新しい星での感想
ここは……どこだ? いや、さすがにこれはないだろう。
「辺り一面同じ景色は無理だろう。何も分からない。どうすればいいんだ」
辺り一面水となにもない空に何をすればいいんだ……。
とりあえず箱の中に安全に過ごせるようになっている空間があるからしばらくはそこですごそう。
「とりあえず、歩くか」
この星の生物に会えるのは一体いつになるのかな?
長い。明るい光が何度も上に来てはそのたびに下に行った。
時間の流れが分からないけどこれでようやく終わりだ。ようやく陸地が見えた。
あそこの確か……国と言ったか。その国を支配してしまおう。そうやって他の国を支配していってこの星を星主に渡すんだ。そして油断したところでなんとしてでも支配を解く。それができないと意味がないのだから。
あそこの国は何て言うのかな? 国があるとしか聞かされていないから分からないな。
絶対にしてはいけないことは驚くこと。直接的な戦闘能力が無いから戦いになったら高確率で負けてしまう。そうならないためにも目立たない。それだけだ。
それにしてもここに生物は少ないみたいだな。ほとんど見えない。というのかほとんどいない。これじゃあ言葉を理解することができないじゃないか。
とりあえず歩いてみよう。上手くいけば言葉を使う存在に会えるかも知れない。
そうして歩いていると運よく生物がいた。近づいて問題がなければ少しだけ話そう。
「こんなところに人がいるなんてめずらしいこともあるもんだなー。お前さん、何しにここにきたんだい?」
「ちょっと歩いていただけですよ」
「そうかい。それじゃあ儂はこれで」
そう言って去って行った。
なんだったんだろう、今の。とりあえず先へ進もう。
さて、建物があるところにやって来たんだけど。
「高くね?」
建物高いなー。見上げても上が見えない。そして見ない振りしてたけどさー、箱動いているよな。しかも中に人いたし。なにあれ。でも反応すると気付かれるから見るだけなんだよな……。
だけどぶつかるだけで生物殺せるよな。使えそうだ。
とりあえず歩こう。周りの人と一緒に。そうしたら目立たないから。
たまに止まるのはなんでだろう、と思ったらそういうことか。箱の動きが止まって僕たちが歩けるようにしているのか。そしてその判断は歩いている人と止まっている人の絵の光で分かるのか。分かりやすいな。
そしてお腹が空いてきた。陸に上がってからは何も食べていないからな。だけど物を手に入れるために何か渡しているものが分からないから手に入れることができない。休憩できそうな所を探すか。
すぐに見つかったな。木が生えていて、座れそうなところがあるから分かりやすい。そして生物がいない。ここなら何を食べても大丈夫だろう。
というわけですぐに食べる。美味しくないから食べるのは大変だけど。
その後はただ歩いた。なにも分からなかったからとりあえず今日は寝よう。来た道を戻り、大量の水にたどり着いた。
「とりあえず報告書を書いて寝るか」
そう言ってバリアを自分の周りに展開して大量の水の中に落ちて沈んだ。これなら誰にも気付かれない。報告書を書いて星に送るか。そして寝よう。
そうして僕は寝た。
「誰だこいつは」
警察では大忙しだった。海の上から歩いて人が桟橋に上がってきて、しばらく経ったらまた海に潜っていった。今度はその少年の周りに障壁みたいな防護壁を張って。これは地球には無い力が働いている。
「とりあえず上の者に判断を仰ぐぞ。ただの外国人の不法入国者じゃなさそうだし、異世界人だったら手
に余る案件だ」
そう言って上に報告して次の日の朝には結果が出た。
『この少年を保護し、できれば目的を聞き出すように』
「これ……俺がやるのか?」
警察官27歳渡邊達也。ものすごい失敗出来ない案件を任されました。




