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地球の話、それとアリカの想い


 マチ姉さんがキャルメちゃんに眠りやすくなる植物の香りを嗅がせてきた。


「それじゃあ最後の星、ギルちゃんの攻める同じ種族で争い数を減らしている危険の少ない戦乱の星の攻め方について話してもらおうかしら~」


 ついに来た。何も考えていないから説明しながら考えないと。


「それじゃあ説明します。確か……地球? と言う星でしたけど、はっきり言って上手い攻め方は思いつきませんでした。一番最初にたどり着いた国? から戦争を起こさせて徐々に支配すると言っていましたけど、たどり着いた国が争っていたら支配できません。すでに争っていて余裕がないのですから。だから最初から争っていたり、他の国と明らかに劣っていた場合、移動する必要があります。しかも移動した場所が安全だとは限らないので常に注意する必要があります。つまり、ある程度強くて、争いをしておらず、簡単に支配できる国を一番最初にしないといけません。はっきり言ってめんどくさいです。しかも国で一番狙い人がどこに居るのかも解らないので探す必要がありますし……本当にどうやって攻めましょう? やることは変わりないんですよ。一番偉い人を脅して全ての国を支配する。ただそれだけなのにめんどくさいです。なにか良い案はありますか?」


 思い切って聞いてみることにする。何か良い案が出ればいいけど……。


「ハッハ。暴れればいいんじゃねえの?」


「暴れるだけだと捕まって終わりですよ。しかも偉い人のところに行くことができない。だめです」


 すぐに却下されて微妙な顔をしている。


「そうね~それじゃあその国の住人になりきってみる~? それで一番偉い人に近づいてみる~?」


 あ~、住人だと思わせておいて人が少なくなったところで脅すのか。


「考えるな、ギルハ! 行き当たりばったりでなんとかなる!」


 アリカさ、行き当たりあったりでなんとかなっていたら意味ないんだけど? この作戦会議自体が無意味になっちゃうじゃん。


「考えても仕方がないからギルちゃんだけはその場で行動してね~」


 ついに考えることを放棄された。


「ひひっ。それでは簡単に星にたどり着いた後を説明しましょう。ひひっ。星にたどり着いた場所は一番

攻める存在から一番遠い場所です。ひひっ。たどり着くまでにすごい時間がかかるので渡される部屋を活用してください。ひひっ。第十位のバリアと同じようにどんな存在も通さないのでそこで寝てください。ひひっ。そうやって移動し続けてください。ひひっ。言葉はそこで寝ているキャルメさんが会話できるようにするのでひひっ。それじゃあ頑張ってください。ひひっ」


 研究員は帰っていった。キャルメちゃんを置いて。


「……ハッハ。そのキャルメちゃんを起こすか」


「そうね~」


 キャルメちゃんを起こすことになった。


「ふぁ~~~。よくねた~~」


「キャルメちゃん、元気~?」


「きゃるめはねー、げんきー!」


「よかったわ~。それじゃあ言葉について教えてくれるかしら~?」


「わかったー! ことばはねー、こっちがねー、あわせるのー! だからねー、あたまがねー、おかしくなるけどねー、がんばってー! ことばをねー、あわせるとねー、さいしょにねー、かいわをねー、するひつようがねー、あってねー、はなせないのー!」


「えっと……ギルちゃん、お願いできる?」


 なんでもよくなってない?


「言葉は向こうに合わせることになる。だから最初は戸惑うから頑張ってとのこと。一番最初に会話した言葉を理解するため、理解するためには一番最初に触れる必要があるため会話してはならない、かな?」

 合っているかどうか解らないけど。


「そう、なら話せるようになるのは全てが終わった後になるのね~。それまで星主様の為に頑張りましょう」


「ハッハ! そうだな、星主様の為に!」


「「「星主様の為に」」」


 星主様の為に動いている。だれも最初は星主を嫌っていたのに。


「それじゃあお姉さんはキャルメちゃんを帰してくるから今日は解散ね~」


「ハッハ! じゃあな!」


 そう言うとみんな自分の部屋に帰っていった。




 部屋に戻るとアリカが付いてきた


「なあ、ギルハ」


「なんだ、アリカ」


 アリカから話しかけてくるなんて珍しいな。


「私、なにかおかしいのか?」


 驚いた。まさかそんなことを言われるとは思ってもみなかったから。


「なんでそう思った。」


「……昔はな、よく一緒にいて、一緒に笑って、一緒に寝て、楽しかった。だけど最近、星主様のことばかり考えている。星主様の為に、星主様の為にって。これをおかしいを思えないのがおかしかった。だってギルハも変わったから。ギルハも星主様の為に働いて、それが正しいって思ってた。けど、妹から手紙が来て、おかしいと思った。手紙ではおかしなことが書かれていた。ギルハと一緒に、ギルハと一緒に、ギルハと一緒に……。ギルハと一緒にだなんておかしいと思った。けど違ったんだ。妹とは2年くらい会っていない。つまり妹ととの時間は2年前の時点では正しかった。けど今は星主様の為に行動しているのが正しい。正しくないはずの過去が正しくて、正しいはずの今が正しくないんだ。それなのに、おかしいと思わなかった。ギルハはもしかして気付いていたのか? おかしくなったことに」


 答えづらい。だけど答えなくては。


「明確に変わったのは十武秀になれと星主に言われたときだ。おそらくその時に何かをされた。おそらく言葉で操るものだと思う。なぜか僕は防ぐことができたから元に戻そうとしている。アリカは待っていてくれ。絶対に元に戻してみせるから」


「分かった。待ってるからな! 嘘にするなよ!」



 そう言ってアリカはベットに入って寝た。


 アリカを絶対に元に戻す。その言葉を嘘にしないために地球に行くんだ。諦めるなよ。僕。


 地球でのことを考えながら僕はベットで寝た。





時間が掛かって申し訳ない。パソコンの異常はとりあえず放置になりました。

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