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地球の知識を知る

パソコンが直った。けどデータが水の泡に。もう壊れないで。

なぜか東京都庁とかいう所に連れてこられたけど、どこに行くんだろう?


「ここに来たことないから上の者連れてくるから待っててね」


 と言って消えた渡邊達也が戻ってこないから動かないけど。

 アリカはいつの間にか飲み物飲んでいるし。


「やあ、待たせたね」


 声をかけてきたのは知らない生物だった。後ろに渡邊達也もいる。


「私は近藤浩介という。最悪覚えてくれなくても構わない。それじゃあ移動しようか」


 そう言って移動するので付いていく。会議室という部屋に入った。


「それじゃあ話を始めようか。まず君達はどこから来たのかな?」


 こういう質問はアリカが答える。なぜかそのほうはいい結果になるから。


「名前など無い。ただ星主が支配する星を覚えておけばいい」


「そうか。では何をしにここに来たのかな?」


 正直に答えていいことか……最悪敵対関係なるから答え方が重要だぞ、アリカ。

「私は補佐だ。本来はこの星で戦争を起こして生物を少なくするはずだった。だけど国の多さ、使えなくなる物の多さで諦めた。だから逆転させる。地球を支配するのではなく、全てを支配する星主を倒すことに」


 近藤浩介の口がおかしなことになってる。っているか何も知らないんだけど。


「星主は無理やり自分の言うことを聞かせる力を持っている。だけどこの星に来てからその支配の力がなくなった。今なら抵抗できる。だから自分のことしか考えていない星主をこの星にいる間になんとかする

策を立てる」


「……とりあえずややこしい事態になっていることが分かった。とりあえず君達に協力しよう」


 すんなり協力すると言ったな。なにかあるのか。


「なにを考えているの?」


 あっ、聞くんだ。


「こっちの星でのエネルギーが足りなくてね。今は少ないエネルギーをなんとかやりくりしている状態なんだ。で、君達は何も無いところからエネルギーを使っているだろう? それを使えればと思ってね」


「エネルギーってこれか?」


 そう言ってアリカが小さい火の玉を作った。それを見て僕のバリアを張る。


「そう、それを創り出すエネルギーを新たな燃料にできないかと思っている」


 ふーん、つまりそっちの要望にできる限り叶えてあげて、こっちの平穏を用意する、ということか。


「分かりました、いいでしょう」


 向こうがよかったというように肩の荷を下ろした。


「そういえば、その力を生み出すエネルギーって、どうなっているの?」


 エネルギー? アリカを見るが首を横に振る。


「知りません」


 近藤という生き物が視線をさ迷わせる。


「えっと、世界にはいろいろなものが存在していて……火を燃やすには酸素という物質が必要です。少々お待ちください。これですね。この動画の通りに火を燃やすには酸素という物質が必要です。動画のように酸素がなくなれば火は起こせません。試してみてください」


 えっと、火を起こすには酸素が必要だから……まずは酸素が入らないような丸い障壁を作るか。


「酸素が中に入っている障壁を作った。とりあえずやってみろ」


「分かった! まずは酸素を使う状態で! ……おおっ! 少ない力でいつもより大きな力を出せたぞ!」


 そうなのか。この世界のルールは有効なのか。


「それならまたその中で酸素を使った火を出してみてくれ」


「分かった! 出ないな」


 酸素を使うという条件を付けると出なくなるのか。


「それならいつものように火を出してみてくれ」


「分かった! ……いつもより火が小さいな」


 確かに。でも火は出せるんだな。


「おそらくアリカさんの力で火を出していて、周辺の物質が力を助けているのでしょう。力をいつもより込めてみてください」


「おっ、いつもと同じ火だ! いつもの十回くらいの力を使っているが」


 そうなのか。いつもと同じように使えなくなるのか。


「それを相手と同じ条件にすると相手はとても戦いづらくなるでしょうね。こっちの障壁はどのような条件ですか?」


 条件? いつもと同じように使っているからな。どうしよう。


「分からないのでしたらあなたたちの力を“魔力”と称してみましょう。魔力を入れない結界を作ってください」


 結界? もしかして丸い障壁のことか? まあ出してみる。


「アリカさん。そのなかにいつも出している火を出してみてください」


「こうか?いつも通りだが?」


「ではギルハさん。そのなかに障壁を出してみてください」


 こんなの簡単に……あれ? 出せない?


「なるほど。それは自分の力ですら防ぐことが可能なのですね。その力を使えば星主という存在をどうに

かできるのでは?」


 できるかできないか。できるだろうけど、まだ危ない。星主のそばに十武秀がついているかもしれない

から。できればもう少し強くなりたい。


「まだ不安そうですね。あなたたちの能力を教えてください。おそらく星主が一番の課題でしょうから、星主をどうにかできれば交流もより良いものとなるのでしょう? どれならば星主には退場してもらうの

が一番です」


 どうやら協力してくれるらしい。


「「お願いします」」


 星主をどうにかするため、協力を得ることにした。



「とりあえず明日までに情報を集めるので今日の泊まる場所を確保するから能力を教えてくれないかい?」


 そういえば忘れていたな。


「私の能力は炎の攻撃魔法だ! なんでも燃やし尽くすぞ!」


「炎魔法……と」


「さっきも見せて障壁を張る力だ。応用はできる」


「防御魔法……と」


 近藤がメモを取り終わった。


「それでは本日の泊まる場所に案内しますね。ついてきてください」


 近藤という生き物が移動を始めたので、ついていく。移動した場所は大きい建物だった。

 近藤という生き物が少し話をしていたら縦に動く箱に乗って、一番上まで移動した。


「このフロア全て貸し切りとなっています。この階から出ないでください。食べ物は時間になったら運ばれてきますので、分からないことがあったら渡邉に言ってください。私は情報を集めてきますので。では」


 そう言って近藤という生き物は降りて行った。残ったのは僕とアリカと渡邉という生き物だけだ。


「二人の部屋はこの部屋とこの部屋です。好きに使ってください。夕食はこの部屋で取ります。何か質問はありますか?」


 二人とも首を振る。


「それじゃあ夕食を食べたら歯を磨いて風呂に入って就寝ですね。それまでゆっくりしていてください」


 言われたとおりに寝た。夕食はとてもおいしかったです。



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