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森林エリア2階層ボス戦

しばらくは森林エリア2階層で探索と魔物を倒して、素材とドロップ品をゲットしまくった。


「なぁ、もうそろそろボスの所に行かないか?」

「そうだな。あとは行く途中にある採取や伐採ポイントで採ったりすればいいか」

「魔物のドロップ品も結構な数を手に入れたしのう。わしも賛成じゃ」


そう言うわけで俺達は2階層ボスの場所を目指して、先へと進む。


「ちなみにここのボスはどんなクマなんだ?」

「ここのボスはブルーベアーと言う名の青い毛皮のクマだな」

「戦闘は1階層のバトルベアーと大差ないんじゃが、攻撃力は高いらしくてのう。ジークならともかくガレスでは苦戦するかもしれんな」

「ただ、防御力はバトルベアーと差はないから虎鉄や八雲に関節狙いで攻撃させれば何とかなるだろう」

「要は1階層と同じ戦法で行くが、攻撃にはより注意が必要ってことだな?」

「そんなところだな」


ボスの情報を聞きながら、俺達は素材採取や出会った魔物を倒しながら、先へと進んで行く。すると・・・


「おいおい、また有ったぞ!」


俺達の目の前には宝箱の隠し場所である太い樹が存在感を主張していた。


「今日はいい日じゃのう~」

「全くだな。この素材が3つも手に入るとは」

「3つ目はどうしたもんかのう?」

「知り合いの木工スキル持ちにでも持って行くのがいいんじゃないか?」

「ふむ・・・それがいいかもしれんの」

「とりあえず、攻撃させるな」


3回目となるとガレスも慣れたもので、少ない回数で樹は倒れて後には銀色の宝箱が現れた。


「さすがに3回も金色は出ないか」

「まぁ、欲張るわけにはいかんしの」

「そうだな」


少々のがっかり感を感じながら、開けてみて演出の後に残ったのは・・・


「盾か・・・」


そこに有ったのは、水色に染まり所々に金の細工がしてある円盾だった。しかも中央には青く輝く宝石がはめ込まれていた。鑑定結果は・・・・


 蒼海盾・オーシャン  品質:5  耐久値130/130  レア度:★

 現在は入手困難な鉱石を贅沢に使って作られた円盾。価値は非常に高い。

 効果: 防御力+25 火・水耐性(中) 魔術耐性(小)

 装備適用値: 筋力 18以上  体力 20以上  器用 16以上


ほう、とうとう属性耐性の武具が出たか。しかも魔術耐性もあるから火魔術や水魔術のスキル持ちのアーツはこの盾を持っているだけでかなりのダメージを軽減できるな。


「銀色の宝箱から出たにしては強い武具だのう?」

「おそらくは確率の問題なだけなんじゃないか?銀だからと言って強い武具が手に入らないことはないんじゃないかな?」

「そうかもしれないな」

「ところでこの盾は二人はどうする?」

「フレンが貰えばいいだろう?」

「そうじゃのう」

「いやいや!さすがに強い武具を3つも貰えないぞ!」

「気にせずとも良いのじゃが?」

「そうだぞ?」

「無理だ!」


そんなわけで、二人には俺の持っている今回の探索で手に入れた素材を半分ほど譲ることにした。本当なら全部譲ってもよかったんだが、二人が全部はダメだと言い張ったので半分に落ち着いた。二人としては新たな素材を手に入れたので問題ないらしい。俺が気にしすぎなのだろうか?


この盾を貰った俺はガレスに装備させようと思ったが、今装備している獣革盾は体力アップの効果があるし防御力は蒼海盾の方が上だが、ブルーベアーとの戦いでは獣革盾の方がいいかと思いまだ装備させないことにした。


「どうした?まだ装備できんのか?」

「いや、この盾は魔術スキルを使う敵ならいいが、今から戦うブルーベアーなら今装備している盾の方がいい気がしてな」

「ふむ、なるほどな」


そう言った後、ヴォルフが倒れている樹をアイテムボックスに入れて先へと進んだ。やがて俺達の目の前に、木々がない広い空間が見えてきた。間違いなくボスが出てくるところだろう。


「よし、行くか」


俺の言葉に二人は頷き、ゆっくりと入って行った。そして中央に近ずいた時・・・・


『グルアァァ!!!』


奥から咆哮が響き、その直後青い毛皮のバトルベアーより若干大きなクマが俺達の下へと向かってきた。念のため鑑定!


<ブルーベアー Lv13>


ふむ、情報通りブルーベアーの様だな。ブルーベアーは俺達と同じ空間に入ったらゆっくりと4本足で歩きながら近づいてきた。


「ガレス!こちらも盾を構えながらゆっくり近づけ!」


俺の指示を聞いたガレスは、盾をブルーベアーに向けて腰を落とし剣もすぐに振り上げられるように下斜めに構えゆっくりと近づいて行った。


じりじりと近づく両者。やがて、ブルーベアーが2本足で立ち上がり前足の爪をガレスに振り下ろそうとした!


「ガレス!盾で受け止めろ!」


俺の指示でガレスは盾をブルーベアーの攻撃の軌道に割り込ませ、受け止めようとした。だが・・・・


ガリィ!!!


攻撃を受けた瞬間、ガレスの持ち盾から大きな引っ掻いた音が響き、ガレスは支えきれないのか右ひざを地面に付いた。


「ガレス!」

「虎鉄!ガレスを援護だ!弓で矢を放ってあのクマの肩に当てるんだ!」

「八雲はあのクマの顔に”ウィンドボール”じゃ!」


二人が指示を出して虎鉄や八雲が攻撃を放った。虎鉄の放った矢は指示通りブルーベアーの肩に当たり八雲のアーツは顔に見事命中!


この攻撃によってブルーベアーは体勢を崩して後退した。そのおかげでガレスは立ち上り油断なく盾を構えた。


「二人とも助かったぞ」

「どういたしまして」

「しかし、ガレスでは攻撃を受け止められんか・・・・」

「みたいだな。正面から受け止めるのはやめとくよ」


それからは、ブルーベアーが攻撃してきたらガレスは盾で受け流すことに努めた。受け流しながら隙を見て攻撃も加えている。虎鉄と八雲も魔術スキルのアーツを時々放ちながら攻撃を続けた。それらを続けてしばらく経ったとき・・・・


『グ、グルァ・・・』


虎鉄の”ファイヤーボール”がブルーベアーの顔に命中した直後、うめき声をあげて光の粒子となったブルーベアー。どうやらやっと倒せたようだ。


 ≪ボス魔物の討伐を確認。次の階層に進めます≫

 ≪召喚獣ガレスのLvが上がりました≫

 ≪召喚獣ガレスのスキルLvが上がりました≫

 ≪召喚士フレンのスキルLvが上がりました。スキル進化を行えます≫


おや?俺のスキルのどれかが進化できる様だな?


「やれやれ、やっと倒せたか・・・」

「ずいぶん時間がかかったのう・・・」

「そうだな。まずはお疲れ様」


時間をかけて倒したからか、二人は疲れたように言葉を発する。俺は二人を労いつつボスドロップの確認をしていた。


 青熊の毛皮  品質:4  レア度:★

 ブルーベアーの毛皮。意外と毛は柔らかくて肌触りはよい。


 青熊の爪  品質:4  レア度:★

 ブルーベアーの爪。鋭く頑丈で武器として使われる。


ふむ。毛皮は3つに、爪は4つも手に入れた。さて、次はスキルを確認しよう。


スキル: 指揮者Lv50 進化可能!! : 召喚獣器用上昇Lv48(+2) : 召喚獣俊敏上昇Lv47(+3) : 防御指令Lv37(+5) :採取人Lv25(+4) : 採掘人Lv6 : 釣り人Lv1 : 解体人Lv34(+4) : 戦闘技術Lv10(+5)


 スキル進化⇒  指揮官、統率


進化先は二つか・・・【指揮官】指揮者以上に指示が理解しやすくなり、パーティーメンバーにもわずかではあるが効果を与えるのか・・・【統率】は指揮者以上、指揮官未満の効果だが戦闘能力のアップの効果があると。これは悩ましい・・・今すぐ決断はできないな。


「とにかく今日はもう町に帰るか。リアルも昼になる頃だしな」

「そうじゃな」

「異議なしだ」


それから俺達はダンジョンを出て町へと戻った。俺は二人に約束通り先ほどの探索で手に入れた採取素材とドロップ品を渡した。二人は相談してヴォルフが採取素材をドル爺さんが魔物のドロップ品を受け取った。その後、残った素材とドロップ品を買い取ってもらいガレスの装備の耐久値を回復してから、俺は宿屋に戻り一旦ログアウト。すぐに帰ってくるけどね。

名前  ガレス   種族  ハイアーマー


  Lv 18(+1)  HP310/310(+10)  MP122/122(+4)


  筋力 22(+1)  体力 24(+1) 俊敏 15


  器用 18  魔力 9  魔防 12  


  SP: 0


  装備: 龍麟刀  獣皮盾


スキル: 片手剣術Lv11(+6) : 片手盾術Lv12(+5) : 異常状態耐性Lv28(+4) : 騎士の心得Lv15(+6)


プレイヤー名  フレン  職業  召喚士


固有スキル:  《召喚術》  《鑑定》 《召喚数+2》


スキル: 指揮者Lv50 進化可能!! : 召喚獣器用上昇Lv48 : 召喚獣俊敏上昇Lv47 : 防御指令Lv37 :採取人Lv25 : 採掘人Lv6 : 釣り人Lv1 : 解体人Lv34 : 戦闘技術Lv10


召喚可能召喚獣: ハイゴーレム / ジーク


なお、作者が書いているもう一つの小説に似たような名前の魔物が出てきますが、同じ作者が書いていると言うことで勘弁してください。いちいち、別の魔物考えるのも一苦労な物で。


次回の更新は3日後予定。

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