると、そこには魔法使いっぽい格好をしたじいさんが立っていた。
「どうしたんだいじいさん? 兄さんたちなら」
「これを着なされ」
そういってじいさんが渡してきたのはタンクトップに短パンにランニングシューズ。
「なに言って」
「これを着てパーティーに行きなされ」
俺に発言の権利はないらしい。
そしてじいさんは音もなく消えていった。
「なんなんだいったい?」 俺はじいさんから渡された 服を言われた通りに着て、パーティーが行われてるお城に行った。
「うわ、でけぇなぁ」
城の大きさに驚きながら門をくぐった。
中のメインホールらしきところに行くと沢山の人がいた。
な、なんかマッチョな男の人ばっかな気がする……
しばらく唖然としていると一番マッチョな男――多分王子様――がこっちを見て
「ウホッ いい男」
とかいい始めたから俺は全速力で逃げた。
「待って!!」
王子様が追い掛けて来るが俺はスピードを緩めないでむしろあげた。
しかしそのときにランニングシューズが片方脱げてしまった。しかし俺は走りまくった。しばらく走ったが追っ手はない。王子様からは逃げられたようだ。
そして王子様は靴を拾い上げて
「あんないい男を逃すわけにはいかないなぁ。僕の相棒ももう準備万端だよ」
決意を固めていた。
「あぁ忌々しい忌々しい」俺は家に帰った瞬間にタンクトップと短パンを脱ぎ捨てた。
「なんなんだあのパーティーは! あやうく掘られるところだったぞ!?」
俺があのマッチョを忘れようとしていると三兄弟が帰ってきた。
俺が玄関まで出迎えにいくと三人はなぜかうっとりとしていた。
俺はその状況を見て急いで自分の部屋に隠れて、尻の穴を押さえていた。
それから数日がたったある日
コンコン――
「どなたかいらっしゃいませんか?」
こんな時間に誰が来たんだろうと思いつつ俺がドアを開けるとそこにはあのパーティーの主役の王子様がたっていた。
俺はとっさに逃げようとして後ろを向くと三兄弟がとも顔を真っ赤にして、
「「「王子様!!」」」
と叫んでいた。
「あぁ君達はあの時の……あれは本当に最高だったよ。僕の相棒も本当に喜んでいた」
やめろ、やめてくれ。そんな話をしないでくれ!
どうせあれなんだろ? 俺を追い掛けて来たんだろ?
「あ、君達はこのランニングシューズのサイズがぴったり合う男性をしらないかい?」
知っていますとも。だってあれは俺でしたから。しかし俺はその真実を言わない。言ったが最後死ぬまであそこを……想像もしたくない。
「とりあえず一人づつはいてみよあか」
そう言ってランニングシューズを差し出してきた。
最初にトライしたのはツヴァイザーだった。しかしまるでサイズがあってなかった。だって俺足ちっちゃいし。
そして残る二人も駄目だった。
ヤバイ、ヤバイぞ。ここが正念場だ。
俺は王子様の一瞬の隙を突いて逃げようとダッシュした。
しかし王子様は俺をガッシリと捕まえて、
「さぁ君も履いてみて」
とか耳元で囁いてきた。
やっぱりガチなのか? 俺は掘られるのか?
「さぁ早く」
そして俺はプレッシャーに負けてランニングシューズを履いてしまった。
やはりサイズはピッタリ。
それをみた王子様は笑顔で
「やっと見つけたよ。今最高に僕の相棒が元気だよ」
王子様はおもむろに物を取り出した。
いやまて!!でかい、でかすぎるだろ!!!あんなん入るわけってか俺はそうゆう趣味はないんだ!!
やめろ、やめてくれー
「アッーー」
俺は大切ななにかを失った……
とある学校にて――
女 「こうゆう劇を文化祭でやろうと思うんだけど」
男 「やめぃ」
みなさん楽しめましたか?ちょっと自分的にも意味が分からない気がしますが……(笑)これからも頑張るんでよろしくお願いします。