一日の始まり
本当に申し訳ありません!
「厄災の神の適合者」の方があまりストーリーが思い浮かばず、何も書かないのもあれなので、新作始めます。
ここは日本の、田舎とも呼べず、都会とも言えない個性の無い地域である。
そんな所に俺達家族は住んでいる。
母の凪沙 美希、姉の明希、そして俺、隼の三人家族である。
父親はいない。
俺が生まれた後父と母は離婚し、俺達姉弟は女手一つで育てられた。
親が離婚している所以外は、一見何も特徴が無いように見える家族だが、俺は悩みを抱えている。
それは---
朝。
チュンチュンと鳥の鳴き声が聞こえる。
いつもと変わらない朝である。
そして、昨夜寝る前まで着ていたはずのパジャマが脱がされ、裸のまま布団から体が出ているのを、姉が舐めるように見ている。
「いつもと変わらない朝だな(ボソッ」
そう。
俺の悩みとは、姉が毎朝俺の事を裸にし、それを眺めていることである。
行為に及ばないだけまだマシ。
俺がそう思うようになるまで続いているのである。
「あっ!起きたのね。朝から良いもの見させてもらったわ♡」
語尾に♡マークが見えるのは気のせいだろうか。
「おはよう、姉ちゃん」
「おはよう、隼。朝ごはん出来てるから早く食べましょ」
これが凪沙家の朝である。
母は仕事の都合上、海外にいる事が多い。
それもあって姉は、自分の好きな時に、好きなように俺の体を求めて来るのである。
「今日も美味しいよ、姉ちゃん」
「そう言ってくれると嬉しいわ♡」
また♡マークが出た気がする。
こうなるのは、俺の言動も悪いのかもしれないが、これを要求して来たのは姉である。
昔、姉が料理を覚え始めた頃、姉の失敗した料理に「美味しいよ」と、言ってしまった事があった。
それ以降、姉の料理の腕はみるみる上達していった。
俺が、姉の失敗した料理に「美味しい」と言ったのは、姉の士気を上げるため、姉を悲しませないために言っただけであるが、それが裏目に出てしまい、俺が「美味しい」と言わなくなると、すかさず姉が「美味しくなかった?」などと聞いてくるのである。
こう言われる事が多くなった為、俺は「美味しい」という言葉を必ず口にするようにしたのである。
「それにしてもこの会話、いつもしているけれど、なんだか夫婦みたいね。隼と夫婦…フフフ」
「え、そ、そうだね…ハハハ…」
姉は時折このような顔を見せる。
興奮しきって、息を荒らげ、口から涎が出てきてしまいそうな、そんな顔である。
「ごちそうさま」
「はーい」
俺は朝ごはんを食べ終わると、髪の毛を整え、服を着替える。
水美高校の制服。
俺と姉が通う高校の制服である。
高校に関しても特に変わったことは無い。
いや、俺と姉がいる時点で変わらせてしまっているかもしれないか。
「よし、これでバッチリ。忘れ物も無いな」
支度をし終えた俺は、玄関へ向かう。
正直な話、このまま外へ出れたら嬉しいのだが…。
「待って!」
来た。
姉の登場である。
ドタドタと走りながら俺の前まで来る。
姉が一歩進むたびに姉の至る所が揺れる。
正直逃げ出したい。
姉の体型は全くと言っていいほど悪くない。
顔は整っており、胸は大きく、腰はキュッと締まっていて、お尻もでかくなく、だからと言って小さくもない。
完璧なプロポーションである。
だからこそ逃げ出したいのである。
周りからはカップルだと思われたり、男女から冷たい視線を俺は浴びる事になるからである。
もちろん理由は姉の体型、姉の美貌によるものである。
それに加え、姉の性格上、カップルに間違われると妄想が絶えず、俺の事を襲いそうな雰囲気を漂わせることがある。
「それじゃ、行きましょうか!」
「ああ…」
こうして俺の、姉に悩まされる日常は始まるのである。
姉□グに影響されて書いてしまいました。w